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カテゴリ:安全できれいになる化粧品
思えば私が化粧品の成分に衝撃を受けたのは22歳の頃。
演劇にのめりこむあまりデザイン事務所をやめて、モデルをやっていた時です。 大阪の小さな無添加化粧品&エステの会社のビデオのオーディションに行って、市販の化粧品がいかに肌に悪い成分が入ってるかというビデオを見たのです。 時代的に化粧品の質もまだかなり悪くて、石油から合成する鉱物油の精製度がかなりまずかったようで、化粧品でシミや黒皮症になる人が多かった時代でした。 まだ全成分表示の義務もなかったので、消費者はCMやパッケージのイメージだけで化粧品を選ばなくてはならず、化粧品メーカーの天下の時代ですね。 私は化粧し初めてそんなにたっていませんでしたが、鉱物油のファンデを塗ると肌荒れしてしまっていたので、その会社の言う事がすーーっと理解できました。 その日から化粧品というものには注意が必要で、やばいものが入ってそうな化粧品は極力使わないという主義になりました。 現在は鉱物油の精製度もあがって、そんなに質の悪い油で化粧品を作ってるところはないと思いますが、これまで表示義務のあった肌に害をおよぼすかもしれない成分「表示指定成分」だけではなく2000年から全成分表示が義務づけられるようになってからは愕然とする日々が続きました。 どのメーカーも表示指定成分以外の化学物質をこんなに使っていたのか!! 肌に害をおよぼす可能性があるのは表示指定成分だけではなく他にもたくさんあるというのに、なんてことだ!と裏切られた思いでした。 例えば合成界面活性剤なんてどんどん新しいものが作られ、現在3000種類以上あると言われますが、石油からだけじゃなくて植物からも作れますし、今後も何種類も増えていくようです。 天然主義!とかいうメーカーのトリックにも嫌気がさしました。材料が天然でも、今の時代そこからいくらでも合界もシリコンポリマーも作れるじゃないか! 去年の夏頃ある化粧水を紹介したことがご縁で、そこのメーカーに化粧水をプロデュースしてくれと頼まれました。 自分が納得いく成分で化粧品を作れる!ウキウキした気分でお話を受けてテーマは「つけて意味のある化粧水 育菌化粧水にしよう!」と思い、肌を潤わせる成分を分泌してくれる善玉菌が好む成分を入れ、でも肌を老化させる悪玉菌は嫌いな成分を入れるという事を思いつきました。 それが実現できるこの2つの成分の配合の比率というのも調べました。 すごく微妙な比率なんです。 しかも天然成分でローズウォーター主体で、石油系防腐剤やアルコールは入れない。 よっしゃーー!とウキウキしていた頃、ある患者さんと出会いました。 その方はこれから企業家になりたいという希望を持っていてる女性で、私の作る化粧水をすごく楽しみにしてくれていました。 「先生のブログに載っていたあの蘇りオイル、あれ欲しいなぁ。あれも商品化して下さいよ」 「でも今回は化粧水だけという話なんですよね。」 「あれ自分で買って作るのはお金がかかって大変。クリームもハウシュカのはすぐ品切れになるし、国内にはなかなか合界なしのクリームがないし、困りますよね。」 「そうなんですよね。私も買いだめしてなかったから今使ってるのがなくなったら、どうしようかと困ってて」 「いっそその他の化粧品もプロデュースしませんか?私にやらせて下さいよー。」 そこからこの方の素早い活躍で、話はどんどん広がりを見せました。 化粧水はともかく、クリームやクレンジング、オイルとなるとまず私が望むようなレシチン乳化で全部天然成分、しかもオーガニックという高望みを実現出来るような製造メーカーが存在するか?これが大きな問題でした。 ところが存在したのです!!夢のような工場が!! その社長にお会いした時、あまりの共時性とこだわりのすごさにびっくりしました。 ●チベット体操を8年前からやっている(驚き!) ●ヒマラヤ岩塩をこよなく愛している ●私が愛する井原水産の鮭コラーゲンしかもトリペプチドを化粧品材料に使っている ●私が昔から愛してやまない日本酒蔵元「寺田本家」と組んで添加物のない「玄米酵素サプリ」をもうすぐ販売する。(きゃー!) ●食べれないような化粧品は作りたくないという主義。 ●水にこだわっていて化粧品に使う水に、成分が普通の水より混ざりやすく、酸化還元力の高い富士山の湧き水を使っている ●精油や使う植物は全部オーガニック! ●乳化剤はレシチンなど天然の物しか頭にない 社長はこれで女性じゃなくて男性なんですよ。 不思議な方でびっくりしました。 そして社長がお土産に下さった寺田本家の酒がこれです。 ![]() 前から寺田本家の五人娘をたまに飲んでいましたが、この「醍醐のしずく」は初めて飲みました。 寺田本家はなんと1673年創業(!) 化学肥料も農薬も使わない自然農法米を使い、蔵内に湧き出る井戸水をさらに炭を使って活性させ、人口乳酸を添加せず空気中の乳酸菌が乳酸を生み出すまで1ヶ月も費やして酒母を育成するという生元作りという手間のかかった酒作りをしている蔵元です。 生元作りの日本酒は乳酸やアミノ酸がすごく多く香り高いのが特徴。 しかもこの「醍醐のしずく」は菩提元仕込みという蔵付き酵母を使い、火入れもろ過もしていない酒なので乳酸菌も酵素も生きてる! 開けるとシュワーーーーっと泡が出て、飲むと乳酸菌飲料のような、甘酒ののような、シャンパンのような不思議な甘酸っぱい味わい! この味は日本酒とは思えませんよー! もちろんお酒自体は酵素を無駄使いして、肝臓に負担を強いるものですがたまに1杯飲むなら、この酒なら酵素と乳酸菌が多いから体にあまり負担をかけないんじゃないかなー。 酔い方も非常にマイルドで気持ちよい感じです。 しかもコラーゲンの原料になるアミノ酸もたっぷりだし。 これ飲んだ次の日はお通じが1日2回きました。うーーーんすごいかも! (追記 この酒は仕込みのたびに味が少し変わり、必ず泡立つかどうかは分かりません。必ず泡立つ方がいい方は、同寺田本家の「むすひ」というお酒のほうがいいと思います。) 寺田本家 醍醐のしずく で、化粧品に使われる水はこのDrVANA。 チェジウが飲んでる事でも有名な水で、筋肉老化を防止するケイ素が多く、コロイド化している水晶が入っているすごい水。 私は今、水は胃のphを妨げないために「中性」前後の水が一番よいのではないかと思い始めているので、この水のph7.3も合格点。 この水は2月末でネット販売中止になり、商品名も変わって値上がりする事が決まっているそうなので、さっそく追加注文しちゃいました。 ![]() ![]() ↑上のが売り切れたようなので、別の店のも貼っておきますね。 化粧品のほうは防腐剤を入れないので受注生産になりそうで、しかも小さい工場なのであまりたくさん作る事は出来ません。 現在試作品を試行錯誤しながら、WEBページ、ラベルのデザインなどを進めている段階で、先行予約開始は2月の末頃になりそうです。 もうねー、試作品ですらすごく良いんですよー(涙) このWEB&ラベルデザイナーがまたすごい! 成分良いものってだいたいデザインはイマイチのが多いでしょ?ところがかわいい!ここも変革したい所なんです。 嗚呼、楽しみだなぁ、、早く出来ないかな、、ワクワク♪ つけて意味のある化粧品で、ツルピカお肌でいくぞーーー!! ![]() ![]() 1日1クリック、応援よろしくお願いします。 これを励みに頑張れます! ここをプチッと押していって下さいな! いつも応援クリックありがとうございます!
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2007年01月17日 10時54分00秒
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