韓国の龍の日記

2015/03/08(日)23:15

チューリップ歌詞鑑賞と周辺雑感その228「まるで愛のように」

チューリップ(297)

まるで愛のように  財津和夫作詞・作曲、メインボーカル おやすみ おやすみ 地球が悲しく回っても おやすみ おやすみ おやすみ おやすみ 心が悲しく震えても おやすみ おやすみ  君がおいていった  一切れのやさしさ  胸を刺して まるで  愛のように 愛のように メリーゴーラウンド メリーゴーラウンド 同じ過ち繰り返し メリーゴーラウンド メリーゴーラウンド (後略)-------------------------------------------------------------------- 宇宙的な広がりをもちつつ、子守唄のような趣もある 静かな美しい曲。 「愛」という原動力がなくても悲しく回る地球。 メリーゴーラウンドのようにくるくると同じ過ちを繰り返す人類。 でも、一日の終わりに安らかな眠りにつく。 そのときに僕らを抱いてくれるのは昔のやさしい想い出で、 それはまるで愛のように僕らを包んでくれる。 そういう感じか。 今でもよく思い出すのは、幼いころ一緒に住んでいた祖母が 夜よく言っていた言葉; 「寝るより楽はなかりけり。いずこの馬鹿が起きて働く」 この言葉を聞くと、その一日があまり実りはなくても、 とにかく一日を生きて、一日を過ごしての締めくくり。 すべて忘れてゆっくり寝ればいい、という包み込むようなやさしさ。 他人を出し抜こうと思えば、人が寝ている間にも刻苦勉励すべきなのだろうけど、 祖母のこの言葉に大いなる安らぎを感じた昔の僕。 根本は今も変わっていない。 きょうをとにかく生き延びただけでも偉業だと自分をほめたい。

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