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• 都内からの日帰りバス旅行

  乗ったバスは頑丈なタイヤ、このタイヤが運んでくれたのは・・・続きはトラックバック「 長野方面日帰りバス旅行」をどうぞ！

  2005年10月15日

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• 清水の水溜り

  福島県いわき市のここに弓弭（ゆはず）の清水といわれる1m四方位の水溜りがある。ここは勿来（なこそ）関見学の入口に当る場所ですぐ脇には清水の看板があり、本文中には「のどが渇いて・・・」とある。ここの最後に写真がある。確かにきれいな水なのだがよく見ると4-5cmの金魚二匹とフナ一匹が元気に泳いでいる。飲める清水ならひしゃく位置いてあっても良さそうだが無い。間違って飲まないように、誰かが魚を放ったのだろうか。井戸か池かどうでもいいが迷った。ココロの保管庫に清水の水溜りというジャンルを設けようか・・・☆★★★☆ ----水清ければ魚住まず。　Clear water breeds no fish.---- ☆★★★☆

  2005年09月18日

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• 夢は夜開く、車のアクセルは夜開く

  雄大な北海道、その北部で何時間も対向車なしで走ったことがあるが都会では走ること自体がままならない。車は便利だが交通渋滞が心配なのだ。先日の福島県への用事も実は夜中10時頃に出かけた。午前4時まで運転し、車中泊の仮眠で目的地に着いた。宅急便事業は夜中に長距離移動することで知られるが、それもこれも謂わばズレ勤の車版だ。深夜でも都会の幹線道路はトラックを中心に結構な交通量がある。トラックバックした「深夜の峠越え」は都会の近くで野生動物に会えたちょっと驚く体験だったが、大部分の北海道で夜走ると野性味たっぷりだろうなと思いながら、アクセルを開いた。

  2005年09月16日

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• チェックインの女神・・・私について来て！

  ☆★★★☆ ----空港でのチェックインの列で、時間が迫る・・・--- ☆★★★☆一昨日のBLOGで空港にギリギリで間に合ったと書いたが、チェックインするまでに一波乱あった。実は余裕はない出発時刻の1時間20分前に着いた。航空会社のカウンターに行き出発時間を指差した上で切符を見せると、ここに並べという。100人以上の列の最後尾で瞬くうちに私の後ろにも列ができた。時間の割には列が消化しない。誰か職員に聞こうにも列中の荷連れオオカミではかなわない。段々と不安になる。そんな時急ぐ客はいないかと女性職員が聞きに回ってきた。申し出ると Along with me! （私について来て！）で整理のロープを外してくれ待ちなしのカウンターへ直行した。（どうでもいいことだがAlong with you! などとヤボなことを言ってはいけない、Thank you! と発した!(^^)!）今まで何度もチェックインしているが時間的に余裕があったから気付かなかったのだろう。ギリシャ神話には多くの神が登場するがここロンドンヒースロー空港にも救世主の神様はいた。それはチェックインの女神だった。

  2005年08月15日

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• ロンドンの列車

  写真はディーゼル車内部、ロンドン西近郊の駅、座席の脇にあった張り紙。ロンドンの街並みが電線がなくキレイだと思ったら、駅に行くと電線がなくこちらもキレイ。帰ってからネットで調べてみるとイギリスの列車は大半が非電化つまりディーゼルなのだそうだ。駅に改札はなく乗車中に検札があるのみ。こんな管理では無賃乗車は防げないのでは？はたまた紳士の国にそんなワルは居ないのか？ワルといえば昨今の公共交通機関を狙った爆弾騒ぎ、各座席には Safety information is displayed on posters in the vestibule area. （安全情報はデッキに張り紙されています。）とあった。ロンドンから西方の町に片道2-3時間の列車の旅だった。ホテルのオヤジさんが私が帰りの切符を持っているのを知った上で、次回の参考にとネットで調べてくれて3-4通りのルートをプリントアウトしてくれた事には恐縮した。その中にはヒースロー空港への直通バスもあった。列車の座席にはテーブルがありそこにノートPCを置いて仕事をしている人を一車両数人見かけた。これからの時代の常識的な風景かもしれない。

