断髪式。
『母さんのおかぁさんは、理容師やったで任しときゃ』そんな事を言いながら息子たちの髪の毛は、小学校の3~4年までは、私が切っていた。少年野球~中学の野球部時代は、短髪だっったから私の出番は無かったんだけど・・・。次男の入った高校は、校則が厳しく。前髪は、眉毛にかからない。耳に髪の毛がかからない。ビンは、耳の半分より上。襟足は、カッターシャツに触れない。頭髪検査は、3か月に一回ぐらい。周りは、運動系バリバリの子たちが多いから短髪の子が多いんだけど・・・テニス部だった次男は、毎回ギリギリラインで頭髪検査に挑む。初めは、毎回床屋さんに行ってたんだけど、何時頃か何回かに一度は、私が切るようになった。『おかぁ 切りすぎやわ~ みんなに ボッチャンヘッドって言われたし』たまには、失敗もあったけど、検査が近づくと『おかぁ 切って』とやってきた。そして 今日。『明日 検査あるで頼むわ』と彼も慣れたもので丸椅子を用意し 緑の風呂敷を巻きスタンバイok。私は、ホテルの洗面所に置いてあるような白いくしとすきバサミ2種類。そして工作用ハサミを持って、『はい 右向いて~ こんなもんかなぁ~ 』『あっ・・・』彼は、たまに自分で髪を触りながら『おかぁ 右の方が短いような』とか『今 切りすぎたやら~』『痛いし・・・』そんなこんなで30分くらいで終了。『よし こんなもんやら』「ん。ありがと やばぁ~服に髪の毛付いてまった~」と、ブツブツ言いながらお風呂場へ。そして母。髪の毛片付けながら涙出てきた。ころん理容室本日閉店です。