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カテゴリ:高見彰七
![]() にほんブログ村 岡崎市の名鉄 藤川駅。 この駅の周辺は、東海道五十三次の藤川宿の遺構が点在します。 寺院や神社も多く点在するので、藤川駅周辺を散策しました。 ただ散策には、ひとつ課題がありました。 多くの文化財は旧東海道沿いにありますが、 一畑山薬師寺だけが山の上にあります。 一畑山薬師寺はテレビCMもよく流れている寺院。 藤川駅にはタクシー乗り場もなく、仕方なく山歩きを決行しました。 まずは関山神社に行きます。 ![]() その境内から関山神社奥の院を経由して、 一畑山薬師寺に向かいます。 こちらがその参道(登山道)です。 ![]() 石に足を取られやすい、かなり急勾配の参道。 この岩場は波蝕巨礫群という地層によるものと説明書きがありました。 この様な道を、駅から2km、標高差200m……。 どうにか到着した一畑山薬師寺には、広い駐車場がありました。 その駐車場の片隅に、蛇ヶ谷龍神の小さな祠があります。 蛇ヶ谷龍神はこの地に一畑山薬師寺を開けとお告げした 蛇神様を祀っているそうです。 ![]() 祠の説明板の下に見慣れたものがあります。 ![]() 一目でわかる、高見観音です。 高見観音では最も小さいクラスです。 ![]() 前後の接合面は不明瞭です。 小型の像は一体で製作しているのかもしれません。 ![]() 後から見ると、鳥の糞の汚れが痛々しい。 ![]() それにしても置かれ方が適当です。 固定されていない様子で、周囲の石で補強しています。 祀る場所に困り、誰かが置いたものでしょうか。 ![]() 岡崎市の南東部では、高見観音の発見例はありませんでした。 珍しい地域での発見例として、高見彰七作品リストに登録です。 リンク集2 (No.34) ・所在地: 岡崎市藤川町王子ヶ入 蛇ヶ谷龍神 ・製作年月: 不明 ・作家銘: なし ・特徴: 高さ45cm, 胸部幅 12cm, 胸部厚 9cm, 裾幅 15cm 【 置時計 】 ![]() ![]() < ↓ ランキングクリックはこちらから > ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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