  2005年08月14日

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• ロンドンでバス乗間違い

  写真はロンドンの交差点で、街中に電柱がないので信号機が地面から突き出ている。もう一つは二階建てバスの中から前方を見た。バスの前方にもう一台の二階建てバスが見える。この時実は目的と反対方向のバスに乗っていた。イギリスでの旅を終え、地方都市から列車で、とある駅に着き、そこからバスでヒースロー空港に向かった。予め140と書かれたバスに乗る事になっていた。重たいトランクケースを押して鉄道駅から出ると運良くバスが来ていた。バスの背中にはいろんな行き先・路線名？が書かれていて、その中に色違いでしかも大きく140と書かれていたので私はてっきりこのバスだと思いこみ乗った。途中ヒースローと書かれた標識を見たが反対方向へ行った。路線バスだから遠回りして行くのかと思った。ふと気付くと乗車時間は15分程度と聞いていたのに30分も乗っている。乗客に聞くと Wrong Lane だといい、次のバス停で降りて反対方向へ行けという。程なく今度はオデコ140のバスが来た。結局同じ道を鉄道駅まで戻りに反対方向へ行くハメになった。☆★★★☆ ----オデコで確認バス路線---- ☆★★★☆バスの中で隣の乗客がヒースロー空港の第4ターミナルで降りるように言ってくれた。これは貴重な情報だった。さもなくばバス停に着いて慌てたか乗り過ごしたかもしれない。結局一時間以上ロスしてしまったが、お陰でギリギリ飛行機に間に合った。反省点として、バスはオデコで行き先を確認する事、それに降りるバス停名まで確認しておく事。疑問があれば即周りに聞く事、考えてみれば当たり前のことだった。

  2005年08月13日

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• 

  Tewkesburyで見たもの

  11-12世紀の古い建物がある歴史の街tewkesburyに行った。Cheltenham＊という鉄道駅から車で20分位にある静かな佇まいの都市だった。イギリスいやヨーロッパ全体にいえることだが周辺の景観と街並みの調和がいい。１　電柱がない。これは行政が一体となり街造りに取り組んだ結果だろう。２　建物の色や形まで周りの自然と違和感がない。３　ケバケバしい看板がない。この街で2日間過ごした。日頃緑の少ない東京に暮らす者にとり、すぐ隣に自然があり気温も22℃位で生気を取り戻したような気がする。ホテルで何気なくTVに目をやるとHIROSHIMAというタイトルのあの原爆シーンで番組の紹介が目に止まった。この時期世界的にNo More HIROSHIMA! なのだろう。 ＊：　ロンドンから列車で西方に2-3時間にある駅。

  2005年08月01日

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• 御堂筋の女性像

  写真を見てお分かりのとおり、旅先で見かけた彫像の一部をご紹介する。ここは大阪、御堂筋、道路の100mかそれ以下の間隔でこのような彫像が並んでいた。新緑をバックにそのくすんだ色はどれも趣のある彫像だった。

  2005年06月12日

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• 言葉の壁を越える知恵

  外国に行ったとき言葉が通じないストレスは大きい。英語だけで通じると思うなかれ世界は広いのだ。人間対人間の意思疎通で一番大切なことは、イエス、ノー、好き、嫌い、したい、したくない、等の基本の単語を覚えること。それに人とのコミニュケーションでは紙と鉛筆を用意して常にポンチ絵を書きながら、それが基本だと思っている。その昔中南米のコロンビアに一ヵ月半居たことがある。英語は殆ど通じない。私のスペイン語もいわば赤ちゃんレベル、しかし気の知れた代理店の人はそれを普通のスペイン語？に翻訳してくれた。そんなことから私は自分の知る限りのことをすれば、何とかなると思った。それに面白いことに黙っていると相手はタタミかけてきて益々分からなくなる。逆に「自分の知っていることはこれだけでこんな考えを持っている」みたいな風にいうと、その道筋に合った話やこちらの知っている単語で話をしてもらえる。考えてみるとこれはコミニュケーションとして至極当然のことだろう。本音をぶちまける、ある意味自分をさらけ出すに近いと思うが、言葉も習慣も違うところで生活する知恵だと思っている。

  2005年06月03日

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• 平和な情景

  倉敷市の駅近くの夕暮れ時、小川の上に橋のような広い渡しがあり背もたれ付きの長椅子があった。薄明かりの中80歳は越したと思われる老夫婦だと思われるカップルが、足元から流れる下流を見ながら夕涼みをしていた。川幅が2-3m、都会なのに水はキレイだし水量もある。魚の群れが元気良く上って行くのが見える。当たり前の生活、平和な情景ってこんなものかなと思った。

  2005年05月29日

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• 花子、絶対に爆発しないでね！

  倉敷市で見かけた光景、LPG運搬船だ。周りの巨船よりはるかに小さいがそれでも50m以上の長さはあるだろうか。火気厳禁のこの船、赤い色で注意を促しているようだ。船首と船尾に「LADY　花子（としておこう）」とある。婦人花子だ。製鉄所の作業員が溶鉱炉に女性の名前をつけていると聞いた。性能が安定しにくい物の代名詞、いや安定して欲しいという願いを込めて「今日の花子は機嫌がいい！」などと使うそうだ。本船も花子、絶対に爆発しないでね！海の男の祈りが伝わる。

