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カテゴリ:高見彰七
![]() にほんブログ村 阿弥陀院の観音像が、高見彰七作品とする理由を紹介します。 1)観音像の姿勢が体をくねらせた「流れ形」 これは皆さんも同意かと思います。 衣装の造形にも高見観音の特徴があります。 ![]() 2)像の前後に接合部がある 像の前後を別に作成して接合する高見彰七の製造法の特徴。 比較的綺麗ですが、接合面に沿ってヒビ割れもあります。 ![]() 3)手を体と一体化させている これも高見観音の特徴。 腕の破損を防ぐためでしょう。 4)寸法比が高見観音の中型サイズ 中型の高見観音像は、 高さ:胸幅:胸厚=120~160:30~50:20~30。 5)顔に明るい褐色の着色が残っている 高見観音で使われる着色が残っています ![]() 6)顔のモルタルはきめ細かく、体のモルタルは粗い お顔は滑らかに仕上げられている 7)お顔がご親族に似ている お顔に見覚えがあると思っていましたが、 前回の記事掲載後に気づきました。 ゆるいなどと書いてしまい、すみませんでした。 ところで、阿弥陀院のお堂内は綺麗で、御住職もおられるようです。 ただ、御堂の外装は修繕が必要にみえます。 ![]() 維持管理は大変とは思いますが、 お寺も観音像も永く守っていかれますようお願いしたいと思います。 【 孫が描いた似顔絵のハンカチ 】 ![]() ![]() < ↓ ランキングクリックはこちらから > ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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