挨拶-初級編

 
ハングル講座

<挨拶-初級編>



 それでは次のステップです。 まずは初歩的な挨拶言葉から始めましょう。

 △ 挨拶

  アンニョンハセヨ : おはよう こんにちわ こんばんわ

 ☆ これが会話での基本中の基本。 笑顔で「アンニョンハセヨ~」を言うと、まずみんな笑顔で答えてくれるでしょう。 (ちょっと早く「アニョハセヨ」でも可)

 ※ ワンポイントアドバイス:ただし、じぇ~ったい使ってはいけない場所と相手があります。 それは病院と葬儀場、患者と遺族など…。 もともと「アンニョン」は漢字で書くと「安寧」、いわゆる「安らかにお変わりなく、お元気」という意味で、病人・遺族は会う前からそういう状況じゃないので、気を悪くするか仕舞には怒られます。 くれぐれもご注意を!

  アンニョンヒ カセヨ : さようなら  ※見送る(相手が去る)場合
  アンニョンヒ ケセヨ :   〃     ※見送られる(自分が去る)場合

 ☆ 前項で「アンニョン」については勉強したので省きます。 「カセヨ」は「行ってください」という意味で、「お気をつけて帰って下さいね」となるわけです。 「ケセヨ」は「居てください」という意味で、「おじゃましました、それじゃ~ごきげんよう」とでもいいましょうか。

 ※ ワンポイントアドバイス:親しい間柄(友人、同世代など)なら会った時、別れる時 ともに「アンニョン!」だけでも可。 「アンニョ~ン」「ア~ンニョ~ン」など若い人ほどバリエーションが豊富です。

  カムサハムミダ : ありがとうございます

 ☆"ム"の発音は「m」、つまり口をつむって"ン"。 決して"ム"は発音しないので注意。 「kamsa hammida」と覚えましょう。
 ☆ これが会話での基本中の基本その2。 最後に笑顔で「カムサハムミダ~」と言うと、みんな機嫌よく見送ってくれるでしょう。 (ちょっと早く「カムサヘヨ」でも可)

 ※ ワンポイントアドバイス:「カムサ」は漢字の「感謝」を直訳した言葉。 ニュアンス的には商売の成立時(お客とお店)、あまり深い間柄ではない相手への「ありがとう」の時などに使います。 親しい間柄なら固有なハングルの「コマウォ」「コマワヨ」が良いでしょう。

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