2006/04/08(土)17:22
就業対策と国の行き先
ブログの表題とは関係がないのですが、こちらのテーマで書き込みをしている方の内容を拝見させていただき、思うままに書かせていただきます。
今でも、失業率が減少してきて、景気は上向いているとの国の認識ですが、新卒者の就職率は数値上は上向きですが、現状は甘くないようです。
正社員以外にも、アルバイトやパート、派遣などいろいろ区分はありますが、一度職を離れた方が再就職するのは大変なようです。
問題なのは、フリーターやニートなどの増加もあります。
特に問題なのがニート、NEET(Not in Employment, Education or Training)のようです。直訳すると「就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人」ということですが、詳しく記載すると、学生でもなく、就業者でもなく、求職「活動」もしておらず、主婦(主夫)でもないという者をさすそうです。
しかも、「フリーター」はニートに含まれないとのこと。
また、就業意欲があっても求職活動していなければ「ニート」になるし、家事手伝いはニートに含まれるそうです。
考えるに多くの問題があると思います。
・国の対策の遅れと解消に向けての努力が見えない。
・ニート対策をすると、最初から求職していた人の足を引っ張りかねない。
・当然、国の財政や社会保障にも大きな影響を与える。
等、他にもあると思います。
また、病気のためニートになる人もいます。
テレビなどでもとりあげられていますが、取り組みには大変なようです。
現状から考えると、ニート解消には莫大な費用がかかるようです。
企業側も、ニートの雇用には消極的なようですし、もっと積極的になってください。
また、本人の自覚や自信も必要ですね。
NPO等の助けも必要でしょう。
ただ、ニートの方にも言い分は当然あるでしょう。でも、今までの経験ですばらしい潜在能力があるかもしれません。
何とか前向きな活動が出来る基盤整備を望みます。
また、再就職者の雇用にも力を入れてください。
もったいない技能が埋もれていますから。マイスター制度の導入なども考慮していただきたいと思います
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