|
カテゴリ:メルマガ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ Takeさんの韓国 FAQ <古くからの友人、韓国をよく理解するための日本人サラリーマン日記> 2005年05月26日 NO.21 Takeさんへの意見、質問メール⇒ korea_faq@yahoo.co.jp ホームページ⇒ http://www.geocities.jp/korea_faq/ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ Takeさんです。 皆さん、アンニョンハセヨ!! 大勢の方から質問メールを頂いております。この場を借りて感謝申し上げます。これに答えているだけでメルマガネタには困らないのですが、問題はそれに解答する私の能力です。韓国に10数年居ながら何も知らない自分を発見する毎日です。もう、しびれを切らしている方もいると思いますが、どうか長い目で見てくださいね。 ■本日のサラリーマン日記 「靖国神社」 先日、日本のある会社の重役さんが韓国に来られたので通訳をしました。 夕食の時になって、唐突にその重役さんが日本が過去にしてきたことに関して謝罪の意を表明しました。 実はこの重役さんに限らず、日本の御年配の方は日本の過去の罪を申し訳なく思っているのか、もしくはビジネスが円滑にゆくために方便で言っているのかわりませんが、今までに何度かこのような場面に遭遇しました。 もちろん、このように謝罪されて気分を害する方はほとんどいないので、それはそれで効果はあると思います。 しかし、韓国に長く暮らしてみて思うことは過去の蛮行に関してよりも、現在、進行してしている靖国神社参拝に関して敏感になっていることがわかります。 その辺の認識の違いというか温度差が、日本にいると中々わからないようです。 また、謝罪する姿勢を見ても心から反省しているというよりも、とりあえずこちらから謝っておけば角が立たずに済むだろう、、、という日本人独特の思いが私には見え隠れする時もあるわけです。 語弊があるかもしれませんが、韓国の歴史は数え切れないほど外国から侵略を受けて悲惨なものがあり、そのためか過去の事をいつまでも問題視するような気質は日本に比べてはるかに少ないような気がします。要するにカラッとした男性気質なのです。 そのために現在進行形で行われている小泉首相の靖国参拝には日本では想像できなくらいに神経を尖らせていています。 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/05/23/20050523000053.html この記事にあるように、戦争を起こしたA級戦犯を現職の国家元首が参拝することに言いようのない苛立ちを見せています。 表面では謝罪してもまた戦争を始めるのではないかという不安と、無視される事に対する怒りがあります。この「無視された」ということが非常に問題で、自尊心が高く男性気質の韓国人を刺激しているわけです。 韓国で生活しているとたまに「小泉の靖国参拝をどう思う?」等の鋭い質問をされることがありますが、私は遠慮なく「賛成」の意向を表明します。 しかし、以下のようなフォローを入れて刺激しないように説得します。 小泉首相は「日本は二度と戦争を起こしません」と不戦の誓いを立てる意味で参拝している。私はその言葉の真意を信じたいと思っている。 戦争を起こしたA級戦犯は私も認めたくないないが、靖国に眠る大部分は愛国心故に命を捧げた方々である。そのような方々に敬意を表明しない民族の方がもっと恐ろしい。愛国心がないと隣の国を理解する事も難しいのではないか?あなたはそんな国と付き合いたいと思うか? 、、、という感じです。 韓国では「愛国心」とか「自尊心」という日本では風化しつつある言葉にとても敏感です。小泉首相の考えが日本の総意ではないが、日本にも愛国心があることを強調しています。 私は自民党の党員でもないし、小泉首相の熱心な支持者でもありませんが彼の一貫した姿勢は評価したいと思っています。 ただ、問題はそのような不戦の誓いを立てる小泉首相の信念がアジアの国々には上手く伝わっていないように思えます。それを伝えるのは難しいし、信じてもらえるのはもっと難しいでしょう、、、 難しいですが、その辺の努力を続けていかないと本当の意味での信頼関係が築けないと思っています。 在韓日本人の友人の中には小泉首相が靖国参拝するたびに「また、余計な事をしてくれた、、、」なんてぼやく人もいます。私にもそのような気持ちが無いわけではありませんが、内心は小泉さんを応援しているつもりです。 言いたいことをハッキリと言い切らないと、この国の人はわからない。 何でもその場限りで丸く治めようとすると後でツケが回ってくるのは明らかなのです。 ■Takeさんのイチオシ サイト 「フィモリ農産物無料ツアー!!」 「フィモリ」とは私も聞き慣れない名前でありましたが、韓国の高品質農産物ブランドの事です。このブランドの広報のために韓国政府が援助金を出して、日本人を対象に無料で一日観光をしてくれる有難いサイトであります。 私は来る5/28(土曜)の安東(アンドン)コースに子供と二人で申請しました。タレント「リュウ・シウォン」の実家訪問もコースにあるので、次回のメルマガでもその様子をレポートしようと思います。 日本人であることが条件なので、当日はパスポートのコピーが必要になります。連絡は017-259-1591 白 雲美(ハク ウンミ) さんに電話したら流暢な日本語で案内されました。皆様もぜひ利用してみてください。 http://www.whimori.com/japan/index.htm http://www.whimori.com/japan/board/view.jsp?num=396&pageNum=1&boardName=event&searchTarget=&searchText= ■相互紹介コーナー 仕事柄、電子メールは無くてはならない道具になりましたが、昨年から趣味が高じて自分でメルマガを出すようになってから、また一味違う電子メールの面白さを発見する毎日です。 特に日本では多くの方がメルマガをビジネスに応用しているようです。 私は以下のメルマガで多くの事を勉強しています。掲示板やブログが主流をしめている韓国では、この手のノウハウはまだまだ未開のものがあるので、研究の余地があるようです。このメルマガで紹介される他のメルマガも有用なものが多く、皆さんもぜひ購読してみてください。 オークションとメルマガで稼ぐ方法 ホームページ http://www104.sakura.ne.jp/~revenge/FirstClass/mel.htm ■編集後記 今回は真剣モードのメルマガになってしまいました。 この手の話題は賛否両論があるので、気分を悪くされた方もいるかもしれませんが、お手柔らかにお願いします。皆様の感想なども楽しみにしています。 それでは皆さん、アンニョンヒケセヨ~!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 韓国に関して聞きたい事があればどんな事でもお気軽にメールを下さい。 皆さんの質問がないとメルマガが発行できないのでよろしくお願いします。 Takeさんへの意見、質問メール⇒ korea_faq@yahoo.co.jp http://www.geocities.jp/korea_faq/ http://www.mag2.com/m/0000138478.htm バックナンバーをブログで見たい方はこちら http://blog.melma.com/00125317/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メルマガ] カテゴリの最新記事
|