  2005年05月28日

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• 倉敷市散策・・・枯れておどろにからむ

  岡山県倉敷市に美観地区と称する江戸時代からの伝統建物が残る一帯がある。駅から歩いて5分位で行ける。ここには200余りの町屋や蔵が保存されている。蔵屋敷といわれるこれら建物は倉敷川だと思うが船荷を管理する商人により建てられたそうだ。酒蔵あり何屋ありの昔ながらの時代劇で見た風景があった。ビールの老舗があり一杯500円で余程飲もうかと思った。いい天気で公園なども歩きたい、じっとこらえた。阿知神社近くには樹齢500年という巨大な「天然記念物　阿知の藤」（写真）を見た。「枯れておどろにからむ」と表現されるように底知れぬ生命力というか、ツタの部分は枯れているようでしっかり生きている感じがした。

  2005年05月26日

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• 放浪記から林芙美子像

  林芙美子1903-1951、没後50年を経た。放浪記という作品は昭和3年の作で若き日の自伝だという。傘と行李を携えた尾道駅すぐ近くの大通りをバックの石像は直江津への旅姿だろうか。随分小さいなと思ったが実物大か確認しなかった。ともあれ今から80年前この辺りをこんな恰好で歩いて居たんだ・・・当時の厳しい生活環境の中でも逞しく生きていけること、そして食べられるだけでは生きていけないひ弱さ、そんなことがテーマの作品らしい。らしいということでこのベストセラー作品を読んでいないことがバレてしまった。読みもせずこれ以上語れないので図書館に予約した。

  2005年05月25日

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• しまなみ海道

  北海道なら良く知っているが海道って何だ？うまいことにPCの漢字変換辞書が教えてくれた。海岸沿いの幹線道路だと。しまなみってこれは月並ながら漢字にして分かった。山並みならぬ島並がルーツだろう。このしまなみ海道、 1999年に開通した約60kmの西瀬戸自動車道の愛称だ。尾道-今治をケンケンで結ぶ10本の橋には自転車歩行者専用道路（総延長約 80km）があるため、全線を通じていつでもウォーキングや自転車ドライブができるという。もちろん地元の生活道路もあるのだろう。

  2005年05月24日

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• 自転車でドライブの訳

  昨日のBLOGで自転車でドライブという表現に疑問を持たれた方もいると思う。別にサイクリングという用語を知らなかった訳ではない。尾道で乗ったタクシー、50代始めの背が高く屈強でそれでいて温厚で礼儀正しいおじさん運転手と見た。後部座席の私の目の前ににこやかな写真と名前、そして趣味・特技　ドライブとあった。勝手な想像だが造船所あたりで働いていて、リストラなどで早期退職し転職先で第二の人生をドライブしているのだろう。運転手の趣味・特技がドライブとは何とも頼もしい。駅の近くにレンタサイクルがあった。最初の1時間200円で30分刻みで100円、5時間だと1000円の計算だ。サイクリングというと軽快過ぎる、次回はじっくり自転車でドライブしたいと思ったのだ。

  2005年05月23日

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• 尾道、次回は自転車でドライブ

  多くの造船所がありいかにも海運で栄えたという町尾道。写真はここから西南西方向に撮った。対岸の山々、実は島々なのだがケンケンで四国今治につながる。島から島へと歌われた「瀬戸の花嫁」の歌詞を思い出させる光景だ。南に開けた丘陵か山か、千光寺公園を散策した。南向きの斜面に多くの民家があった。歩きながら斜面に建つ家の特長を考えた。１　日当たりが良い２　見晴らしが良い３　他の家から覗かれにくい４　階段で足腰が鍛えられる多くの文学作品の舞台ともなったこの地、眺めるだけでなく、次回機会があったら島伝いに今治の方までサイクリングコースがあるらしいので自転車でドライブしよう。

  2005年05月22日

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• 深夜の峠越え

  富山から一般道で東京へ帰る。深夜1時半頃十石峠にさしかかる。初めて走る道だ。後で分かったのだが日航機墜落事故はこの辺りで起きたそうだ。道幅が狭く急勾配急カーブの6-7kmは車一台が通れる道、至る所山が崩れないようにコンクリートが打たれている。天気は良く満点の星空、でも路面には落石がばら撒かれているようなところもあり危険が無い訳ではない。地図からはここまで読み取れなかった。燃料はあるしカーナビで位置は分かる。いざとなれば車中泊もできるが早く抜けたい。曲がった途端、眼前に滝が現れた。現れたのは滝だけでなかった。眼前に大きな鹿が横切った。オッ動物が居る。道路の真ん中に黒くノタノタした毛虫のようなものがうごめいている、出たーー！のは狸だった。しっぽが体長程もありふっくらと引きずりながら何となくユーモラスに動いていた。野生の狸は初めて見た。狸はこの辺りで計6回見た。ウサギにも一回会った。10m位車で追いかけた。野性のウサギは何十年ぶりだろう。ここは東京の北西70-80km、1-2時間対向車も追い抜く車も無く深山唯一人の孤独感満点だった!(^^)!

