2007/08/27(月)13:08
割り箸の恐怖!
最近中国製品の問題についていろいろ報道されていますが、私が今一番気になっているのは割り箸です。
日本割り箸協会の統計では、2006年の総輸入量は489万カートンで、そのうち485万カートンが中国からの輸入だということです。
中国では割り箸のためだけに天然林が伐採され、これに対する植林は行われていないとのことで、エコロジー系の人々はよく「MY箸」をよく持っています。
私も持っていますが、一度使って洗うと、今度カバンに入れるのを忘れてしまったり、これまで結構ムラがありました。
しかし最近の報道を見てると、そういう環境問題以外にも、もっとやばい問題があるみたいですね。
想像出来なかったわけじゃないけど、、口に入るものだし考えたくなかった、ここまでとは!
どうやらあの箸たちは亜硫酸ソーダ(漂白剤)のプールに泳ぎ、防カビ剤や防腐剤、光沢剤のシャワーをかなり浴びているシロモノらしいですね。
これはちょっと前のデータですが、現在もそれが結構残留していることが問題になっているそうです。
http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/Data/chopsticks.html
http://www.nouminren.ne.jp/dat/200303/2003031001.htm
二酸化硫黄は亜硫酸ソーダの残留物と見られ、呼吸器を刺激し、せき、気管支炎、気管支喘息などの障害を引き起こす物質だそうです。
ちなみに亜硫酸ソーダは誤飲すれば胃腸炎を起こすような毒性のある薬品です。
ワインとか干瓢とかオーガニックじゃないドライフルーツなんかにも酸化防止剤として使われていることがあります。
ワインに入っているのは、ほんとにごくわずかで、通常0.45g以下。
これは体重50kgの人が毎日90リットルワインを飲み続けても慢性毒性は起こらないという実験結果があるそう。
オーガニックワインにも添加が許可されているんですよねー。
そういう意味じゃ大丈夫か?とも思ったんですが、中国産割り箸にはかなりの量が残留してるものも中にはあるし、残留している可能性があるのは、他にも防カビ剤、防腐剤、光沢剤があるからなー、、、
さてみなさん、ここらでお近くの割り箸の匂いを嗅いでみて下さい。
どうですか?
「ツーーーン」とくるでしょう?ありえないでしょ?
私もこの記事を書く前、機会があるたびに何膳か変質者のように嗅いでみました。
中には、「おお!匂わない!」と感動したこともありましたが、だいたいのものはツーンとした刺激臭を感じました。
で、トドメは検索していて見つけたこのページでした。
http://www.fun-c.jp/html/ceres.html
割り箸15膳を金魚蜂に入れたら7日後、水は真っ黒で金魚がみんな死んでる!
まじかいなーーーー!!
統計では日本人は年間で一人200膳もの割り箸を使うそうです。
特に暖かい汁物とか、すごく溶け出しそうでぞっとしますね。
もちろん国産のお箸は、このような残留物がないものがほとんどで、環境問題にも配慮したものが多いですから、どうしても必要な場合はそういうものを選んだり、お店をやっている方は割高でも国産のをチョイス、または洗い箸にしてもらえると嬉しいです。
が、とりあえずの選択肢は出かける時はMY箸!
これ、今日から基本ですね。
↑これ、前にナチュラルハーモニーで見たことあるんですが、かなりコンパクトになるから、かさ張るのがいやな方にはいいんじゃないでしょうか。
巾着付きだし、デザインもスタイリッシュですよね。
さて、取り留めの無い話題をいくつか。
今治マフラーというのを、最近近所の自然食品店にて、一目ぼれして買いました。
愛媛県の今治の宮崎タオルさんの作品。
宮崎タオルさんは、1893年創業以来、化学繊維を一切使用せず、天然の素材を使った織物にこだわってきたメーカーだそうです。
スイスのヘルマンビューラーのスーピマ種というオーガニックコットンを100%使用しています。
スーピマとは綿の種類で、光沢感があるのが特徴で、織機のスピードを遅くして、しかも空気を含むように二重織であえてふんわり仕上げてあります。
カラーバリエーションは26色で、ドイツのエコロジカルダイで染めているから、肌に低刺激。
一番心惹かれたのは、紫外線を84%から96%カットするということ!
