ミネラルでミラクル!!
みなさん、こんにちは。すっかり寒めな感じになってきましたね。さて、最近私はミネラルに、かなりはまっています。以前から本にも書いているように、ミネラルの大切さは分かっていたつもりでしたし、野生植物を焼いて作られるミネラルもあまりにもすばらしいので、わたしのブランドでも商品化し、今も日々持ち歩いています。しかしミネラル補給することで、さまざまな症状が改善した例を食品と暮らしの安全の小冊子などでここ数年見ているうちに、あらためてミネラル摂取の大切さを意識するようになっています。NPO食品と暮らしの安全基金さんで、あらゆるミネラルが含まれるダシをモニターさんに渡して症状がどう変わるかを検証した内容が、一冊の本にまとめられています。とても興味深いので、よかったら読んでみて下さい。このモニター例で一番驚いたのは、近年増えていると言われる発達障害の子供の症状がミネラル補給によって劇的に改善した例です。もちろん発達障害がミネラル不足のせいというわけではないし、すべての発達障害にミネラル補給が有効と言うわけでもないようですが、数例のすごい改善例が出ています。少なくともどの子も低体温が改善し、鼻などの粘膜が丈夫になり、風邪をひきにくくなり、おそろしい偏食が治り、気持ちがおだやかになり、意欲が出てきているのです。他にも、学校の成績が上がった例、これは数多くあるようです。その他大人たちの化学物質過敏症、うつ病、肌荒れ、冷え症、肩こり、口内炎、体重増加など、さまざまな症状が改善したそうです。ただ、料理に使うダシを変えただけでですよ?酵素は確かに体のすべての働きに関わっている大事な存在ですが、その酵素のほとんどの働きにミネラルも関与しています。ミネラルがないと働けない酵素もあります。脳の神経伝達物質の働きにもミネラルが大きく関わるので、精神や脳の働きにも影響するというわけです。ミネラルには、想像以上ににすごい働きがあります。例えば亜鉛というミネラル1つをとっても、100種類以上の酵素の活動を助ける上に、成長ホルモンや性ホルモンの働きも助けています。にもかかわらず、確かに現在野菜に含まれるミネラルは恐ろしく減っています。例えばほうれん草に含まれる鉄分はこの50年で85%も減少しました。農薬や化学肥料の使いすぎ、品種改良、水、ハウス栽培、いろいろな原因があるようですが、ビタミンも含め栄養価はずいぶん落ちているようです。その上、加工品に重合リン酸塩が使われるようになったこと。重合リン酸塩はさまざまなミネラルと結びついて、体外へ持ちさります。缶詰、お弁当、レトルト食品、練り物、ハムやソーセージ、ラーメン、和菓子、洋菓子、そしてほとんどの冷凍食品に重合リン酸塩は使われています。その上、人々はダシの素を使うようになり、ダシをとらない家庭が増えてきました。ダシの素では無添加のものでもたんぱく加水分解物などのうまみ成分が中心で、十分なミネラルがとれません。今回の食品と暮らしの安全基金さんで行われた検証で使われたのは、昆布、いわし煮干、あごだしの3つを十分に出した液体状のダシです。かつおぶしは大型魚なので長時間煮込みますから、その分ミネラル分が少なくなるので、ミネラルをたくさん取ろうとしたら、やはり短時間しか煮ない小型魚の煮干が一番だそうです。でもそれだけではミネラルバランスとして完璧じゃないらしく、いわしよりミネラルが豊富な「トビウオ」の煮干である「あごだし」を加えるのがポイントなんですって。でも、この売られている合わせダシには三温糖が含まれているので、鬼としては気に入りません。三温糖って白砂糖を煮詰めてカラメル化させただけなんで、黒いからって白砂糖とたいして変わりませんからね~となると、自分でダシを取るしかない!そこで、我が家のダシを見直してみることにしました。うちはダシの素は使わず、コンブとかつおぶしでダシを取ってきました。煮干をやめてしまったのは、鶴見先生から魚の油はオメガ3だから、煮干は酸化しやすいと聞いたからです。しかし、トビウオならどうだろう?と、調べて見ると、トビウオはいわしの10分の1くらいしか脂質がありません。確かに飛ぶからな~!運動してるからメタボじゃないんだ!