我が家の納豆&味噌騒動!!
どうもTVでは連日あるある大辞典の捏造騒動で持ちきりですね。納豆の次はレタス、お次は味噌汁ですか。私は、あの番組は健康情報「バラエティー」だと思っていたので、話半分もしくは半分以下と思って、たまに見るものがなければ見ている程度でした。ブログを書くときにダメ押しで何かデータがないか検索していて、いきあたってあるあるにも紹介されてたようですと載せた事も1、2回はあるかと思いますが、前にも書いたように基本的にはあまり信じていません。とはいえあるあるで紹介していた事がすべて、でたらめだとも思っていません。ただあの実験結果とかは1週間から4週間までの短い期間のものが多く、あんなに短い期間であそこまではっきりした結果が出るとはちょっと考えられないと思うのです。皮膚は生まれ変わるのに28日かかりますし、筋肉は60日、骨は90日。3ヶ月もすればだいぶ生まれ変わりますが、全身の細胞が本当に完璧に生まれ変わるには約2年かかると言われていますし、2、3週間やそこらで、そんなに簡単にあそこまではっきり分かりやすい結果が出るわけがないのです。でもTVは毎週放送です。最初はちょっとの出来心が、盛り上げるためにエスカレートしてどんどん麻痺していったのでしょうか。最近の日本人のモラルの低下を物語っています。ところで我が家ではちょうど同じ時期、まったく別の納豆&味噌騒動が持ち上がっておりました。うちは木村さんの奇跡の林檎でおなじみのナチュラルハーモニーの宅配をとっておりまして、ハーモニーが販売している菌匠会の商品が前から気にはなっていました。ちくまの連載にも書いた、26の時つきあいはじめた今の夫が働き出した「無農薬野菜の店」というのは何を隠そう、このナチュラルハーモニーで、夫は5年勤めて退職いたしましたが、ここの社長とは当時親しくさせて頂き、最近も親友の結婚式でお会いしましたが本当にすばらしい志を持った私が心底尊敬している方です。ここの社長(私たちは大将と呼んでいます)と「買ってはいけない」で有名な三好先生が「菌匠会」というのを作り、以前から活動なさっている事は知っていました。日本は発酵食品天国で、味噌、醤油、酢、酒、納豆など数限りない発酵食品があります。それらはほんの40年前までは蔵に生息している麹菌や、わらに生息している納豆菌の自然な営みで作られていました。しかし大量生産と楽に作るという風潮のため、(それは添加物が日本をここまで覆いつくした経緯と同じだと思われます)現在ではほとんどの製造メーカーが種菌メーカーから買ってきた人工培養された菌を使っているのです。しかし、それを言い出すと本当にキリがないというか、さすがの鬼の私も「菌くらいはいいんじゃないかー?」とこれまで本気で考えてきませんでした。しかし先日この三好先生の新刊を読んで、人工培養された菌というのが、どんな培養液で育てられているかというのを知ってしまいました。肉汁、グルタミン酸ナトリウム、トリプトファン、白砂糖、ブドウ糖、各種ミネラル剤、乳糖、ブレムクレゾールパープル(殺菌剤)、クレゾールレッド(殺菌剤)などまじーーーー?!クレゾールー?この肉汁にBSEの疑いのある牛が混入しているかどうかの詳細は不明だそうです。培養液も問題だけど、そもそもこの菌はガンマ線やX線を当てられ、突然変異を起こさせて発酵に都合の良い菌だけを集めて作られているそうです。これらは他の菌が排除された単一菌である事が多いので、例えばイーストならパンを膨らますという事しか出来ません。天然酵母なら膨らます以外にも香り高かったり、独特の味わいがあったりしますよね?味噌なら味噌の風味とかがあまりない単一な味という事になります。培養液が残留しているという可能性もゼロではないようですし、発酵醸造菌としての本来の菌の姿から遺伝子変異していくという懸念も三好先生は指摘されています。うーーーん、でもここまで考えるとほんとに何も選べないー!!しかし、ほんとに世の中はそんなに人工培養菌使用なのかと確かめるべく、いつも食べている納豆メーカーに電話してみました。すると「天然のわらの納豆菌?そんなの今やってるとこありませんよ、あったら大腸菌とか繁殖して大変ですよ」と言われました。「うち?もちろん種菌メーカーから買った菌を2種ブレンドしています」おとなしく菌匠会の商品を購入しとけばいいんでしょうが、ここの天然わら納豆は空前の臭さです。もう、「納豆!!」という匂い充満で、食べ終わっても3日間くらい台所から納豆の匂いがぬけないほどの威力。