なんで素直に謝れないのか?
いつから”素直に謝る””自分の非を認める”言うことができなくなったんだろう?まぁ、そりゃあ人間誰しも自分から素直に謝るなんてことはできればしたくないでしょう。それは私も同じです。でもここのところこの”素直に謝らない”って事が余りにも目に余ります。このごろ(といってももう随分前からですが・・・)よく言いませんか?交通事故を起こしたら先に謝ったら負けだって。ひどい場合には事故を起こした友達に”先に謝ったら負けだよ”なんて吹き込んだりする人もいるんじゃない?シンド○○エレベーターの時でも事故の原因を警察なり当局が解明して断定しない限り、謝りません!って態度だったでしょう?人一人が死んでいてもですよ。パロ○工業のガス湯沸かし器に事故にしても企業側は一貫して自社が悪いと言う態度ではなかったじゃないですか。そして今回の不二○事件。社長の最初の発表では”一人のベテランパート従業員の勝手な判断で招いた事故”って言ってましたよ。結果は組織ぐるみもいいところ、あちこちでずさんな管理が出てくるわ出てくるわ・・・。何がベテランパート社員の仕業ですか?まるで江戸時代のご主人様と使用人を彷彿とさせるような関係ですね。”使用人が勝手にやったこと・・・”って。関西テレビも同種ですよ。みーんな下請けの制作会社がやったことです。私達は知りませんでした~ってね。天下のキー局のテレビ局が知らんかったで良いんですか?本当に悪い奴はいったい誰なんですか?自分の権利を守る事は、やはり大事な事ですよ。それは私も同感です。昔の日本にはそういう考え方は薄かった、またはなかったもんね。一応、何でもかんでも”すみません!”って言ってしまう傾向はありましたよ。極端な例だけどレイプされても”お前に隙があったからいけない・・・”なんて逆に2次被害にあったりして。だから、自分を守ることは勿論大切なことです。でもね、あまりにも見え見えなのになぜ謝ることが出来ないの?不二家にしても関テレにしても、そしてあの”女性は産むための機械”発言のどこかの国の大臣も素直に謝らないから逆に印象を悪くしているのに・・・。あ~あ、この国には本当に武士道はなくなってしまったんだね。武士の国だったのに。