箱根駅伝
あれから10日経ちましたが、箱根駅伝...今年もドラマありましたね~。何が起こるかわからない駅伝。みんな自分の学校の誇りとみんなでつなぐ襷の重さを思い知りながら、次の人に届けるべく、そして翌年のシード権をとるために、一生懸命はしっていました。今年は、駒澤大学の5連覇がかかっていたそうで、こうなると駒沢には悪いが、強いところを負かす学校を応援したくなります。さて、結果は見事に駒大を破って優勝したのが亜細亜大学。出場29回目にして初の総合優勝という快挙。オメデトウございます。往路はなんと言っても、山梨学院の留学生モグス。彼は二区を13位で出発しましたが、まぁすごいことすごいこと。見事な快走で12人抜きをやってのけ1位で三区につなぎました。同じ区間を走っていた日大の留学生サイモンは反対に大変なことになりました。四位で襷をうけとり、一時はトップになったのですが、あれよあれよと失速。なんと14人にぬかれて15位になってしまいました。これもひとつのドラマ。かくして往路は順天堂大学が17年ぶりに優勝したわけです。翌日もドラマがまっていました。途中まではひょっとしたら順天堂が優勝するかも...なんて思ってました。30秒差で5連覇を狙う駒大が次にひかえているので、プレッシャーもあったのでしょう。しかし快調な走りで、8区時点で二位に約3分ほどの差をつけたのです。ここからがドラマがまっていました。トップを走るは順天堂主将の難波。残り5kmで異変がおこりました。どうやら脱水症状らしいのです。道を左に右にふらふらと走ります。監督が車から飛び出して水を与え、対向車線にはみ出さないように体を張って声をかけます。もう見てて、ものすごく応援しちゃいました。しかしあと5km。目はうつろ。途中で足もとまりそう...しかし気力で走ります。いや歩いているというべきか...彼はがんばりました。がんばって襷を受け渡しました。4位に落ちてしまいましたが、襷を渡しきったその無意識の中のがんばりをたたえたい。そして結果は総合優勝は亜細亜大学の手に渡ったのです。いつのころからか何気なく駅伝を見るようになりましたが、襷一本にかかるその重さ。あまりに時間があくと、次の走者は繰り上げスタートとなってしまい、自分の学校の襷を受け継ぐことなく走らなければならないのです。そうならないように、みんながんばっているわけです。今年も熱い走りを見せてもらいました。本当に感動しましたよ。