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西洋陶器を求めて - 内外の洋食器 -

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*** 旅行・美術館・博物館 ***

2020年10月03日
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キリシタン灯篭に疑問を持つ私。
その中で、”本物”とされるキリシタン灯篭に出会いました。

愛知県知多郡東浦町の越境寺(おっきょうじ)。
そこには東浦町指定文化財の、いわゆる公認の切支丹(キリシタン)灯篭があります。

それは一見普通の灯篭です。
織部灯篭の形ですらありません。




竿・笠ともに天城石製。
竿長は90cm、胴回りは100cmから105cmで上部が太くなっています。
上に乗る笠は高さ38cmです。

この灯篭は、明かりを点すと真の姿が現れます。




光を通して現れるのは、十字架。
その十字架の大きさは、縦17cm、横13cm。

この灯篭は、徳川家康の関東移封の際、共に従い相模玉縄城主となった水野忠守に保管を頼まれたものと伝わります。

キリシタン灯篭と鑑定されたのは昭和40年。
キリシタン灯篭研究家で鳥取民俗美術館長の松田氏により認定されました。

この灯篭は越境寺に参拝しても、簡単には見つかりません。
写真の本堂の裏側の木陰に、隠される様にありました。
灯篭の傍には説明書きもあります。




あくまで姿を隠そうとする様子。
いかにもキリシタン灯篭らしいと感じました。


【キリシタン灯篭の記事】 「キリシタン灯篭はどれでしょうか? 」


【 邪教のあかし 】







最終更新日  2020年10月03日 17時27分52秒
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2020年09月30日
テーマ:鉄道(15441)
2012年に改修されたJR東京駅丸の内駅舎。
赤レンガの壁面を目立たせる黒い屋根。

この黒屋根は粘板岩(スレート)でできています。
そしてその粘板岩は、宮城県石巻市雄勝町の雄勝石(おがついし)です。




東京駅の改修のため、雄勝町では雄勝石を6万枚以上保管していました。
ところが2011年の震災の大地震で、雄勝石は津波で流されてしまいました。

やむなく海外産の石を東京駅の改修に使うことが議論されました。
しかし、雄勝町の人々はあきらめませんでした。

町の復興の最中にも関わらず、町民は流された雄勝石4万5千枚を回収しました。
そして、それらはすべて洗浄され、東京駅舎の屋根に使われました。

JR東京駅丸の内駅舎の屋根に込められているのは、東北復興への願い。


【雄勝石の角皿】







最終更新日  2020年09月30日 19時21分45秒
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2020年09月08日
寺院では独創的な建造物に出会うことがあります。

ここは愛知県西尾市吉良町の宝珠院。
この寺院には、他にはない形の鐘楼門があります。

その鐘楼門は六角形をした六角鐘楼門です。
六角鐘楼門の両脇には、仁王像があります。




この六角鐘楼門により、境内の建物も独特の配置になります。




驚いたことに、梵鐘が2個もあります。
2個の梵鐘は「慈悲の鐘」と「智慧の鐘」とのこと。




下から梵鐘を見たのが、次の写真。




宝珠院は、浄土宗西山深草派の寺院。
豊臣家と徳川家の庇護を受け、両家の位牌を祀り、寺紋を「三ツ葉葵」とする由緒ある寺院です。

この六角鐘楼門は、2001年の開創550年に、21世紀記念で建立されました。
六角の形は六波羅蜜を意味します。

寺院もこうして、少しずつ姿を変えていくのかもしれません。
古きものと新しきものの融和、情緒ある形で進めばと思います。

その前に、あの双鐘の語る歌を聴きたい。


【食用の梵鐘】







最終更新日  2020年09月08日 19時56分10秒
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2020年08月23日
寺院の消失では、貴重な文化財が失われます。
大変に大きな損失ですが、寺院の火災は意外に多くあります。

乾坤院(けんこんいん)は、愛知県知多郡東浦町にある曹洞宗の寺院。
乾坤院には徳川家康の祖父、水野忠政の墓があります。
家康の生母、於大(おだい)の方の位牌も祀られています。

2016年3月、乾坤院は大規模な火災に遭いました。




(画像は、https://www.asahi.com/articles/ASJ3456JFJ34OIPE01F.html)

この火災で、本堂跡,座禅堂跡,堅雄堂などを焼失しました。
乾坤院建立時に奉納された忠政像や、水野氏歴代の位牌も焼失しました。

火災で山門は残りました。




回廊にある竜宮門風の鐘楼も残りました。




その後の再建は時間がかかると思われましたが、わずか3年で再建されました。
写真は再建後の本堂を、最近撮影したもの。




再建された示玄堂。




実に短期間の再建に、地域の支援者の方々の多大な支援が偲ばれます。


この乾坤院の火災の前年の2015年10月、安楽寺も焼失しました。
安楽寺は愛知県蒲郡市清田町にあり、”於大の方”がすごしたお寺です。

家康の生母、於大の方ゆかりの寺院が、続けて被災しました。
安楽寺の火災は不注意からの引火で、乾坤院の火災とは無関係。

乾坤院の火災は原因不明ですが、出火元の本堂は誰でも入れる状態でした。
本堂の扉を日中は施錠しなかったのは、”開かれた寺でありたい”という住職の想いからでした。

地方の寺院への十分な防火設備の設置は、財政的に難しいでしょう。
寺院の仏像の盗難被害も増えています。

文化財の保護と公開。
この難題には、行政からの資金援助も必要です。

費用を惜しんで、貴重な文化財が失われることは避けたいものです。


【ペットもみまもり】







最終更新日  2020年08月23日 16時09分28秒
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2020年07月18日
テーマ:戦争反対(1080)
聚楽園の大仏様。
この大仏様を近くで見たのは、初めてのことでした。
いつもは遠くから、工場などの向こうにひょっこりと飛び出た、大仏様の頭だけを見ていました。




愛知県東海市にある、この阿弥陀如来の坐像。
聚楽園の大仏様は鎌倉、奈良の大仏より大きく、高さは18.79mもあります。




この大仏様は1927年に、昭和天皇の御成婚記念として開眼されました。
大仏様の建立者は、実業家の山田才吉氏。

山田氏は守口漬の考案者で、愛知県下で初めて缶詰製造販売を手掛けた人物でもあります。
山田氏が創業した喜多福総本家は、今も続く守口漬の製造販売店。




大仏様の作者は、後藤鍬五郎氏。
後藤鍬五郎氏は、愛知県内幾つものコンクリート製の作品を残しています。

仏像などをコンクリート製とすることには、賛否両論あります。
コンクリートは意外に劣化しやすく、補修しなければ崩れてしまいます。

しかし、この大仏様は、コンクリート製故に今日まで姿を留めました。
事実、大仏様の傍にあった山田才吉像は金属製故に戦時中に金属供出されて、今は残っていません。

価値が低いと見下されがちな、コンクリート像。
しかし戦争という人災を前にした時、その評価が身を救うこともあります。





【自国第一主義は戦争の始まり】







最終更新日  2020年07月18日 17時21分15秒
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2020年06月21日
愛知県西尾市の金蓮寺弥陀堂は、愛知県最古、鎌倉時代中期の木造建築物です。
そして弥陀堂は、西三河地区唯一の国宝の建築物でもあります。




参拝したのは梅の咲き始めの頃でした。
国内でのパンデミック騒ぎもまだ先のことで、ボランティアの説明員も複数人おられました。

弥陀堂の屋根の桧皮葺に復元したことなど、説明くださいました。
一時期は瓦屋根に簡略化されていたそうです。
その甲斐あって、屋根が復元された翌年に国宝に指定されたとのことです。




阿弥陀堂の中にも、拝観料200円で入ることができます。
木造の阿弥陀如来様などが祀られています。




ボランティアの皆さんの説明も再開したか、間もなく再開するのではないでしょうか。
地域の国宝を守るボランティアの皆さんが、早く自由に活動できますように。


【外出では熱中症対策、晴雨兼用 完全遮光 ひんやり傘】







最終更新日  2020年06月21日 16時40分46秒
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2020年06月16日
鬼瓦といえば厄除け。
屋根の上で、住人を守ってくれています。




愛知県高浜市は、300年前から瓦の産地。
高浜市の三州瓦は日本三大瓦のひとつで、その生産量は日本最大です。

高浜市では、様々な瓦が見られます。










公園にも、瓦のオブジェがあります。










屋根の端、棟瓦の橋の瓦は、鬼の顔がなくても鬼瓦です。
蓮の模様や家紋の模様の鬼瓦がよくあります。




梅雨の日本。
雨と戦う瓦たちを、時には見上げてあげましょう。


【エコバッグ: レジかごセットで詰め替え不要】







最終更新日  2020年06月16日 19時31分28秒
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2020年06月13日
弘法大師にも様々な御姿があります。
愛知県知立市の遍照院では、その御姿の多くを見ることができます。

初めは、三河三弘法のひとつ、「見返り弘法大師」。
この地を訪れた弘法大師が、別れを惜しんで振り返ったお姿。




にらまれているように感じるのは、私の不徳を看破されているからでしょう。

こちらは子宝祈願、安産祈願の「子育(こやす)大師」。
別のお寺でもご覧になったように、子供を抱えています。




次は「厄除大師」。
疫病も退けてくださるでしょうか。




続いて、湧水を授けた「慈水大師」。
弘法大師の湧水伝説は各地にあります。




さらに修行する「修行大師」。




そして最後は、名もない大師像。
お疲れ大師とでも名付けましょうか。
ちょっと頑張りすぎましたね。




修行の努力、広い慈悲の心と恩恵。
そして休息も必要と、様々な教えを下さる大師様でした。


【そろそろ、お出かけ?】







最終更新日  2020年06月13日 16時59分36秒
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2020年06月11日
愛知県西尾市の赤羽根古城跡に建つ、赤羽別院親宣寺。1700年建立の親宣寺は楼門が立派です。











