2009/08/18(火)09:14
在来種の野菜できれいになる!
みなさん、こんにちは。
お盆休みも終わり、雨も多くてジメジメしてた感じが、なんだかやっと夏らしくなってきたというか、いい天気ですね。
私は疲れがどっと出たのか珍しく風邪をひいてしまい、37度5分くらいの微熱と痰がからんで声が出にくいという症状が少し出てました。
2日くらいでかなり良くなり、声はまだ少し出にくいですが、とにかくなんだかデトックスされてさわやかな感じです。
長引いたり、短い周期で何度もひくのは問題ですが、たまに風邪ひくのも毒素排泄されて悪くないなーと思いました。
風邪ひいた初日。
唾液の酸化還元電位はプラス33↑
プラス40までは健康の範囲なので33は結構いいんですが、あれからずっと測っていて分かったんですが、私はだいたい普通の体調の時はマイナス10~マイナス15が平均なんです。
だから、そこから比べると、プラス33はかなり上がっていることになります。
風邪ひいて3日後、マイナス5↑
かなり快方に向かっていることが分かります。
あれから、あらゆるシチュエーションで測っていますが、最近は治療室が終わってすぐ測るのを日課にしています。
そこで見えてきたことは、出来るだけ野菜を多くして、出来れば生野菜にしてたんぱく質を少なめにした日は、前の晩いい時間に6時間以上寝てさえいれば、仕事終わりでどんなに疲れていてもマイナス15くらいなんですよね。
マイナス15だった時の典型的な昼食メニューを紹介します。
●アボカド雑穀丼
●トマトと玉ねぎのフラックスオイルと黒酢マリネ
●大根ときゅうりの梅マリネ
●ワカメのお味噌汁
このメニューの一部の作り方は、今度出るある雑誌に紹介しましたんで、また出たらお知らせいたします。まぁ作り方というほどたいしたこともなく簡単なんですが。
治療時間が長引いて時間がなくてお昼を外食してしまい、しかもメニューが魚がどーんで、野菜がちょろっとだった日ははプラス10くらい行ってしまうこともあります。
昼食が外食で、しかもメニューが野菜不足で、しかも寝不足となるとプラス40以上行く時もあります。
あと、患者さんでボディボードで日焼けしまくりの方がこないだプラス80くらいありました。
過剰な日焼けも活性酸素を増やすのは間違いないです。
あと、妊婦さんで助産院の助産師さんに「生は体を冷やすから食べないで下さい」と言われ、2週間生野菜と果物断ちをしていた方がなんとプラス110ありました。
その方はその数値を見て「生を再開します」と言って帰っていかれました。
こないだお会いしたローフードベジタリアンの女性はマイナス47です。
鶴見先生のところにいらした患者さんの付き添いのベジタリアンの方もマイナス38だったと聞きました。
完全ベジはビタミンB12や吸収のいい鉄分などの問題でどうかと思いますが、生野菜の抗酸化パワーはやはりすごいものがあるのは間違いないと、この唾液のORP計が来て、ますます確信しました。
さてそんな中、来年田植えする、田んぼの草取りに行ってきました。
うーん、すごい雑草です。
今回は手伝ってくれる人がたくさん一緒に来てくれたんで、手で抜こうか!って草刈機を持って行かなかったんですが、、、、
あまりに広くて無理っ!!ってことが、すぐに判明しました。
そのあと、生産者の方の畑にお邪魔する約束もしていたのでタイムリミットで、結局草取りは来週再び出直すことになりました。
ところで私は今回、更に最強な光老化対策をして行ったのですが、、、、
もはや怖すぎて、誰もこの鬼に近寄れません、、、
「田園のテロリスト」というささやきも周囲から聞こえてきました。
この私がしている新しい被り物の秘密は、また別の機会にお話します。
これは実はフルフェイスでしてねー!とにかく最強ですので(笑)
ただし、これを海辺で被っていたら光老化はしないですが、恋は始まりませんので年頃の娘さんは真似しないで下さい(笑)
さて、午後からは鶴見先生達と合流し、在来種の種で無農薬で無肥料で畑をやり、生産者団体をやっているナチュラルシードの石井吉彦社長に会いにいきました。
跡継ぎの石井吉彦さんの活動もすごいですが、そもそもここの畑は無肥料栽培の先駆者的畑。
自然農法歴なんと45年!
種を出来上がった作物から採取する自家採種をずっと続け、現在でも年間60種類の種を自家採種しているそうです。
左からトマト、おかひじき、青しそです。これはほんの一部。
このトマトおいしかった~!
