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アンチエイジングの鬼

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2008年01月02日
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みなさま、あけましておめでとうございます!
新年のご挨拶が遅くなりましたが、
今年も細胞と魂が共に美しく、元気であるように頑張っていきましょう!!



いやーー、正直去年はあまりに忙しすぎて、自分をいたわる時間が非常に減ってしまいました。
治療院も30日までやっておりましたので、お正月は少しゆっくりしようと思います。
31日に煮しめだけは作って、例のごとく簡単おせちは1日に作りました。

osechi3

去年とあまり変わりばえしなくて、すみません(汗)
今年ももちろんすべてにおいてお砂糖は使わず、栗きんとんも蜂蜜と玄米あめ少々で作り、黒豆は醤油とアガベシロップと蜂蜜で煮ました。
紅白なますも味の母と紅芋酢と黒酢で。小女子もフライパンで乾煎りしただけ。
かまぼこは無添加のものです。


おとそはもちろん寺田本家の「むすひ」(MUSUBI)♪


musubi


実は1月半ばに、寺田本家さんの日本酒造りの見学ツアーに参加させて頂くのです。
こちらの現在の当主の方のご本も読ませてもらいましたが、かなり感動!
お会いするのが、とってもとっても楽しみです♪
鶴見先生のところの酵素サプリ以外で、食品の範疇と言える無添加の発酵サプリも去年からいろいろ試して吟味しているのですが、寺田本家の蔵つき天然麹菌で作られた発酵サプリもかなり良いです。
だいぶ前にも少し書きましたがWAGの化粧品でもお世話になった北海道のS社長と、寺田本家の当主の方が二人で開発したという、偶然とは思えないご縁の深いサプリで、、、
寺田本家さんについては、これらも含めてまたレポートさせて頂きますね。

さて、私も今年いよいよ40歳になります。
40代は、女性にとって30代とはまた違う大きな体の変化があります。
それは女性ホルモンの減少という変化です。


女性ホルモンは骨の破壊を食い止め、肌にハリを与えているコラーゲンやエラスチンを作る大元である繊維芽細胞を活性化しています。
女性ホルモンが減ると、肌細胞が内側から萎縮してしまうんです。



そして女性ホルモンは余分なコレステロールを溜めないようにする働きもあるため、減少すると太りやすくなる、心臓病のリスクがあがるなどの問題も出てきます。
もちろんこれはどんな女性にも避けては通れない当然の体の変化であり、あまりに更年期障害の症状がひどい場合は仕方ありませんが、減ったからって過剰に女性ホルモンを外から投与すれば、今度は婦人科系のガンなどのリスクも上がってしまいます。
だから無理に抗おうと必死になるのではなく、いかにこの体の変化をゆるやかに、そして変化の時期も極力遅く出来るか。


これはアンチエイジングの鬼の今後の重要な研究テーマです。


そうすれば、まず更年期障害も軽くてすみますし、老年になってからの骨粗しょう症になるリスクも下がります。
このブログや私の本では体の酸化を出来る限り防ぐ抗酸化生活、顔の筋トレ、血液をきれいにする生活、腸をきれいにする作戦、美しい背骨を保つ生活、活性酸素をことさら増やすのを避ける生活提案、抗酸化食品などを紹介してきました。

さて、残るは女性ホルモンです。
これまでの通説では卵巣の老化が臓器の中で一番早いと言われ、間脳の性中枢でいくら女性ホルモンを分泌させる指令ホルモンを出しても、卵巣が老化しているせいで反応出来ず、女性ホルモンエストロゲン(卵胞ホルモン)を作れなくなってくるという話でした。
この指令を出している「間脳」が自律神経の中枢と同じ場所であるために、自律神経のバランスが乱れて起こるのが更年期障害ということです。

ところがこの説を覆しかねない実験が1960年に行われています。
東北大学の九嶋教授の実験で、老化したマウスと若い成熟したマウスの卵巣を取替えたのですが、性周期があったのは老化した卵巣を移植された若いマウスのほうだったのです。
九嶋教授は女性の性機能の低下は卵巣が衰えるからではなく、間脳の性中枢が衰えるために起こるという仮説を立てています。
そして、蛍光顕微鏡で老化した間脳は茶褐色に見え、若い間脳は緑色の蛍光色に見えるという環境下で、老年マウスにローヤルゼリーを食べさせたところ、間脳が緑色の蛍光色に変化したそうな。
まぁこれは、よくローヤルゼリーの販売サイトにも書いてあること。
そう、そのせいで私も以前ローヤルゼリーを飲んでいたんですが。

しかし間脳になぜローヤルゼリーがいいかというと、脳の神経伝達物質である「アセチルコリン」がたくさん含まれているからだそうです。
しかしアセチルコリンはそのまま体に吸収されるわけもなく、いったん腸でバラバラに消化され、アセチルコリンの原料の一部になるだけのこと。


ならばアセチルコリンの有効な原料は?というと、なんといってもレシチン!
レシチンは分解されてコリンとなり、アセチルコリンのすばらしい原料になります。



ビタミンCやパントテン酸と摂る事で、合成はさらにアップするんだそう。
レシチンはむろん大豆に多く含まれています。
我らがブラックジンガー黒大豆には100g中667mgもレシチン!
女性ホルモンを活性化するイソフラボンも69.5mg。
やはりアンチエイジング的に頼もしい飲み物ですね。



アセチルコリンはアルツハイマー病の方の脳ではすごく少なくなっていることで有名ですから、認知症、アルツハイマー予防のためにもいいですよね。
レシチンのサプリメントは、あの聖路加病院の名誉院長の日野原先生もなんと50年も欠かさず飲んでいるそうです。
96歳、現役バリバリですからねー、やはりレシチンには何かあるとしか思えない!

しかし鬼的にもっと追求すれば、、、、、
アセチルコリンを合成しているのは「コリンアセチルトランスフェラーゼ」という酵素!
アセチルコリンが増えすぎても問題があるため「アセチルコリンエステラーゼ」という酵素によって破壊されてもいます。
調べていると、このコリンアセチルトランスフェラーゼという酵素を活性化する食品があり、逆にアセチルコリンエステラーゼを阻害する精油というのがあるみたいです。
これは私達がよく知っている精油です。
これを更にパワーアップさせた特許出願中のブレンド精油もあるそうで、、、
ああ、ワクワクして止まらない!
長くなりすぎるので、続きはまた今度書きますね。



間脳をいつまでも若々しく!!そして内側からしぼまない!
2008年も「アンチエイジングの鬼」をどうぞよろしくお願いします。





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Last updated  2008年01月02日 19時13分19秒
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