  2005年05月08日

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• 一日一般道400km走破

  富山を17時に車で出発一般道で東京に向かう。糸魚川経由のコースにした。かなり遠回りだが幹線道路だから走り易いだろうという予想が的中した。糸魚川で海の幸豊かな食事、実にうまい！地図で見ると長野から東京に抜ける道発見、それで帰ることにした。長野市内は夜の11時過ぎ、交通量は多いが渋滞なし快適だ。長野市内を抜けるとめっきり交通量が減った。深夜の峠越えは明日のBLOGにアップする。午前3時にここ芦ヶ久保の道の駅に到着、2時間仮眠をとり7時過ぎには自宅に着いた。東京辺りで一日10時間で一般道400km走破できた。一般道の場合都市を結ぶ訳だから市街地では何処かで渋滞にはまり易い。しかしこの日は5月連休の最中、休日の夜は混まないのだと思う。時期と時間を選べば結構走れることが分かった。

  2005年05月07日

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• 富山の地の利

  ちょっと考えると分かることだがこの地が日本海交流圏の中心とは恥ずかしながら知らなかった。日本海国土軸という構想がありそこでも要の地のようだ。ロシア・韓国・中国、北海道や九州とは海上で、陸路では高速道路で東京まで6時間、名古屋まで3時間20分、大阪まで4時間という地の利だ。昔富山のクスリで有名だったが、今後どんな風にこの地が発展するか期待したい。

  2005年05月06日

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• やどかり旅行

  カニ族は大きなリュックを思い出すが、これはのんびりした衣食住？を備えた一体旅行、車にマットと寝袋を持ち込んだ。普通乗用車の後部背もたれを倒すとトランクと通じたフルフラットのベッドができる。トランクに足を入れる形で一人用に十分、寝返りもできる。実は五月初めに東京から富山まで3泊4日の旅に出た。片道400km余り、高速で一気に行く手もあるが高速運転だと周りの景色を楽しむ余裕に乏しい（ホントは他の理由も混じる）。という訳で東京の雰囲気が切れる？辺りまで高速を使いそこから先を一般道にした。一泊目はここ道の駅の駐車場。トイレ、水、レストランがあった。キャンピングカーも含めここで投宿すると思われる車が20台位あった。レストランで食事をした後ヤドカリに戻ると眠くなった。早めに寝て明日夜明けと共に動こう。森林の木と気が充満する中、折から雨も降り始めていた。一句ひねった↓。☆★★★☆ ----鉄一枚、ガラス一枚の有り難さ---- ☆★★★☆

  2005年05月04日

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• 北海道ツアー

  知り合いが2月末から2泊3日の北海道ツアーに参加した。以下土産話をまとめてみた。東京から千歳まで飛行機そこから観光バスの旅。小樽経由で層雲峡泊、翌日北見網走経由で宇登呂泊、翌日阿寒経由で女満別。そこから東京まで飛行機と続く。150人程のバス3台でのツアーだった。何時も連なって走るのでなく、要所要所は押さえながら1台ずつがが独立して走った。この時期目玉は網走港から出る流氷観測砕氷船らしく、上船前には大型観光バスがあちこちから10台位集まってきたと。その方は面白い人でバスの中で皆を笑わせたそうだ。丹頂の里で「タンチョウな生活ですね」と言ってみたり、次のようなガイドさんとの会話もあったそうだ。この辺りは見渡す限り（雪ばかりで）何も無いところで御座います。（自分の頭を指差し）私もそうです。そのお客さん黙ってて下さい！

  2005年03月10日

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• タイムマシンで、どんな時代に行きたいか？

  かつて部下が結婚しカップルの挨拶状をもらった。その最後にはアクセサリーのようにして、英語の洒落た字体で次のように書かれていた。They say time flies when you're having fun. That is so true for us. Let us step into a time machine to live today forever.「楽しい時はすぐ過ぎ去るものだから、今日の日が永遠に続くタイムマシンに乗り込もう！」一般に日本人はキザな事を書くのは照れくさいので、英語表記したのだろう。それにしても普通タイムマシンというと現状逃避的な響きがあるものだがこのタイムマシンは変わっている。今日の日が永遠に続く高機能のタイムマシンなのだ。さて私がタイムマシンでどんな時代に行きたいかだが、是非あの世の時代に行ってみたい。何故かってそれは、あの世の方が友だち＊がたくさんいるからさ。それにこれが究極の理由なのだが、あの世がどんなものか分ればこの世の処し方が分るというものだ！このタイムマシンに乗り込むに当たり絶対の条件がある。それは途中でガス欠や故障つまりエンコしないことだ。＊: 生きている人とそうでない人の数を比較すると後者が圧倒的に多い^^;

