資格の勉強を進めていると、「なかなか覚えられない…」という悩みに直面することがあるのではないでしょうか?
コツコツ勉強を続けても、一向に知識や判断力が向上しない、となると「勉強の仕方」に問題があるのではないか?ということを考えてみる必要があるでしょう。
どのように「復習」を行っていますか?
まず、「復習なんてやったことがない!」という方は、「復習の大切さ」を知る必要があるでしょう。
「復習は、やっているけれど…」という方は、「どのように復習をしているか」を振り返ってみましょう。

上の時系列は、試験範囲の項目(分野よりも小さい固まり)が、AからHまであるとします。そして、●▲■◆は勉強するタイミングを表します。
時系列下の(参考)は、A(最初の項目)からH(最後の項目)まで順番に勉強し、再びAに戻って復習することをイメージしたものです。
ここで問題になるのが
「Aに戻ったときに、Aを勉強したことを覚えているか?」
です。
最初に勉強した箇所は、1週間以上経つと勉強したこと自体忘れてしまっている可能性があります。
残念ながら、勉強したこと自体を忘れてしまってから復習しても、「復習の効果」は非常に小さくなってしまいます。
「復習」は、勉強したことを『思い起こす』ことにより、知識を強化できてこそ意義があります。
ズバリ、「復習のタイミング」は
1回目の勉強から、5~7日後に1回目の復習
1回目の復習から、10~20日後に2回目の復習…
というように
「復習を重ねるごとに知識が強化される」ことを利用し、徐々に復習間隔を空けながら復習を行う
ことが、資格試験の範囲を満遍なく押さえつつ、着実に知識を強化できるタイミングで行うことが肝要です。
「復習のタイミング」を知って復習するか否かで、『復習効果』は大きく変わってきます。
このような、適切な「復習のタイミング」をはじめ、効果的な資格勉強法の全体像は
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ご参照いただけますと幸いです。