『引っかけ問題』を乗り越えるために
資格試験で避けて通れないのが、『引っかけ問題』です。これを乗り越えないことには、なかなか合格は見えてこないものです。資格試験の多くは、「択一式」の問題が採用されてます。ある程度勉強していると、残り2つくらいまで選択肢を絞ることができます。ですが、そこから「正しい選択」ができるかが、合格点に到達できるか否かのカギとなります。効率よく資格が取れる「必勝勉強法」では過去問を中心に復習を繰り返す中で、類似した箇所や対比できる箇所等、間違えやすい箇所を結びつけることにより、判断力を高める勉強方法を提案しております。私はこれを「関連付け」や「紐づけ」というように表現しております。例えば、過去問を繰り返し解く中で「このような表現、見たことあるな」という場面に遭遇するでしょう。その際、該当する問題の解説欄や、テキストの該当箇所に「P○○参照」「↔問○○肢○」「↔○○○○(対比する事柄)」...というように、類似箇所や対比できる箇所を書き込むことにより、間違えやすい箇所を「意識づけ」することができます。そして、過去問の選択肢一つひとつを、正誤の根拠まで言えるよう、突き詰めて解いていくと、過去問の解答・解説欄やテキストへの書き込みは自然と増えていきます。このような書き込みの箇所は、本人にとっての間違えやすい箇所、迷いやすい箇所になるでしょう。これが即ち「『弱点』を意識した勉強」に繋がるのです。資格の勉強は「いかにして『弱点』を把握し、潰すことができるか」がポイントになります。それには、日頃の勉強から「弱点を把握すること」を念頭に置き、類似箇所等の間違えやすい箇所を認識することが大切です。そして、過去問の解答・解説欄やテキストの該当箇所に書き込むことを通じて弱点を可視化することにより、自分自身の弱点を容易に把握できるようになります。「弱点」を潰すことができれば、『引っかけ問題』にも対応できるようになる。これが、効率よく資格が取れる「必勝勉強法」で伝いたい要点の一つです。効率よく資格が取れる「必勝勉強法」 [ 宮下 悟 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2025/5/15時点)詳しくは幻冬舎より発売中効率よく資格が取れる「必勝勉強法」にてお伝えします。