  2005年01月04日

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• 高速バス

  東京から名古屋まで約300kmの距離があるが、行く方法を考えた。新幹線だと速いけど運賃が高い。新幹線以外の鉄道は色々乗り継ぎを考えねばならぬ。JRはどうやら新幹線に乗せたいらしい。そりゃそうだあれだけのインフラ作っておきながら在来線に客が流れたら真っ青だろう。でもここは強（したた）かに、鉄道ダメでもバスがあるさ。今回初めて高速バスを調べてみた。東京の新宿から名古屋まで、時間は5-6時間かかるが大手共通価格で新幹線の半値以下の5,100円で行ける。ネットで調べると東名高速直行で2,900円というのがありこれに決定、満席寸前だったが乗れた。昼下がりの高速道、バスは快調に運行しているが何と左右に揺れる。この運転手居眠り運転しているのでは？と不安になったがどうやら横風のようだ。帰りのバスではそんな乗客の気持ちを察知してか、「横風で左右に揺れても居眠りではありません。」とアナウンスしていた。テープだったので心配だが・・・(――;)帰り同じ会社のバスは満席、やむなく大手の5,100円バスにした。中央高速の路線バスだ。行きより1時間位多く時間がかかる。最初6名で途中から4名追加になったがガラガラ。帰りは路線バスという違いはあるがやはり安い方に客は流れると思った。

  2004年12月30日

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• 

  いつもの富士山

  今日は1月13日、数日前からここ東京から名古屋へ旅行、行きは東名帰りは中央の高速バス、丁度富士山を取り囲むような高速道路の旅だった。行きの富士山南側の足柄サービスエリアでは、すぐに近く大きく、あたかも我々が懐に抱かれるように、そんな雪を頂く眩（まばゆ）い富士山だった。帰りの西側からの富士山、夜のため見えなかったが、数日前同じ道を昼間通った時、雪は殆ど見えず寒々とした黒い地肌の富士山だった。さて東側から見る今朝の我家から見る富士山、この時期空気が澄んでいてくっきりと見える。以上いつもの富士山に戻ったお話し。

  2004年12月29日

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• 寒冷地仕様

  二年前の2月、まだ零下30度にもなるという時期に北海道へフェーリーにて車で行ったことがある。苫小牧からは帯広、阿寒、北見と陸路で500km弱位の距離がある。予め東京出発からスタッドレスタイヤに換えていた。カーショップで北海道行きの話しをしていると、その店のお兄さんが言うには、寒冷地仕様の車でないとダメだという。バッテリーの容量が3倍足りないし、暖房の熱量、エンジンオイル、ラジエター液、車の断熱いろいろ違うから無理だという。何やら不安を掻き立てるような言い方だった。走る時の外気だがせいぜいマイナス20度までだ。車の整備工場でみてもらうと、エンジンオイルはそのままでかろうじて大丈夫、バッテリーのパワーが少し不安だという。そこで北海道滞在中は目的地に着くとバッテリーを外し部屋の中に持ち込んだ。万一に備えバッテリーの充電器も用意した。その後寒い朝はさすがエンジンオイルの粘性が高く、クシュンクシュン寸前だったが何とかエンジンが掛かった。苫小牧についてすぐラジエター液を寒冷地用に換えた。ワイパー液も濃度を濃くした。寒風吹きすさぶ日勝峠はアイスバーンで気温マイナス15度だったが、暖房も十分に効き難なく走破できた。余談だが北見にいた頃、寒い朝に車のエンジンを掛けることは大変だった。ある時自宅の近くでエンジンを暖めようと火を焚き車を燃やした人がいた。何故知っているかというとTVニュースで、言外にこんなアホなことするなといわんばかりに報道していたから。ともあれ寒冷地仕様でなくても何とか走ることができた。その後の車検時にエンジンオイルも寒冷地向けに変えている。

  2004年12月25日

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• スタッドレスタイヤの威力

  二年前に厳寒時の2月に北海道に車・フェリーで行った。スタッドレスタイヤを購入し履いて行った。このタイヤ、路面をグリップする力はノーマルタイヤと比べ物にならない。それもそのはず、ノーマルではまるでスケートのようだ。スケートが滑るのは氷とブレードとの間に水ができ潤滑油のようになるからだという。タイヤが滑るのはこれと同じ原理だそうだ。そこでスタッドレスはこの水を逃がす工夫がされているそうだ。そうすると乾いた手に氷がくっ付くのと同じ原理で摩擦力が働く。気温が０からマイナス10度位では特に水になりやすく滑るそうだ。マイナス10度以下になると少しは滑りにくくなると。理屈はさておき今回山梨へ片道160km位の距離、予め履いていって正解だった。なんてったってイザというときの安心感が違う。安心して凍結面でも運転できた。燃費が１割位悪くなることを除けば特に問題はなかった。ロードノイズもさして気にならなかった。宿は山腹にあり、雪が積もっており、上りの傾斜面では空回りして進めなかった。一時道路に対し車体が斜めに立ち往生し怖い思いも少しした。私の車はFFの２WDだが、やはりこんなところでは４WDの車がいい。結局諦め遠回りだが他のルートでたどり着いた。雪が降り積もる路面でグリップ力が落ちることが分かったが、普通の凍結路面ではまずまずだ。ABS（アンチロックブレーキシステム）が効いてスリップしにくいのも嬉しい。パッと見にはノーマルもスタッドレスもさして違いはないのに、その性能上の違いは歴然だ。

