韓国の龍の日記

2008/07/27(日)21:46

静かな一日

ソウル日本人学校は先週金曜日に終業式を終えたが、子供たちのチャボングンサッカー合宿があったのでそれを終えて、今朝福岡に旅立った。 昨日は僕に似て人に言われないとやらない長男の、夏休みの勉強計画をエクセルで作り、次男の分はエクセルで長男同様のフォーマットだけ作ってあとは家内に福岡到着後作ってもらう。 リムジンバス乗り場まで送り、大好きな焼きそばの材料を買って家に帰る。 きょうは雨は降っていないが、日本と違ってまだ梅雨の中、比較的涼しい。きょうの日本は佐賀で39℃とのニュースがあった。39℃といえば高熱を出したときの体温と同じ。さぞかし辛かろう。 火曜日から木曜日まで日本出張なので、その資料も作らなければならないし、その後約1週間夏休みをとって僕も家族を追って福岡に帰省するので、その間に締め切りが到来する仕事もやらなきゃならない。 お昼は焼きそばを作って一人食べる。杏酒とソジュをほんの少しだけ飲む。う~ん、いい気持ち。ピアノが弾きたくなって、この間買った「こだわりアレンジで弾きたい小田和正」(YAMAHA)から、「大好きな君に」「風のように歌が流れていた」「君住む街へ」を弾いてみる。小田さんの曲は難しいコードが多いし、僕はピアノにおけるコードでB♭系とかC♯系とかちゃんと勉強していないので非常に難渋する。特に「大好きな君に」は、Fで始まるが、途中でF♯に転調し、途端に黒鍵が多くなる。ミの♯は黒鍵じゃなくて白鍵のファだ。いつかちゃんと勉強して、且つ練習すればこれらもできるようになるのだろうか?すごく遠い道に思える。 さあ、ピアノばかり弾いている場合じゃない、仕事、仕事。前回出張時の宿題を、上司のH部長が心配してくださっていたからまずこれを作ってメールで送る。H部長は、インド、タイご出張中にも関わらず、的確なアドバイスと共に修正点を教えてくださる。 これを直し、もう一つ今週の出張時の資料も作って併せて送る。そうしたらまたH部長から直しが入る。 おっと、そうこうするうちに夕食の時間だ。夕食も焼きそば。但し、家内が作っておいてくれた焼き茄子ともやし炒めもあるので、それらを肴にビールを飲みながら焼きそばを作って食べる。 NHK BS2をつけると、ポップスの番組をやっていて井上順が司会、ゲストにあの尾藤イサオが出てきた!容姿は全然変わっていない。歌いブリもかろやかだし、うまい。何よりあのやさしい笑顔が全然変わっていないのがいい。やはり苦労人のエンターテイナーは違う。そんな喜びに浸っているとビールが廻ってきてうとうと。 珈琲を沸かし、小田和正の「Looking Back 2」を聞きながらこのブログを書いている。タイトルを「静かな一日」としたのは、小田さんの「そうかな」に入っている「静かな場所」からの連想だ。 こんな風に、一人になっても一日を自由気ままに使えるわけでもなく、締め切りのあるやるべきこともあるのだけれど、集中するでもなく、散文的に一日を過ごしている。そんな静かな一日。静かなのは、家内と子供たちがいないこともある。 それでも僕は多くの人と今このときもつながっている。静かな充足感を感じる。 CDは今、「言葉にできない」だ。これが終わったら、珈琲を飲みながら仕事にかかるか。のんびりと。

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