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アンチエイジングの鬼

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2008年07月14日
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カテゴリ:酵素で若返る!
みなさんこんにちは。
毎日かなり暑くなってきましたね。
治療室は患者さんのためにエアコンはドライにして、快適さをキープしていますが、家では基本的にエアコンをつけず扇風機です。


そのほうがお肌も乾燥せず、自律神経も狂わさず、体も冷やしすぎません。


しかし、これはうちの夫が男性には珍しくクーラー嫌いだから成り立つことであり、患者さんの話を聞いていると、男性はギンギンにクーラーという方が多いみたいで困ったもんですね。
女性は一度冷えると温まりにくい皮下脂肪が多いので、こういう場合はカーディガンなどを羽織ったり、膝掛けしたりして、冷えすぎを防御して下さいね。

さて、私は今年はお盆休みがありません。
保育園も休みがないのですが、1日くらいは息子とどこかに行こうと思いますが、夏に休まない代わりに、実は5月に1週間休みを取って私の実家のある大阪と夫の実家のある広島に帰省していました。
お墓参りもこの時にすませました。
その時に天保元年創業の奈良県の澤田酒造さんを訪問したのです。
私がなぜ澤田酒造さんに興味を持ったかというと、今年の2月くらいにさかのぼります。


鶴見先生から「すごいサプリメントを発見した」というメールを頂いたのです。
それは「瀧の酵母」という名前の顆粒の酵母サプリメントでした。



奈良県の老舗の造り酒屋が作ったものだと聞いて、同じく造り酒屋の寺田本家に行ったばかりだった私は、この澤田酒造さんはどんな酒蔵だろうとワクワクしました。
とりあえず先生がそこまで絶賛するのは、一体どんなサプリメントなのか、販売元のなごみコーポレーションの滝野さんに詳細を聞き、この半年自分で試していました。
原材料は複合酵母、植物発酵エキス、大麦若葉、未焼成カルシウム。

酵母として売られている健康食品は世の中に結構ありますが、普通は加熱殺菌されていて、生きてはいません。
酵母サプリはビール酵母が有名ですが、これもビールの搾りカスから作られて、栄養価はあるし、酵母の死骸が善玉菌のエサにはなるけれども、加熱されているので酵母は死滅しています。
ところがこの瀧の酵母は加熱されていないから、酵母がそのまま生きています。
しかも酸性の場に強いお酒を作る時に働く清酒酵母、その上天然酵母、パン酵母との複合酵母なので皮膜が厚く、胃のPHで死滅せず生きたまま腸に届くのです。
販売元のなごみコーポレーションの滝野さんに、酵母が生きている実験方法を教えてもらいました。

生きた酵母が糖質を分解する実験

1、40℃くらいのお湯100mlにティースプーン1杯~2杯の砂糖(グラニュー糖ならスティック1本)を入れ、砂糖湯を作る。(かき混ぜない)
2、そこに「瀧の酵母」を2包入れる(かき混ぜない)
3、4~5分すると「瀧の酵母」が砂糖を食べて醗酵を開始する。
ボコボコと泡が発生してすごい勢いで醗酵します。


我が家にはグラニュー糖なんかないので、アガベシロップかハチミツでもいいか聞くと、糖質なので大丈夫だとのこと。
さっそくやってみました。

takino1
↑これが瀧の酵母外箱です。

takino2
↑1袋2,2gをお皿に出したところ。大分県の無農薬の大麦若葉でコーティングされているから緑色の顆粒状です。

takino3
↑100cc、40度のお湯です。
ここにティースプーン2杯のアガベシロップを投入。

takino4
↑ここに瀧の酵母2袋投入しました。

takino5
↑もうボコボコって感じで酵母がアガベを食べて発酵しはじめました。
腸の中でもこんな感じなんでしょうか。確かにすごく生きてます。
ただし、胃に食べ物があると胃で発酵してゲップが出るので空腹時に飲むほうがいいようです。

さて酵母って、一体腸で何をしてくれるんでしょう?
腸には100兆以上の腸内細菌が住んでいますが、悪玉菌と善玉菌と日和見菌がいます。
食品分析センターの調べで、瀧の酵母1gの中に32億の生きた酵母菌がいることが判明。
1袋飲めば、64億の酵母菌が腸に解き放たれるわけです。
腸に入れば、64億の酵母菌は、更にすさまじい発酵力でもっともっと増えます。
これはすべて善玉菌として働き、腸内の善玉菌を誘導し繁殖させる力になり、腸の中の勢力図を変えてくれます。


まさに、腸機能の復活!!


腸機能が復活すれば、美しい黄金と共に、腸がたくさんビタミンやアミノ酸を作ってくれるんですよね。
まぁ、私は基本的にはサプリに頼るのはあまり主義じゃありませんが、これはずっと飲み続けなくても腸の機能が今ひとつな時やウンチの臭いが今ひとつ気に食わない時に飲むと、ぐぐーんと腸の情勢を変えてくれる頼もしいお助け酵母だと思います。

しかし鬼としてはやはり、実際これを作っている澤田酒造さんを訪ねて、ぜひとも酒蔵を見て、澤田社長にお会いして話を聞いてみたい!
そこで、5月にアポイントを取って見学に伺ったのです。

sawa

ちょっと写真のサイズがバラバラですみません。
左上が澤田酒造外観。
そしてその隣が澤田定至人社長。
朝3時に起きて、お仏壇にお経をあげたり、神々を供養なさる超スピリチャルでありながら誠実なお人柄に心打たれました。

奈良県は日本酒発祥の地とも呼ばれていますが、澤田酒造の歴史も深く、左下の酒蔵の梁や柱や壁には、蔵つきの麹菌や天然酵母が住んでいます。
そして、真ん中下と右下こそが、実は瀧の酵母に入っている植物酵素。


なんと107種類もの植物を切らずに丸ごと黒糖と共にバケツに入れ、一滴の水も加えないのに、蔵にこのように置いておくだけで、蔵に住んでいるラクトアドジスサケ菌などの天然酵母によって発酵して、2年間熟成されて液体酵素になるそうです


これはそもそもは、販売するためではなく、醸造学者でもあった第4代の澤田定司社長が酒造りに従事する蔵人の健康のために、作っていた秘伝の液体酵素。
澤田の蔵人がみんなこれを飲んで健康だということが評判になり、その後液体酵素として販売するようになりましたが、これは液体のため、残念な事に販売する時には加熱殺菌されてしまったのです。
ところが顆粒にすることで、加熱せずに商品化することに成功。
それが今回の瀧の酵母に入っている植物発酵エキスなのです。


要するに、瀧の酵母は生きた酵母と生きた植物酵素のかたまり!!
世の中には、すごいものを作る人がいるんですね!



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Last updated  2008年07月15日 16時12分36秒
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