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カテゴリ:韓国の大統領の話
おはようございます、大統領です。 最近、日本の地震で多くの貴重な命が犠牲になりました。人間の力ではどうすることも出来ない不可抗力でした。日本大使館に弔文所が用意されるや否や伺って、慰労の意を伝えましたが、もう一度、哀悼と慰労の意向を伝えようと思います。 隣人が経験した事なので、一層切なく胸が痛いです。人類が一緒に哀悼して、助けなければならないと思います。UAE訪問中に菅直人首相に直接電話をかけて慰め、最も近い隣国である私たちが真っ先に助けたいという意向を伝えました。 菅首相は「韓国側からの支援は、外国の支援の中でも最初のものだったので、日本国民も感動して感謝している」と言いました。正にその日、百人を超える救助隊を派遣し、今も現地で献身的な救助活動を続けています。 国民の皆さん。 もしかすると、日本の原発事故で私たちが被る被害があるかもしれないと心配する方も多いと思います。まずは、心配しなくても良いと申し上げたいです。日本の放射性物質は、現在まで韓国に何の影響も及ぼしていないだけではなく、風の方向に関係なく、韓国まで飛んで来ることはないというのが、国内外の専門家たちの共通の意見です。放射能の落塵に関する根拠の無い噂や非科学的な推量に、決して惑わされないようにしてください。 また、最近の日本の原発の事態を見ながら、私たちの原子力発電所は安全なのかという憂慮もあります。先週の金曜日に、国内外の最高の原発建設専門家や安全責任者たと、長時間にわたり討論しました。専門家たちの見解によれば、韓国の原発は韓国で起こり得る最大規模の地震を考慮しながら、更に余裕を持って設計されたとのことです。今までに事故と分類されたケースは一件も発生した事がなく、公式的にも世界最高レベルの安全性が認められています。 しかし、今回の日本の事態を見ながら、徹底的に再点検する契機にしたいと思いました。.国民の安全のため、最悪の状況でも安全を確保することができるように、全ての原発を対象に総合的な点検に取り掛かりました。結果も透明に公開して行きます。 教科部と韓国原子力安全技術院の1次緊急点検の結果、異常がないと確認されましたが、続けて綿密に点検して行く予定です。また安全マニュアルをはじめとする全ての対処方法を一段階高めて行こうと、専門家たちと合意しました。 災難は自然に由来しますが、これに人間の過ちや不注意が結合されると、その威力と被害は更に大きくなります。科学技術が高度に発達した今も、一つのネジ一を正しく絞めなかった不注意が、大型事故を起こして、社会全体のシステムにまで大きな打撃を与えることがあるからです。 人間の便利と安全のための科学技術が、むしろ人間の安全を威嚇することもあり得る現実を「危険社会」と言います。これの克服と国民の安全を守る事こそ、国家がしなければならない基本だということを切実に感じています。全ての国政で「国民安全の最優先の原則」を守って行きます。 日本の今回の地震は大きな惨劇でもありましたが、災難状況に対処する日本国民の市民意識と言論の報道を見ながら、私たちに示唆するところが多かったです。生きるのが精一杯の極限状況でも、水と食糧をお互いに分け合い、放射能流出による更に大きな被害を阻止する為に、非常に危険な現場に自主的に駆け付ける人々も見られました。 津波が押し寄せるその瞬間にも待避案内の放送を続けて、失踪された公務員もいました。外信は日本国民の節制と思いやり、献身に対して「人類の精神が進化するという事実を見せてくれた」と報道しました。 一方、今回の日本の災難に対して、韓国国民が見せた姿も、本当に素晴らしかったです。韓国は昔から隣人が困っていたら、自分の事の様に一緒に助けるという美しい伝統があります。今回も小学生、企業人、韓流スターに至るまで、本当に沢山の国民たちが、募金と慰労のメッセージを自発的に伝えています。今回の事件を通じて、両国がもっと近い隣人になると確信しています。 日本国民がもっと元気を出して、今回の災難を早く乗り越えられうように心から祈っています。 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.28 13:42:25
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