2021/03/15(月)06:00
陶祖・春慶翁の碑
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愛知県瀬戸市。
陶磁器好きなら、ぜひ陶祖公園まで足を延ばしてください。
そこには、陶祖・加藤四郎左衛門景正の伝記が刻まれた、六角陶碑があります。
六角陶碑は、幕末の名工.・加藤岸太郎らが1867年(慶応3年)に製作した、日本最大の陶製碑です。
この大きな陶碑を製作するには、丸窯で焼成後に窯の入口を壊して取り出すしかなかったそうです。
陶碑は、高さ410cm、各辺の幅60cmで、志野釉掛け。
29個の陶器の部品が、歪みなく組み合わされています。
陶器の焼成での収縮や歪を知り尽くした、素晴らしい陶芸の技術が発揮されています。
陶碑の内部は空洞で、法華経が一字ずつ書かれた石が納められています。
(内部の画像出典: http://touso800.jp/rokkakuhi.html)
陶祖・加藤四郎左衛門は、別号を春慶とも呼ばれます。
陶碑の側面に書かれているのは、陶祖の伝記です。
陶祖公園は丘の上にありますが、一見の価値はあります。
瀬戸市へのご訪問時は、ぜひご検討を。
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【 鼠志野 香炉 】
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