2012/09/02(日)19:10
チューリップを文学的に読み解く、その66「もしも僕が」
もしも僕が 作詞 安部俊幸? 作曲わかりません、メインボーカル 安部俊幸
もしも僕が今 詩人になれるなら
素敵な言葉使って あなたの心に優しく語りかけ
心の隙間に忍び込む
だけどそれはかなわないこと、できることはただ
心の中であなたのことを 好きと叫ぶだけ
もしも僕が今 音楽家だったなら
愛のメロディ作って あなたの冷たい心に歌いかけ
恋の虜にしてしまう
だけど僕には何もないから あなたの名前を
ノートに書いてそっとくちづけするだけなのさ
(後略)
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明るくポップな曲です。
もしも僕が ○○ならの最初の二つは現実的には既に実現していること。
安部さんの作詞の力量はたいしたものだし、音楽家としてのメロディつくりも
ひとかどのものだ。
だから、結局この詞ではもしも安部さんが詩人でなく音楽家でもなければ
こんな風にしただろうという逆想像なのだろう。