  2004年12月24日

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  正月スキー

  この正月2泊３日で家族で、山梨県で過ごした。冬のスポーツといえばスキー・スケート、これっきゃない。これを楽しんできた。スキーは大自然の中、重力に逆らってリフトで上がり一気に（かどうかは知らぬが）下りてくるスポーツ。足のバネを効かせると太ももの内側のスジが張ってくるのが分かる。コブを連続して乗り越えるスピードとスリルがたまらない。「足が笑わないよう」自分の技量をわきまえることが大切だ。一方のスケート、残念ながら写真を撮り忘れてしまったがこちらも十分に楽しんだ。スキーと違いこちらは平らな氷面、自分で押した分しか進まない。しかしスケートは後ろにも進めるのが嬉しい。アイスダンスの曲を耳に課題を流したり部分的な練習をした。スキー・スケートどちらも足腰の程よい運動になった。（お願い：　日付はズレていますが、「本日にたどり着く」よう頑張りますのでご容赦下さい。)

  2004年12月23日

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• 日本での、とんだ豪華旅行

  知り合いのご夫婦が、宿だけで一泊一人4万円二人で8万円の旅行をした。結果は大いに不満足だった。ホスピタリティーつまり親切にもてなされることを期待したが裏切られ、もう二度とここへは来ないと。自室に露天風呂が付いているという造りで建物は贅沢なものらしいが、出迎えの時からホスピタリティーを感じなかったという。経営者も従業員も若い人で客の気を掴むどころか何処吹く風とやら。例えば食事、事前に知らされていたメニューだったのはいいが、出来立てでなく冷えていたと。しかも火力が弱く暖まらない（これはサービス以前の問題）。何かを頼んでもすぐに持ってこない等々。改めてサービス業って何かを考えた。客に奉仕（サービス）するのが接客の基本。例えば私は車を運転する時助手席で眠ってくれている方が運転しやすい。なまじっか無理に起きていられると申し訳ない気持ちになる。これもサービス精神かと勝手に思っている。客は我侭でその代償に金を払う。客は料理などの物に金を払っているのではなく、やはりこれだけの費用の旅行ともなるとサービスだってして欲しいのだ。接客する側もそのサービス精神に徹するべきだし、そうすれば自他共にあらゆることがプラスに働いてくると思うのだが。

  2004年12月18日

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• 北京旅行　多様性の原風景

  昨日貧富の差、戸籍に載らない子供など中国の問題点を取り上げた。しかしネガティブな面でなくエネルギーに満ちた多様性のあるポジティブな面もあると思う。したたかなハングリー精神は逆境で育つという。北京の天壇公園では、トランプ、ダンス、楽器演奏、歌など年配者がそれぞれグループとなり興じていた。自然発生的にそうなった感じだ。日本ではおそらくこんな光景をみることは無いだろう。少なくとも30-40年前の日本では、小中学校のクラスにはいわゆる知的障害と思われる人がある割合でいたような気がする。現在はいろんな意味で住み分けられ健全者と一緒のクラスになることは少ない。日本では人間本来の多様性から異質なものへ、個別化孤立化へ向かっているような気がしてならない。

  2004年12月17日

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• 北京旅行　貧富の差

  今回日本から中国へ3泊4日の格安ツアー（全食事観光付き）で四捨五入すると3万円足らずで行けた。しかし中国から日本へ旅行するとなると日本円で10万円位かかるそうだ。所得が単純に10倍違うとすると日本の感覚に直すと100万円ということだ。中国から日本へは余程の金持ちでないと旅行できないのだ。北京の繁華街王府井（ワンフージン）を歩くと日本の銀座を歩いているようだった。華やかでお洒落でいろんなものがある。物価も現地の人にとっては高い感じを受けた。日本円で一個千円もする長野のりんごが売られていた。日本だって高い、どんな人が買うのか気になったが、買える大金持ちがいるのだろう。それとは対照的に街にはあまり目立たないが乞食がいた。１元くれという金額指定の乞食もいた。たった１元なんだと強調しているようだった。それは一見普通のおばさんと何ら変わりない乞食だった。どうも中国では地域による貧富の差もあるが、地域内での貧富の差も日本より大きいようだ。一人っ子政策の陰で戸籍に載らない子供も相当数いると聞く。人それぞれ国それぞれ悩みはある。中国という国も例外ではないだろう。

  2004年12月16日

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• 北京旅行　つまみの無い酒場

  ホテルのロビー脇に小さな酒場があった。テーブルとイスだけ、入り口でビールを注文、程なく運ばれてきたのはビール瓶とコップだけ。ザッツオールそれだけなのである。当たり前といえば当たり前、ちょっとつまみも、なんて期待するのが間違いだ。ここは中国三つ星ホテル。つまみは売っていない。もしかして何か法的な規制、はたまた商売っ気が無いのかは不明。世界中五つ星クラスになるとサービスもいいが料金もいい。何時だったかビールを注文すると有り余るピーナッツが付いてきた。それに比べるとシステムさえ分かれば気楽なものだ。次回からはつまみ持参で利用させてもらった。安く、自由に、気楽に、私にはこんなホテルが似合う。

  2004年12月15日

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  北京旅行　難点ありでもまずまず赤トレーナー

  今回旅行の不良品その２は次の通り。頭ごなしに不良品といったが、ここでは期待した性能が得られないことをいう。（日本のお客さん厳しい(^^)v）　万里の長城で日本円千円で買ったこの赤のトレーナー、「私は万里の長城に登った」と中国語で書き込まれている。私には少し大きめだが、お尻の辺りまで丈が長く、綿100%で温かい。ポケットがついていないがこれが防犯上都合がいいことが分かった。無いポケットには泥棒が手を入れられないし、逆に物売りがポケットに商品を押し込めないから、押し売り撃退にもいい。今回ツアーは10人だったが、赤で目立つため目印になって良かったと感謝された。洗濯しても色落ちなど無かった。こんな赤トレーナーにも難点があった。写真にあるとおり：１　ある種の衣類の上に着ただけで一面赤い綿が綿雲（わたぐも）のように付くのには困った。これは裏地処置をしていないためらしい。２　一体全体「100% COTONE」とは何だ？フランス語にもスペイン語にもそんなスペルは見当たらないが・・・造語かはたまた何らかの意図があってのことか？この表示の裏には「100% COTTON」と正しい英語表示がある。どうやらこのトレーナー、難点はあるもののコストパフォーマンスはまずまずだ。うがった見方をすれば「生産設備の技術レベルが上がりそこそこの品質になってしまう」ということか、それはそれで結構だが。

  2004年12月14日

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  北京旅行　アルコール消毒された酒瓶

  前回中国旅行の不良品を述べたが、さて今回旅行の不良品その１は次の通り。レストランの一角で小瓶の高粱酒を売っていた。一本日本円で140円位で、ちょっとしたお土産に丁度いい。売り場では立てた状態で五個の袋入りになっていた。6個と他のものと合わせ千円で購入した。後で気付いたのだが、これを横にすると栓が封印されているのに漏れ出すのだ。ベトベトし周りがお酒の臭いでプンプンとしている。20%位の確率でそうなる。アルコール度が高く表面張力が少ないため出やすいのか。出国の時立てたまま機内持ち込みしようとすると検査で引っ掛かり、預けろという。アルコール度が60度近くあるので危険物かもしれない。後で燃やしてみるとブランデーのような妖しい光で燃える（写真参照）。チェックインカウンターに戻り預けようとすると梱包しろといわれその場所へ行く。二重のビニールで包まれているので何とかなるか。後で分かったのだが一本が漏れ出し中でアルコール消毒つまりワヤ になっていた。ここで梱包代10元（140円）を要求されたが中国元はなかった。私は一種の賭けに出た。没有銭（メイヨーチェン、お金無い）！USドルを持っていないか聞かれた。100ドル紙幣一枚持っていたがこれを取られては叶わない。再び没有銭！　例え没収されても千円にも満たない。若い係官は行っていいよと合図した。謝謝！と笑顔で礼を言って梱包された荷物を受け取った。飛行機で液体を運ぶのは要注意だ。気圧の関係で漏れやすくなるし、万一割れることも想定しないといけない。

  2004年12月13日

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• 中国旅行　昔の不良品

  もう10年位前の話で時効なのだが中国で次のことがあった。１　ホテル内でお湯を沸かすため中国人知り合いが電気コンロを買って来てくれた。値段は日本より桁違いに安い、しかし電極がむき出しで危険極まりなく、しかも2-3回使っただけで本体の耐火部分が真二つに割れ使えなくなった。２　瓶ビールをスーパーの半値位で売っている小さな店を発見、ラベルは新品のように汚れなし。二本買った。よく見ると中身の高さが違う。気にせず一本の栓を抜くと炭酸が抜ける音がしない。気にせず飲むと翌朝下痢した。もう一本は飲まずして捨てた。３　ビールのついでにもう一つ、私がビール好きを知っている中国人知り合いは、観光案内の途中、店に冷えたビールがあるかと店員に聞く。あるよと答え席に着くと生ぬるいビールを持ってきて、席を発ったことが何度かあった。これはウソをついたので「不良品」だ。４　昔は入国審査で係官との間が1m位離れていた。係官がパスポートを投げて返した。これも乗客サービスの上から「不良品」だ。