しかも「焼きあご」と呼ばれるものは、煮るのでなく焼いてから天日干しされるので、トビウオの普通の煮干より、ミネラルやビタミンが多く含まれていることも分かりました。ただ、脂質に関しては、焼くより煮る方が溶け出しているので、トビウオの普通の煮干のほうが、もっと酸化の心配がないかもしれません。しかし、いわしの煮干にはたいてい酸化防止剤が添加されているのに、「アゴダシ」には無添加のものが多いんです。これは、アゴダシがかなり酸化に強いことを意味していると思います。さっそく長崎県の「焼きあご」をお取り寄せして使ってみました。う~ん、ちょっと焼きすぎ?ところどころ黒いんでちょっと気になりますが、動物実験ではコゲた魚を一度に2万尾食べないと発ガンしないそうなんで、ま、大丈夫でしょう。とにかく10時間くらい前に、昆布と一緒に2尾、水につけときます。この時ちょっとだけ酢を入れるとミネラルが溶け出しやすいそう。そしてその後、そのまま水から煮ます。沸騰したら弱火にして10分くらい煮込んで出来上がり。すぐにトビウオを取り出します。ちょっとほぐしておくと更に良いダシが取れるようですが、砕けるんでその場合はザルかなんかに入れて煮た方がいいでしょう。驚くほど臭みがなく、驚くほど甘みがあっておいしいダシが取れました!!欲張って、ここにかつお節を入れることもあります。かつお節はかつお節で、ミネラルは少ないんだけどビタミンやアミノ酸が豊富で香りも豊か。やっぱりいいですよ~ここに、更にミネラルの宝庫の海藻、わかめやあおさを入れ、やはりミネラルの多い大豆で出来た味噌を溶けば、味噌汁1杯でミネラルをずいぶん補給できます。ただ、煮干も成分表で調べたら、そこまでいうほど脂質が多いわけではないな~と思い、どこのが良いかいろいろ調べていたら、私の譲れない3条件である1、天日干し2、酸化防止剤無添加3、新鮮で酸化しない工夫がしてあるというものを、やっと発見しました。自信をもってオススメ出来るのはこれです!!もう、この煮干に出会うのに、何社電話したかしれないですよ。他のところは天日干しって言ってても、最後は機械乾燥というところばかり。しかも酸化して黄色くなってても、無添加なんで仕方ないんですよね~みたいな。確かに煮干の酸化防止剤には発がん性が懸念されているBHAというやつが使われています。たまにビタミンEをBHAの代わりに使っている煮干もありますが、BHAが最強だそうです。このBHAは昭和57年に発ガン性が指摘され、昭和58年には使用が禁止されていたのに、現在また使われているということで「なんでやねん?」って感じで。でも、酸化防止剤もやだけど、酸化もやだよ~恒食さんの煮干は、もちろん酸化防止剤無添加。玄界灘で捕れた新鮮なイワシを完璧に天日乾燥した上に、酸化しないように機密性の高い袋に入れて脱酸素剤を入れているそうです。しかも、煮干が小さい!ここがポイント!いわしの煮干は小さいほうが油が少なく酸化も少ないんですって!ところで、なぜ天日干しがいいかというと、機械乾燥だと、重油を使うので、この湯煙が魚のはらわたに沁み込んでしまう可能性もあり、しかも天日の方がビタミンDが増えるからです。その他、ミネラル補給のために意識して摂りたい食べ物。●ナッツ●海藻●ゴマ●大豆ミネラルの錠剤のサプリメントでは、過剰症になる心配もあり、水に溶けていないので吸収も悪いようです。ミネラル不足は加工品を出来るだけ避けることと、ダシをちゃんと取ることと、上記の食品を適度に食べることで解決すると思います。ミネラルの多い無農薬で無肥料の野菜を出来るだけ選ぶことも大切です。低体温の方、冷え性の方、イライラする方、うつっぽい方、記憶力が悪くなったと感じている方、集中力をアップさせたい方、足がつりやすい方、肩こり腰痛がある方、脳の働きを良くしたい方、肌荒れを繰り返す方、疲れやすい方。。。もしかして、自分の性格だと思っていたことも、体質だと思っていたことも単なるミネラル不足かも???↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する「アンチエイジングの鬼プレミアム」好評発売中!アマゾンなどネット書店、全国の書店でも販売中です。