「苦手な箇所」を『絞り込む』
勉強している中で「苦手なところを、なかなか克服できない...」という悩みについて、考えます。
苦手を克服できない理由として
①苦手なところを避けてしまう
②一気に苦手を克服しようとする
③「どこが、どのように苦手なのか」を把握できていない
ことが考えられます。
勉強に限らす、人間は苦手なところを受け入れることを精神的に辛く感じるものです。
それゆえに、苦手を避けてしまう、焦って無理に克服しようとするという方向に行きがちです。
また、単に苦手というのみで、それ以上に「苦手の要因」を把握しなければ、苦手を克服するための適切な対処方法を取ることはできません。
本書では、復習を繰り返す中で
〇類似箇所や対比できる箇所を「関連付け」する
〇疑問点や引っ掛かりやすいポイントを問題集の解答・解説欄やテキストに書き込む
〇過去問の選択肢一つひとつを、根拠をもって答えられるようにする
という勉強方法を提案しております。
そして、このような勉強を通じて「苦手な箇所」つまり
「弱点を絞り込む」
ことができます。
弱点を絞り込むことができると、「試験直前期」に何をすべきかが見えてきます。
それは
「絞り込んだ弱点を、徹底的に潰す」
ことです。
資格試験に合格できない要因として、「『弱点』を正確に把握できていない」というものがあります。
弱点を把握できていないと、試験直前期に「どの箇所を勉強すればいいんだろう」「どれも『弱点』に見える」というように、『迷い』が生じてしまうのです。
だからこそ、普段の勉強の中で「弱点の把握」を意識し、最終的に弱点を絞り込んでいくことが大切なのです。
詳しくは
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効率よく資格が取れる『必勝勉強法』
にて解説します。