それを数年前に食べた時「私はもう納豆は天然でなくていいわー」と決意しました(笑)しかし三好先生によると天然には大腸菌が繁殖してる等は単に中傷で、昔はそういうのを乗り越えて手間をかけて納豆を商品化してきたわけで、害のある菌が繁殖しないような手間はかかるものの、努力すれば天然の菌で安全に製作する事は可能であるそうです。で、私が食べてる黒酢はどうなの?とマルシゲに電話。すると時間をかけて亀壷で昔ながらの醸造をしているものの、鹿児島は暑くて蔵つき麹菌だと青カビにやられてしまうんですーというお返事。しかし、昔々は種菌メーカーなど存在していなかったので、鹿児島といえども蔵つき麹でやってたはずです。うーーむ。しかし酢を蔵つき天然麹菌などで製造している所は、もはやめったに存在しないようです。で、味噌と醤油はどうなの?と10年以上愛用してる三重県のヤマニ醸造株式会社に電話。するとなんと、ここが大当たり!!代々続く蔵つき麹菌でがんこに作っていて、麹を増やすのも、塩に漬けて胞子が飛ぶのを根気よく待って、飛んだ胞子を集めて種菌にしてるんですって!!なんでこんな事が可能かというと、ごく小規模で少ない数しか作っていないからだそうです。跡継ぎもいないから私の代で終わりですーと気のいいご主人は言います。頼む!誰かヤマニの跡を継いでくれーーーーーーーーっ!!このヤマニの味噌と醤油は、現在私はグローバルクリーンで買っています。臓器を硬化する懸念のある硫化マグネシウムの少ない真生塩をグローバルがヤマニに持ち込んで作ってもらっているという物。しかしヤマニオリジナルの味噌に使われている塩もどうやら岩塩らしく、やはり硫化マグネシウムは少ないのではないかと思います。このヤマニの事を報告がてら、詳しい事を聞きたくて三好先生のクリニックにも電話してみました。もちろん面識はありません。まさかと思ったら、なんとご本人が出たっ!!すごい無防備!!予想はしていましたが、非常に熱い方で真の鬼でございました。アンチエイジングの鬼 対 元祖危険な食品探求の鬼 初対決でございます!(笑)私が納豆メーカーやら味噌メーカー、お酢メーカーにまで電話した話をすると先生は感心して(あきれて?)、苦笑しておられました。私がドレッシング用にグローバルで買ってるもう一つの「有機味噌」は、ヤマニではなくなんと菌匠会のマルカワ味噌で作られている物でした。同じくグローバルが塩持込です。しかしこの味噌は天然の麹菌ではありませんでした、、、残念!!マルカワで作られている天然麹菌の味噌は「蔵の郷」と「日本」という味噌だけだそうで、「日本」は今季のはもう売り切れで、秋にならないと手に入りません。ハーモニーで売ってる「蔵の郷」はまだ手に入ります。しかもこのマルカワの味噌に通常使われている塩は海の塩ではなくモンゴルの天外天塩という塩で、ヒマラヤ山系の伏流水が大平原の岩塩地層に湧き出し、汚染とは全く無縁の塩の湖を一億数千年もかけて生成している塩だそうです。成分を見ても海の塩と比べてマグネシウム自体がほとんど含まれなくて、おいしさを感じるカルシウムが多くほのかに甘いのが特徴だそうで、、、、やばい!これは「蔵の郷」買いだなっ!!塩に問題がなければ、これのほうが大豆自体がなんと無堆肥無農薬自然栽培の味噌なんですもの!!あまり塩辛いとドレッシングには向かないので、一度試してみる事にします。キャーー楽しみー♪(蔵の郷は探したのですがネットで現在手に入る所はなく、ハーモニーに買いに行くか、会員になるしか買えないようです。)でも、ヤマニさんの豆味噌も味噌汁用にもちろん愛用し続けますわよ!!おいしいんだもの!ああ、こんな事をしてるうちに週に一度のお休みは終わってしまいました(汗)でも菌の問題を考え出すと、じゃあ酵素サプリは?とか甘酒は?とかもう頭がクラクラするので、1歩1歩あまり神経質になりすぎず考えていこうと思います。そして蔵つき酵母の寺田本家の「醍醐のしずく」で昨夜も1杯やってしまった鬼でした♪天然蔵つき麹菌で、細胞根こそぎ若返るぞっ!!(追記2月1日)患者さん情報 ナチュラルハウスのこの味噌も菌匠会マルカワ味噌さんが作った蔵つき麹菌の味噌のようです。ただし塩は何を使っているかは確認出来ていません。また、寺田本家の蔵つき酵母によるお酒は「醍醐のしずく」以外にも「しぼったまんま」がそうです。あと「むすひ」もほとんど酵母添加なしのお酒だそうです。人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリックありがとうございます!