アンチエイジングの鬼

2009/12/30(水)17:24

サヨナライツカ

私のひとり言(31)

みなさん、こんにちは。 2009年もいよいよ結びの時となりましたね。 みなさんにとって、今年はどんな1年でしたか? 私は去年11月にスタートしたオーガニックコスメブランドが1周年を迎えることが出来たり、同ブランドで、砂糖、添加物、ショートニング、乳製品不使用のアガベで甘みをつけたスイーツブランドを作ったり、、、、 そして前々からやりたかった無農薬無肥料、固定種の野菜畑をやり始めて、普段は都心で仕事をし、休みの日は千葉で農作業をする「半農半X」の生活をスタートさせたりと、今年はめいっぱい新しいことにチャレンジした1年でした。 日中は都内の施術ルームで、以前と変わらぬスタイルでカイロプラクティックの施術をやっています。 いろいろなことに携わっていますが、私の基本はやはりこの施術ルームにあります。 一人に2時間をとっているので、多くの方を診ることは出来ませんが、施術ルームでいろんな患者さんの体と心の問題に向き合っていくことが私のすべての基本です。 近年はアトピーや敏感肌、化学物質過敏症の女性も多く見受けるようになりました。 使える化粧品がないという声や、こんな化粧品が欲しいという声を長年聞いてきたので、それは化粧品を生み出す時の大きな原動力になっています。 また、うちには糖尿病の方も来ていますが、そんな方に限ってだいたいものすごい甘党。中には甘党の上にお酒好きという場合もあります。 また、美容と健康を気にしてはいるものの、お菓子大好きな女性の方はもちろん多いです。 鶴見先生からも「ガンのエサはブドウ糖。なのにガンの患者さんで「スイーツが食べれないのはつらい」とこぼす人がいる」というお話をよく聞いていました。 そんな方々にもたまに罪悪感なく、しかもおいしく食べられるスイーツがあれば、、、 それが砂糖不使用のアガベスイーツ、しかも全粉粒50%で低GIのお菓子を作りたいという強いモチベーションになっていきました。 ところで、私が完全に合成界面活性剤や化学物質不使用のコスメを使用するようになって、3年半くらいでしょうか。 昔は、冬になると乾燥でカピカピして、洗顔のあとはすぐに化粧水をつけないといられなかったのが、今では化粧水をつけるのを忘れてしまうくらい、自らの肌が潤うようになりました。 先日買った肌の水分とハリを同時にチェック出来る機械で測った結果です。 この時は休日で化粧をしていなくて、化粧水もクリームもつけずに測ってみました。 ↑これが右頬。 ↑これが左頬です。 限界値100で上がハリで下が水分量。 水分量はどの年齢であっても60以上が理想的だそうで、ハリは25以上なら優秀らしく。 私の肌年齢評価は18歳~22歳ということです。 やったー!!(喜) つくづく思うのは、ほとんどの乾燥肌は、本当の肌質じゃない。 乾燥肌にさせられているんだということです。 肌のバリアをゆるめてしまうような合成界面活性剤が含まれているコスメをやめると、最初はよけいに乾燥したり、物足りなく感じる場合もありますが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月経つうちに、肌の自然治癒力はどんどん回復してきます。 2000年以降、化粧品の全成分が表示されるようになってからは、逆にどんどん新しい合成成分が増えてしまい、今や肌荒れした時、自分にどの成分が合わないのか見つけ出すのは至難の業となっています。 最近、愕然としたことがあります。 それは輸入化粧品のラベルの問題。 私は裏ラベルばかりをいつも見まくっている人間ですが、コスメの裏ラベルの全成分が、リニューアルされたわけでもないのに、たまに微妙に変わっていることがあります。 ある時、そこに置いている1つの商品のラベルですら、2パターンある時がありました。 そのラベルの違いは「ソルビン酸K」が入っているか入っていないかとかそういうことなんですが、、、。 調べて分かったんですが、これは輸入業者のミスで外国語を日本語に訳してラベルにする時に書き漏れている場合があるからだそうです。 