楼門は彫刻も精緻。




そして彫刻をよく見ると、面白い模様が見つかります。




卍の文字があるのがおわかりでしょうか。
ただし逆向きの右卍です。

右卍はハーケンクロイツの悪い連想をさせますが、もちろんこの彫刻は無関係。
かつてドイツのシュリーマンンが、トロイ遺跡内部で右卍模様を発見しました。
これをナチスがアーリア人の象徴として採用したのがハーケンクロイツです。

仏教では左卍は”和”を、右卍は”力”を示すそうです。
親宣寺は城跡に建立されていますから、力を示す右卍なのでしょう。

寺院の彫刻は、よく見ると発見があります。
皆さんもお見逃しなく。

【やわらかいフリスビー】







最終更新日  2020年06月11日 19時08分33秒
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2020年05月09日
姫路市の太陽公園「石のエリア」、最深部までやってきました。

ここには東洋の建築物が並びます。
例えば中国の天安門。
天安門なら、あのお方の肖像画を掲げて欲しいところ。




紫禁城は、中国の技術者が製作しただけあり細部も良い出来。
ただ、中国の本家を見ているので感動はありません。




さらに進めば、中国の双塔寺。







なぜ双塔寺と呼ばれるのかは、寺の背後の景色に答えがあります。
背後に塔が見えますね。




双塔寺の名前のとおり、塔が2基あります。




これほど大きな塔まで2基建てたことに私は驚きました。
同じ物を2個作らないと気が済まないという”ルール”は、ここでも守られていました。




塔を見るには、万里の長城を登らなくてはなりません。
万里の長城は、滑り落ちそうな、とんでもない急坂です。




入り口から右に登ると、頂上には見晴らしの悪い展望台があります。




万里の長城を下り、鐘楼で鐘を撞きました。




勢いよく鐘を衝いたら、鐘が割れるのではないかというほどの大音響。
怒られるのではないかと、つい周囲を見回しました。

石のエリアは広さ4万坪で、上り下りあり。
(先日の日記で広さ3万坪と書きましたが、太陽公園のH.P.に4万坪とありました)
万里の長城だけでも長さ2kmあると聞いていて、しかも足下が危ない急坂です。

予想外に石のエリアで時間がかかり、まだ城のエリアを私は見ていませんでした。
時間に焦り、疲れもあり、万里の長城は右方の頂上まで見て戻ることにしました。
万里の長城は、まだ左に登るルートもあったというのに。

万里の長城を右の頂上までで止めたこと。
これが私の大失態。
この結果、私は石のエリア最大の展示物、摩崖仏を見落としてしまいました。

摩崖仏は高さ25mで、東大寺の大仏の1.7倍の大きさ。
半彫の大仏では、日本最大の大きさです。




 (画像: ウィキペディアより)
摩崖仏の存在を知りながら見落としたのは、それだけ太陽公園のスケールに圧倒されていたということでしょう。

最後に、皆さんにアドバイスを。

城エリアで岐路に付こうとした時、ひとりのツアー観光客の男性に会いました。
帰りのバスへ向かうその男性は、石のエリアが見れなくて残念と言っていました。
ツアーでは、石のエリアは別料金と聴かされていたそうです。

しかしそれは間違いです。
太陽公園は、石のエリア、城のエリア、モノレール、全て共通の入場券で大人1,300円です。
時間がないため、ツアー観光の運営者は城エリア限定としたかったのでしょう。

城エリアは内部にトリックアートの展示があり、くるみ割り人形も見ることができます。
それでも太陽公園の本当の面白さは、石のエリアにあると私は思います。

白鳥城は工費40億円ですが、残りの工費120億円は石のエリアなどに使われています。
皆さんが健脚で、面白く太陽公園を堪能したいなら、私は石のエリアをお勧めします。


【太陽公園の日記1】 「ノイシュヴァンシュタイン城をまねるなら」
【太陽公園の日記2】 「人喰い熊、あらわる!」
【太陽公園の日記3】 「いきなり凱旋門」
【太陽公園の日記4】 「石のエリアは予測不能 (モアイ像)」
【太陽公園の日記5】 「とりあえず作ってみた? (兵馬俑坑)」
【太陽公園の日記6】 「ピラミッドぐらいでは驚かない(五百羅漢)」

【これも2個】







最終更新日  2020年05月09日 19時25分52秒
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