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『資格勉強法講師』のブログ

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2025.02.06
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カテゴリ:資格

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資格試験は、その資格独特の言葉や表現がわからないことには、合格は覚束ないです。

法律が出される試験において、出てくるのが法律用語。例えば、ある事実を知らないことを「善意」、逆に知っていることを「悪意」といいます。世間で一般的に使われている意味とは、大きく異なるでしょう。

資格で問われる内容は、その資格が必要とされる場面で、適切な判断ができるかが問われます。合格者は、試験内容を熟知し、正しく判断できるものと認定して合格を与えられるので、資格試験に出てくる言葉や表現を理解していることが前提となります。

ある意味、当たり前のことでしょう。

では、なぜ当たり前のことを、敢えて書いたのか?
それは、資格勉強を無理なく進めるにあたり、肝に銘じていただきたいことがあるからです。

一度の勉強で覚えることは難しい


前回、復習方法についてお伝えしました。その時にも言及しましたが、一度の勉強で覚えることは難しい。だからこそ、適切なタイミング、アプローチで復習を繰り返す必要があります。
そして、初めから無理に覚えようとするのではなく、復習を繰り返す中で、徐々に合格に必要なレベルまで精度を高めることが大切です。

このことは、資格試験が独特な言葉や表現を理解しないことには、合格レベルに達しないこととも関連します。

日常的に使っている言葉や表現と異なるものを身につけようとするには、『慣れる』ことが肝要です。これは、富士山のような高い山に登るとき「弾丸登山」のように一気に登ろうとすると、気圧や環境に慣れず、高山病に罹るリスクが高くなります。

試験独特の言葉や表現も、いきなり「理解」しようと無理して勉強を進めると、脳が疲れてしまうため、最悪モチベーションの低下に繋がりかねません。「急がば回れ」のたとえ通り、まずは試験独特の言葉や表現に慣れることから始め、復習を繰り返す中で知識や判断力の精度を高めていくことが、一見遠回りに見えても、無理なく勉強を継続するためのポイントとなります。


復習回数に応じてアプローチを変える

ただ単調に復習を繰り返すのみでは、合格に必要な実力を身につけることは難しいです。

最終的な目標は
「過去問の選択肢一つひとつを、根拠をもって判断できるようにする」
ことです。

よく「過去問の勉強のみでは、合格には届かない」という言葉を聞きますが、実際にここまで徹底的に「突き詰めて」勉強できているでしょうか?

具体的には復習回数を重ねるごとに、選択肢の正誤判断や根拠が答えられるかを厳しくすることが効果的です。

最初の勉強
→過去問の選択肢を読んで、すぐに解答・解説を読む。

2回目の勉強(1回目の復習)
過去問の選択肢を読んで、すぐに解答・解説を読む。1セット分進めた後、該当箇所のテキストを確認する。

3回目の勉強(2回目の復習)
選択肢を読んで、正誤判断とともに「なぜ正しいか」「なぜ間違っているか」を考えてから解答・解説を読む。もし根拠が答えられない場合、該当の選択肢の番号にシャープペンシルのような「消せる筆記用具」で斜線(/)を引く。
また、1セット分進めた後、間違えた箇所を重点的にテキストの該当箇所を確認する。

最終的に、5回目の勉強では、正誤判断や根拠が出せるか「辛め」「厳しめ」に判断する。答えられない場合は×をつけて、自分自身の『弱点』として、徹底的に潰すべき箇所と認識する。(「弱点の把握」については、改めて書きたいと思います)

このように、復習回数を重ねていく中で、正確に答えられる問題、逆にいつまで経っても間違えてしまう問題との差異が明確になります。

これが、いわゆる『弱点を浮き彫りにする』ということです。

資格試験を突破するには、自分自身の弱点を明確にして、その弱点を徹底的に潰し、むしろ「得点源」に変えることにより合格に必要な知識や判断力が身につきます。

今回は、復習回数を重ねるごとに精度を上げることを取り上げました。

この勉強内容について、幻冬舎より発売中「効率よく資格が取れる『必勝勉強法』」にて全体像を示しております。ご参照いただけますと幸いです。









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Last updated  2025.02.11 20:27:46
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