ちょっと遅いけど夏の首まわりの紫外線対策にいいじゃーーんと思いました。
コットンだから汗も吸ってくれるし、チクチクしないし。
しかも2枚重ねを広げると、軽く羽織れてクーラー対策にも使えるなと。
冬は冬で暖かく、体感温度は3度は違うそう。
重さは70gで軽く、毎日洗濯機でじゃぶじゃぶ洗って平気で、しかも値段が1050円!
最近私はオーガニックコットンものに結構はまっていますがどれも高いのが難点。
いやーー、いいですよこれ。
もう1つ、最近私が超気に入っている台所用洗剤があります。
パックスナチュロン400番!
合成界面活性剤の害については、このブログで何度も書いていますが、金曜更新したちくま書房の連載「エイジレス魔女の作り方」で、久々にとことん熱く書きましたので、ぜひ読んで下さい。
ここに書いているように、合成界面活性剤は分子構造の中に水になじむ親水基と油になじむ親油基が両方ついているのが特徴。
油汚れに親油基がくっつき、親水基がそれを水と共に流そうと油から分離させる強力なメカニズム。
洗い流すクレンジングに入っていれば、油性であるメイクとよく混ざり、これを引き剥がして水と共に流してくれてすっきりしますが、バリアゾーンの一番上の皮脂膜は油なので、これも親油基と結びついてしまい、その下の角質細胞の細胞膜も油とたんぱく質で出来てるんでこれとも結びついて、お次は顆粒細胞の細胞膜。
こうしてどんどんバリアをゆるめてしまいます。
そして親水基もついてますから、洗い流す時に引き剥がされ、バリアゾーンは慢性的にゆるく、薄くなってしまうと言われているのです。
この合成界面活性剤と共に化学物質が配合されていると、それも一緒にバリアを通過してしまうのも問題です。
一般の洗剤は合成界面活性剤が20%から30%入っています。
合成洗剤かけるとあの生命力旺盛なゴキブリすら弱るのを見た事がある方も多いのでは?
しかしオイルクレンジングは10%から20%なんです。そんなに変わらないと思いません?
こんなんで顔洗ってて正気かいな?と私は常々思うのですが、まぁその話は置いといて。
クレンジングはともかく合成洗剤では手荒れするので、石鹸洗剤にしているという方もこのブログの読者の方には多いかなと思います。
しかし石鹸洗剤ってサラサラしてることが多いから、お皿がすべりやすかったり、油汚れが落ちにくかったりで困っている方もいるんじゃないかなーと思います。
この400番は、純石鹸でありながら洗浄力の強いパーム油、パーム核油で作ってある液体石鹸で、しかも水分が少なくジェル状だからすべりにくく、かなりストレスフリーなんです。
太陽油脂社内比では、従来の2倍の洗浄力だそうですよ。
でもオレイン酸が多いから、肌の弱い方でも安心だそうです。
しかし石鹸洗剤ってほんとスーパーに売ってなくて驚きますね。
以前引っ越したばかりで、洗剤がないよと思い、こんなに種類が置いてあるんだから1個くらいあるだろうと探しても、ほんとにどこのスーパーにもなくて愕然としたことがあります。
石鹸洗剤で迷っている、近所に売っていないという方がいたら、絶対お薦めでーす。
(追記)環境問題に関心の深い方から、石鹸洗剤を人に薦めるなとのご意見を頂きました。
確かに石鹸洗剤より重曹の方が環境のためにはよりベターだと思いますし、私も重曹も横に置いて使い分けています。
ただ、合成洗剤からいきなりはきついと思いますので、利便性よりも第一に環境だという方には重曹のほうをオススメいたします。
(というか私が薦めるまでもなく、そういう方はすでに重曹だと思いますが。)
その方によると、油汚れはシリコンのヘラで集めて古布でぬぐえば、洗剤を使わなくてもきれいに洗えるそうで、それでもスッキリしない場合は重曹を使えば問題ないそう。
重曹はお風呂掃除やレンジ掃除などにも重宝しますよね♪
外食時にはMY箸、今日からアンチエイジングの鬼の基本かなっ!!
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