テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:TV・新聞・ラジオ
手紙は中国語で手の紙、すなわちティッシュペーパー。同様に?ニュースは新聞(xin1wen2 シンウェン)、因みに日本語の新聞は報紙(bao2zhi3 バオジー)と言う。
実は私、日本語の新聞が何故新しく聞くと書くか疑問だった。新聞は新しく見るではないのか。 中国古典学者が次の文を引用 多少*の新聞見 まさに語りて明に至るべし (見たり聞いたりする事を語り合ううちに夜が明けてしまうだろう) ここで聞見は見聞に同じで新聞見は新しい情報ともいえると。だが、 個人で見ることの範囲は限られている。それに比べて聞くことには際限がない。そこで新聞見→新聞になったらしい。 日本語の新聞のルーツは、中国語の新聞(新しく聞き知ったこと)つまりニュースと言う意味らしい。 ニュースはソフトで紙のハードを意味しない。記事では「新聞が紙から完全に独立する日が来るだろうか」と紙の終焉を予感させるが、とんだ新聞の語源発見だった。 ニュースの見るは限られ聞くは際限なし→新聞見→新聞 *: 多少は中国語では沢山の意 参考文献 10/16 日経 漢字コトバ散策 新聞 より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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