まだうっかりミスならいいのですが、業者によっては、日本で許可されていない成分がある時、わざと訳さない場合もあるそうで。 普通はそういう場合は、その成分を除いて日本輸入用に製品の中身自体を作り直すのですが。 また、もっとひどいのは成分を分析すると、表示にない成分が検出されることもあるみたいなんですよね。 最近、そういう裏側を知るようになり、私の中の輸入化粧品の裏ラベルに関する信頼は、かなり崩れつつあります。 輸入化粧品の場合は、商品の中身が同じの場合は、本国のラベルを自分で訳したほうが正確ですね。 ただ、中にはこの本国のラベルも大雑把と言うか、正確でないところもあるみたいですが。 もちろん国産でも、サプリメントですがオーガニックと書いていたのにほとんどがオーガニック原料じゃなかったという問題が最近ありましたよね。 ものを買う時に、私達は裏ラベルを信じるしかないのですから、それだけはせめてちゃんと表示してくれ!と本当に思います。 毎日口にする食べ物にもどんどんと合成添加物が増えています。 保存料、殺菌剤、酸化防止剤、妨カビ剤、着色料、発色剤、漂白剤、光沢剤、香料、酸味料、乳化剤、膨張剤、もうすさまじいです。 こないだ、大豆粉で低GIとかいう今大流行のバーみたいなお菓子を、友達が持っているのを見せてもらったんですが、驚いたのはものすんごい合成香料の強烈な匂い!あれ、ほんとにみんな平気なんでしょうか? 異物である化学物質を摂取すると、人の体の中ではそれを処理しようと、活性酸素が大量に増えてしまいます。 体内のSOD酵素が処理できない余剰な活性酸素は細胞の細胞膜やたんぱく質やDNAを破壊し、老化を促進していきます。 もはや、気にしていると生きていけないくらい、大酸化状態の世の中ですが、完璧は無理でも、出来るだけ避けて、そしてとってしまったものは、どんどん排出していきたいなと思っています。 酸化還元力のある、すごいサプリメントなんかも出てきたし、その点は頼もしい限りですよね♪ 来年も、更なる探求を続ける所存です! さて、今発売している雑誌「美STORY」で辻仁成さんと対談させて頂いていますが、来年1月23日から辻さん原作で中山美穂さん主演の「サヨナライツカ」が公開されます。 マスコミ試写にご招待頂きましたので、先日一足お先に見てきました。 12年ぶりのスクリーンという美穂さんの存在感と美しさが際立つ作品でした。 人生は選択の連続ですが「人生の分岐点で、何を選択するか」ということと、「人は死ぬ前に愛されたことを思い出すのか、それとも愛したことを思い出すのか」というのが、この作品の一つのテーマでもあります。 私はどちらだろうと考えてみましたが、今私は「愛し合う」ということが愛の本質であると思っているので、どちらでもないんですよね。 そして本当の愛は、いつも循環しているので終わりがこないものなのだと、、、、 人の体もきちんと循環している限り、病気になることはありません。 サヨナライツカ、、、 サヨナラのあとにはコンニチハが待っている。そしてコンニチハのあとにはサヨナラ、、、 古い角質ははがれ、新しい皮膚が真皮で生まれる。古い細胞は、食べたものとチェンジする。新陳代謝しつづけ、人は死に、また生まれる。 出会いには必ず別れがあり、愛の終わりでなくても、必ず死が人を分かつ。 だけど、いつかまた必ず、あなたと出会いたい。 見終わったあと、涙を流している人、愛について激論している人、いろんな人がいました。 2010年、みんなが愛について考えることが出来る素敵な作品だと思います。 今年も、ブログを読みに来て下さってどうもありがとうございました! 来年も、更なるナチュラルアンチエイジング探求を頑張ります。 よいお年をお迎えください!! 人気ブログランキングに参加中! ↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。 blogランキングに1票投票する 「アンチエイジングの鬼プレミアム」好評発売中! アマゾンなどネット書店、全国の書店でも販売中です。

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