ゴーヤも頂きましたが、苦さが程よくて最高!
最近は品種改良して苦くないゴーヤが出回っているそうですし、豚の糞の堆肥を与えられているゴーヤは抗生物質の影響で嫌な苦さがあるそう。
無農薬無肥料の石井さんの畑の土は、土の奥がかなり柔らかくてフカフカなのが特徴です。
このような棒を「下まで差し込んでみて」と言われたら4歳の息子でも結構深いところまで差し込めたくらい、柔らか↓
見せて頂いた自家採種で在来種の野菜の中で、気になったのがこの2つ↓
左がすべりひゆで、日本古来の雑草。
味はちょっと苦めだそうですが鶴見先生いわく、すさまじく健康効果の高い野菜だそう。
右は水前寺菜。聞いたことなかったですが、葉が紫でアントシアニンたっぷりでいいですねー
種の問題は以前も書きましたが、現代の作物はほとんどすべて「F1種」と呼ばれる一代限りの種が主流です。
F1種とは、メンデルの法則を利用して、高収量、均一性、早く育つ、害虫に強い、おいしいなどの優秀な性質を持たせるために異なる品種を交雑させて生み出した品種のこと。
こういう種は、見栄えがよく均一の作物を作ることが出来ますが、出来上がった作物から次の世代の種を採っても2代目以降は優秀な性質が遺伝しないので、極端に農作物が粗悪になる場合が多く、毎年種を買わなければならないので、結果的に一代限りとなってしまいます。
それに対して在来種とか固定種と呼ばれる種子は、品種改良せずに、長い年月をかけ環境に適応しながら生きのびてきた原種です。
この在来種の種からは2代目3代目と種取り(自家採種)が出来ます。
種はすべての源です。
農薬や化学肥料の害も種に蓄積しています。
例え現在無農薬であろうとも、種はF1というところが残念ながらほとんどです。
それは、在来種の種が現在ほとんど手に入らなくなったことと、自家採種する農家がいなくなってしまったことが大きな理由なのです。
そのため野菜は工業製品のように、見た目も均一で味も似たり寄ったりのものが増えました。
野菜の個性がなくなってしまったのです。
しかし、本当の意味で自然栽培を実現するためには、種も自然の物でないと無理が出てしまいます。
石井さんところの団体が扱う生産者がすべて無肥料ではないし(有機もあります)、すべての作物で自家採種している農家さんばかりではないそうですが、
現在、完全無肥料、無農薬で在来種で栽培する生産者も増え、病院や体の具合の悪い方を優先して、出荷なさっています。
鶴見先生が会長の蘇生会の会員も買うことが出来ます。
一般の方で欲しい方がいましたら、どうしましょう?と石井さんに聞いたところ、こちらのHPで野菜セットを注文し、備考欄に「無肥料、在来種の野菜が欲しい」と書けば、有機でなく無肥料在来種の野菜だけを送ってくれるそうです。
最近の調査ではなんと無肥料の野菜は栄養価がすごく高く、例えばビタミンCは20倍だったということです。
有機肥料であろうが化学肥料であろうが肥料を与えられていないからどこまでも根を伸ばし、栄養を探しにいくたくましい野菜なので、栄養価も高くなるんですね。
石井さんの会社の倉庫にはずらーーーっと自家採種の種が!!
わーお!!お宝発見!!
実は田んぼだけでなく、この秋から同じく千葉で畑も始めるつもりの私は「ぜひ購入させて頂けませんか?」とお願いしたのですが、一般販売はしていないと。
ただし生産者となり、生産者団体に加盟するなら販売してくれるということでした。
え?生産者?
ということは、野菜を出荷するってこと?
10秒くらい考えてみましたが、いやいやいや、無理無理無理、、超初心者の上、時間もない私が出荷出来るほどの野菜を栽培出来るわけもなく、、っていうかまだやってもないし、、、、
やはり種は「野口の種」で買おうと思います。
ここは超珍しい在来種の種屋さんなんですよね。
野口のタネ
しかし、いつかそのくらいの野菜が出来るようになったらいいなー!そうなったら生産者団体に私も入れてもらおう、、なーんて!とにかく夢が広がりました。
ところでその生産者団体の生産者の中に、なんと女優の工藤夕貴さんがいるんですよ!
工藤さんが農業やっているのは知っていましたが、まさか自分で食べるだけでなく、生産者団体にまで入って野菜を出荷しているとは驚きました。
なんと種取りもやってらっしゃるそうです。
ぜひいつかお話を伺ってみたいなー
植えるなら在来種の種を植えたい!
そして、日本に本物の野菜を取り戻したい!!
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