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韓国・慶尚南道 公式… feel慶南さん
北朝鮮分析 spa_1000さん
2011.04.09
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酒に酔っている韓国人の半分は、焼酎を飲んだからである。.ビールと濁り酒はアルコールが少ないが、焼酎は比較的アルコールが沢山含まれている。実際、韓国人のアルコール消費量の半分以上が焼酎である。簡単に酔って、早く覚めるお酒が焼酎である。焼酎はストレスを沢山受ける事務職員や、力仕事をする現場労働者が好んで飲むお酒である。

韓国の焼酎の種類は多様である。焼酎はまず製造方法によって、希釈式焼酎と蒸溜式焼酎に分類される。ソウル近郊で沢山売られている「チャム・イスル」や「初めのように」といった焼酎は希釈式焼酎である。最近は亜熱帯地方で生産されるタピオカを沢山使うが、コメやさつまいも、とうもろこしなどの穀物を材料にして、95度を越す純度の高いエチルアルコールをまず作る。その次に水を希釈して、度数を合わせて、悪い匂いを除去して、美味で口当たり良くしてから、ビンに詰める。希釈式焼酎は度数が高くても価格が安価で、上手に精製されていて、口当たりが良いので、競争力がある。ところでこの希釈式焼酎は、19世紀にイギリスで開発されて、日本を経て韓半島に入って来たお酒である。1919年に韓国の平壌に初めて機械式醸造場が誕生して始まったので、朝鮮時代には存在しなかった。

韓国の伝統焼酎は、希釈式焼酎ではなく蒸溜式焼酎である。希釈式焼酎は何回も連続して蒸溜して作られるが、蒸溜式焼酎は1、2回蒸溜して作る。希釈式焼酎は敢えて良い材料を使う必要がないが、蒸溜式焼酎は良い香と味を守るために、良い材料を使う。希釈式焼酎の原料であるエチルアルコールは燃料や薬品にも使われるが、蒸溜式焼酎は産業用には使われないで、大部分が嗜好食品のお酒として使われる。

蒸溜式焼酎を代表する韓国の伝統焼酎は安東焼酎である。安東焼酎の歴史を理解したら、韓国焼酎に関する基礎的な知識を得ることができる。韓半島に焼酎が初めて伝来したのは、高麗時代のモンゴル侵略期だった。馬と矢と槍が兵士の武器だったとしたら、太鼓と笛と焼酎は兵士を応援するもう一つの武器だった。韓半島で有名になった焼酎は、モンゴルと非常に密接な関係がある。開城焼酎、済州焼酎、安東焼酎、珍島紅酒までも、モンゴルの影響下にあるとされる。

モンゴルが日本を征伐に行った時、韓半島の安東を経て行ったとされる。このような理由から、焼酎が安東に根付くようになったと推定されるが、具体的な文献資料があるわけではない。実質的に安東焼酎が名声を得たのは、20世紀入ってからである。

現在、安東には安東焼酎製造場が5カ所ある。無形文化財に指定されたジョ・オックファ安東焼酎、韓国政府から名人に指定された名人安東焼酎、安東焼酎の大衆化の旗印となった一品安東焼酎、2008年に生まれた名品安東焼酎、最近生まれた両班安東焼酎である。

もちろん会社毎にその製法に違いがあるが、この中から慶尚北道の無形文化財に指定されたジョ・オックファ安東焼酎を調べて見よう。ジョ・オックファさんは安東料理を上手に作る象徴的な人物である。彼女は1999年にイギリス女王が安東を訪問した時、誕生日の料理を手ずから作った。安東市スサン洞に位置する製造場は、広い庭先がある、がっしりした2階建ての建物である。この建物の1階には展示場と体験場があって、2階に麹部屋と製造場がある。直接に作った小麦粉麹を碎いて水と交ぜた後、お酒を醸造する。醗酵瓶の中で15日くらい熟成させたらお酒になる。蒸溜する前段階のこのお酒を前酒と呼ぶが、前酒を蒸溜器に入れて加熱して、アルコール45度のお酒を作り出す。

安東焼酎は最も単純でありながらも、最も韓国の正統的な方法で作られた焼酎である。韓国的という言葉がぴったりの焼酎である。度数が45度と非常に高く、材料の香が柔らかく漂って来るのが、蒸溜式焼酎である安東焼酎の特徴である。度数が高くて刺激的であるが、舌の先に甘さが残る。お酒を口の内に含んでいると、舌の上と口の天井が塩に漬けられたようにピリピリする。喉の奥にお酒を流し込むと、カッとして胸が熱くなり、鼻の根元がジンとする。希釈式焼酎では感じることができない、深くて豊かな香とまろやかな味がある。安東焼酎の香が振り撤いたばかりの香水のように強烈だと言う人もいる。軍人が戦地に出る直前に悲壮感溢れて飲む1杯のお酒のようである。それで安東焼酎からはカリスマが感じられる。








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Last updated  2011.04.09 11:42:05
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