2008/02/11(月)02:52
鶴見式総まとめ
さて、鶴見本の総まとめとしてDR鶴見的おすすめ栄養素の摂り方を書きますと、、
1、炭水化物
すべての雑穀、すべての野菜、海藻、果物、野草、茸、リブレフラワー
主食は白米にリブレとアマランサスを入れて炊く(3合につき大さじ2杯)
2、脂肪
良質なものを。
ただし穀物に油が入っているのでわざわざたくさん摂らなくてよい
ドレッシングにはフラックスオイル
炒め物にはエキストラバージンオリーブオイル
3、たんぱく質
1日50g以下
たんぱく質はなるべくアミノ酸か低分子のものがいい。
高野豆腐、おから、生湯葉、味噌、わらの納豆、豆腐、キナコ、植物の乾物、かつおぶし、麩、グルテン、果物、酢、刺身など
時には焼き魚、煮魚、肉、卵を食べてもいいが、その時は生野菜を2倍は食べる。
4、水
よい水を飲む
5、酵素、ビタミン、ミネラル、繊維
果物、生野菜はすごく大切。豆は必ず火を通す。煮野菜、ゆで野菜も摂る。
朝食は果物とブラックジンガーを摂る。
6、ファイトケミカル
野菜や果物、海藻の抗酸化栄養素が老化の最大の防止。
トマトのリコピン、にんじんのカロチン、ほうれん草のルティンなど
なーんだ、ほとんど今の私の食生活じゃーーーん!
要するにリブレフラワーとブラックジンガーが新たに加わるって感じですね。
リブレフラワーはお米に混ぜて炊くと、全然存在感ゼロです。
苦手な玄米をこんな存在感なく食べれるとは嬉しい!
あと、新谷先生もナチュラルハイジーンの松田さんも鶴見先生も共通して、フラックスオイルは絶賛ですね。
油はもうフラックスオイルくらいしか、ことさら摂らなくてもいいくらいに書いてる人も多かったです。
しかし目からウロコは、たんぱく質に関してです。
人間はたんぱく質を体組織に蓄積出来ないそうです。
だから食べ過ぎた分は余り、これを処理するのにすごいエネルギーを浪費するらしく、これがかなり血液を汚すそうです。
たんぱく質はアミノ酸にまで分解しないと体内に吸収されないんですが、アミノ酸になるのは10%程度で、あとはアミノ酸ポリペプチドという有害な窒素残留物となってしまう事が多いんですって。
この物質がスカトールなどの有害なガスを生み、分解されても毒性が残り体に吸収されると肝臓や腎臓にすごく負担をかけるそうです。
肉よりははるかに魚のほうがαリノレイン酸が多いという利点があるだけましですが、魚も食べ過ぎるとこの点は同じだそうです。
で、何よりびっくりしたのは、、、
養殖魚はエサの関係でαリノレイン酸ではなく、リノール酸が多くなってるんですって!!
リノール酸は必要な必須脂肪酸ですが、かなり口に入りやすい油なので(ゴマ油など)ことさら摂らなくていい油です。
しかも摂りすぎると善玉コレステロールを下げます。
なーーーんだーー、養殖魚はダイオキシンも濃くなるそうだし、いいとこないじゃんかー!
あと魚の干物も、天日で干した物はまだ酸化しづらいですが、乾燥だけのものはかなりやめといたほうがいいそうです。
要は魚の油が酸化しきっているからだそうです!
それに比べるとかつおぶしは油がほとんど飛んでいるものなので、酸化しづらく良質なアミノ酸だそうです。
そして煮魚や焼き魚より、酵素がふんだんに含まれている刺身が一番消化に良いそう。
しかしこう見ていくと、たんぱく質からのアミノ酸への分解率が10%とすれば、ことさら動物性たんぱく質が有効なたんぱく質には思えなくなってきましたね。
もちろんこの分解率というのも個人差があり、民族差もあると思います。
だってあざらしの肉しか食べない民族もいるわけだし、芋しか食べない民族もいますからね(笑)
でも基本的に農耕民族の日本人は、やはり穀物中心が自然だと思います。
まぁ鶴見先生はことさらベジタリアンになれと言ってはいないですし、私もなる気はないですがあまり躍起になって動物性たんぱく質を食べなくても、食べたい時にお刺身とかカルパッチョとかアスタキサンチンたっぷりの焼き鮭とかを食べればいいわけですな。
お肌に栄養も大事だけど、何より過食が一番老けるようです!
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