  2004年12月12日

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  中華料理

  中華料理は宮廷料理に代表されるように世界一のグルメ料理とされる。だがその裏には戦乱・重税に喘ぐ庶民の歴史があるようだ。自然物を薬と見る漢方の流れも同じルーツなのだろうか。中華料理と中国料理との違いは何か。大雑把に高いのが中華、安いのが中国と大別されるが、同じように使われることもあるらしい。変な例えだがスポーツ応援でガンバレニッポン！の方がガンバレニホン！より力が入るように、そんな程度の差かもしれない。今回の北京旅行でいろんな中華料理を味わったが宮廷風、田舎、広東飲茶、四川料理など殆ど差がなかった。これは私の舌が鈍感か、はたまたツアー料金が格安のためそれぞれの真髄まで迫れなかったか不明だ。中華料理は鍋一つで油と火を使った料理が多い。いわゆる味を閉じ込めて融合させ醸し出される味だと。日本料理のように素材の味を大事にするのとはポリシーが違う。しかし日本の文化は中国から伝わったとされる。ちょっと大胆な推論だが、日本は自然物を薬と見る漢方の流れを日本料理に形を変えて受け継いだのだろう。そういえばキーワードとして医食同源、薬膳などが思い浮かぶ。

  2004年12月11日

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  北京ダック

  北京の有名料理は北京ダックだろう。この料理、アヒルに無理やり食料を詰め込み、急成長させたものだ。ある農民のアイデア商品だとか。美味しさの裏のむごさは食べる時には忘れてしまう。中国は仕事及びプライベートで何度か来ているが、北京以外の都市でも北京ダックを賞味した。何時も北京ダックはこんがりと黄金色に焼かれたアヒル一羽が運ばれ料理人が目の前で切り取ってくれるパフォーマンス付だ。今回もその例に漏れなかった。実はホントに美味しい北京ダックは一度だけ過去に経験している。その時は焼き上がり直後だったような気がする。一見焼き上がりの様でも冷えたもの、つまり何時間か前に焼き上がったものの時がある。今回のは冷えていたがそんなに時間が経っていなくそこそこの味がした。餃子の皮のような白皮を広げ肉片に黒味噌をつけて乗せ、次にねぎを乗せ包んで頂く。二枚目写真中央手前に白皮、その後方に黒味噌とねぎが写っている。香ばしい独特の香りが特長だが、どうも美味しさの秘密は黒味噌が文字通りミソのような気がする。

  2004年12月10日

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  神聖な建物の守護者、獅子

  門そのものの、守護者である獅子が迎える。中国の神聖な場所にはよく見かける。写真は中国のあるシルク工場の正門だが日本の神社仏閣でも見かけるこの像、恥ずかしながら、どんな謂れがあるか知らなかった。ツアーガイドが、どちらが雄でどちらが雌かと聞く。正解は建物に向かって右側にボールを押さえているのが雄、左側に小獅子を押さえているのが雌だそうだ。遊んでいるようにも見える。ボールといったが球から転じて宇宙を表すのだそうだ。男子たるもの大きな志で生きよ、女子たるものしっかりと命を育みなさい、ということらしい。男女それぞれの特性を生かすことが人の道、ということか。

  2004年12月09日

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• 万里の長城に登る

  八達嶺（Ba1da2ling3）から長城に登った。10年以上前に行った時は険しいとされる左側、今回右側の比較的なだらかなコース（一本の往復）。なだらかとはいえ坂と階段の石でできた道、歩き甲斐はある。歩いては止まり付近の景色を見る。古代の人々の建築技術の粋と肉体的労苦を結集したとされる総延長6000kmの建造物だ。中国語では城壁の城を取り「長城」だが英語では壁を取り「The Great Wall」というのだろう。エジプトのピラミッドと違い国防という実利を（も？）目指した建造物だ。歴史の素人の私は良くぞ造ったという賞賛と「無用の長物」の思いが交錯する。国境線が変わったらどうするのか、北方民族と和睦したらどうなるのかと・・・ある方は「遊牧民と農耕民を隔絶する壁であり、まさしく中国のベルリンの壁なのである。（中略）この二つの歴史世界にはそれぞれに独自の歩みがあり、それぞれの国家、民族の興亡が繰り返された。」と分析している。どうやらこの壁で「中国人とは絶対いっしょになりたくない世界」を築いたらしい。長城が造られた2000年以上前の当時と現在を比較すると、身近なところから世界に至るまで似たような状況がある。総じて「歴史は繰り返す」というのだろう。人類の優秀さも所詮そんなものか、なんて結論づけるのはまだ早いか・・・

  2004年12月08日

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