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・・旅のあとさき・・

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2023.06.12
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先日の報道特集での「トゥレット症候群」夫と見ていて
いろいろ考えさせられました。
自分の意思に反した脳の反応で 体が動いたり 声や思ってもいないはずの言葉が出たりする障害です。
チックに似ていると言えば 一般的には理解しやすいかと思います。
息子は吃音があり 今ではそれは学習障害や自閉症スペクトラムのように発達障害の一部として認められているようですが トゥレット症候群の苦しみを少しは理解することができます。
息子が子供の頃は 吃音は母原病 育て方によるのではなどくらいの認識しかありませんでした。

どうも脳内物質 例えば脳内伝達物質のドーパミンや その受容体に不具合があって うまい具合に調節ができないようなのです。 

不随意運動なので 自分の思いのままに言動を調節できないというのは 苦しいことです。
吃音なら外出時くらいなら 無言でいれば何とかなりますが トゥレットは 突然何分かの周期で意に反した言動を取ってしまうのですから 飛行機内や 映画館 教室などなど 静粛にという場所では苦労することでしょう。

脳内伝達物質の研究はずいぶん進歩してきたようですが また改善するところまでは至っていません。
心の作用にもよるからでしょうか そうですねロボットではないのですからね。

脳内伝達物質のドーパミンやアドレナリン セロトニンが有名ですが
これに関する病気は 自閉症や発達障害以外にもあるんです。
パーキンソン病、レム睡眠障害 夜間むずむず足、夜驚症 精神疾患

本人のせいでもないのに 大変な苦労をするのです。
見守る家族もとても苦しいものです。

4年前に亡くなった母は生前ずっと「足が落ち着かない むずむずしたり痛くて眠れない」と言い続けてきましたが、専門医?が近隣の病院に見つけて亡くなる半年前から ドーパミンに関しての治療を受けることになりました。それによって格段に症状は減り夜も眠れるようになったようでしたが、
いまさら言ってもとか 一番つらい症状が無いならいいかなとか思い それについては思い込みかなと思ったりしましたが
やはりイライラしたり 猜疑心が出たりして それもドーパミン作働薬のせいではないのか との思いがあります。あまり考えないようにしているので深く調べてはいませんが・・・
最期の時間の母は昔のような穏やかで優しい母ではなかったように 感じます。
あの言葉は本心ではなかったのでは とか思い返すとき 誰かのせいにしたくなって思うのかもしれませんが。


ところで 番組内でのトゥレット症候群の方々は ご家族とともに症状を受け入れ
味方になり見守ってらっしゃいました。
周囲の方も よくわからないのであれば チックの一部と理解して やわらかい気持ちで接してあげてほしいです。
  
息子の吃音によって こういう放送にも注目しますし さらに勉強しましたし
これだけでない 他の数えきれないくらいの知りえていないだろう障害のことも 受け入れる気持ちが芽生えます

LGBTQの方々の運動でも 知ることで ずいぶん腑に落ちましたし 
いろいろな障害があって 一般?健常?なかたとはちょっと違うけれども 
初めて接して 「え?なんじゃ おまえ」ということでなく
「あーこれが そういうことなのね 受け入れる気持ちでゆったり待てば いいだけなのね」
と 理解が進めば 就職できないとか 人前に出にくいとかで引きこもっている方々も
生きていきやすい世の中になればいいなと思います。





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最終更新日  2023.07.17 22:53:39
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