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カテゴリ:安全できれいになる化粧品
みなさん、こんにちは。
いい天気ですね、実に秋晴れです。 さて、私たち家族が初めて自給したササニシキ。 鶴見先生にも少しプレゼントしたんですが、「桁違いにうまい!すごいね!」と大絶賛のお電話が昨日ありました。 私も、なぜ今まで食べていたササニシキよりおいしいのか、ずっと考えていたんですが、 この前書いた理由だけでなく、私の知らなかった意外な理由を知人に指摘されました。 それは、ハサガケと天日干しです。 私は農業初体験ですので、現在の一般的なやり方をまったく知りません。 高坂さんたち自然農経験者がやっている通り、稲刈りしたら竹を組んで稲を干し(これがハサガケ)、乾いたら脱穀して籾にしてからも、ベランダで更に3日天日干しました。 私たちアルカディアの里のお隣組は、みんなこのやり方なので、これが普通と思っていました。 しかし、こんな昔ながらのことやっている農家さんは、もうあんまりいないそうなんです。 大規模になればなるほど竹を組んで稲を干すとなると大変だし、だいたいは稲刈りと共に脱穀と乾燥を機械で同時にやってしまうところが多いんですって。 ハサガケして天日干しされたお米は、栄養価が高まり、甘味も増すんだそうです! なるほど、だからあんなに甘いんだな。 普通ササニシキはもっとパサパサしてるはずなのに、なんかモチモチしてて冷めてもうまみがあるし、噛んでいるとまさに「味の向こう側」が見えてくる感じなんですよ(笑) 現在お米を作って下さっている農家さんは、どんどん高齢化していますので、除草剤や機械乾燥も仕方のないことだと思います。 でも、もっと体力が有り余っている若者達がどんどん就農すれば、日本の環境や食も変わってくると思います。 そんな若者と農業をつなぐ活動をされている企業も出てきているようです。 これからちょっと注目したいと思います。→アースカラー しかしながら、私たちがお借りしていた休耕田は、高坂さんのところも含めてほとんど全部、来年はお借りする事が出来なくなってしまいました。 地主さんが親戚の方に相続されたそうで、その相続者の方が地元の農家の方に貸すことになってしまったそうです。 そちらの農家は、慣行農法なので普通に除草剤や農薬が使われることになります。 私たちは、地主さんと環境活動をされているアルカディアの里の青木さんのご好意でお借りしていただけなので仕方ない事ですが、自然農法の水田が増えたことでやっと蛍が復活し、絶滅の危機のアカガエルちゃん達も増えてきたのに、本当に本当に悲しくなってしまいます。 この地域の環境活動をずっとされてきたアルカディアの里の青木さんのショックは、私たちどころではありませんでした(涙) 別の田んぼのあてもないことはないのですが、ちょっと脱力。 来年は1年お休みして畑に集中しようかなと、今は考えています。 さて、11月丸々1ヶ月、新宿マルイ(カレン)の1階外のショーウインドウをやらせてもらうことになりまして、31日の夜と1日の朝、みんなで作業してきました。 お店の内装もそうでしたが、今回もまたまた自分たちで手作りです。 実に手作りっぽいのが、逆にちょっと目立つショーウィンドウが出来上がりました。 新宿に行かれましたら、ぜひ見てやって下さい。 キャッチコピーは私が考えました。 写真には写ってませんが、この下には裏ラベルの大きいのを貼り付けました。 そう、女性達があまり見ない裏ラベル。そこにこそ、実はすべてがあらわれる。 そんなメッセージが、少しでも伝わればいいな。 そうそう、私が使っていたナチュラピュリファイのパウダリーファンデーションノンナノですが、廃盤になったあと、復活を望む声が多かったようで、先月24時間コスメシリーズのほうで新発売となりました。 私は前のを買いだめしていますので、こちらはまだ買っていませんが、成分や使い心地は変わっていないそうです。 24ノンナノパウダーファンデ ちなみに24時間落とさなくてOKとか書いてありますが、夜は絶対に落として下さいね。 酸化チタンは肌にとって完全に異物であり、酸化チタンは天然鉱石そのものではありません。 酸化チタンは、正式には二酸化チタンと言い、チタンを塩化チタンにしたあと、高温で酸素と反応させて酸化させるか、硫酸チタンを加水分解した後に焼成するかどちらかの方法で作られます。 化粧品用としては、更に900℃以上に加熱してルチル型にされるので、酸化活性はずいぶん抑えられますが、元々は光触媒になるほど活性酸素を出す物質です。 体内での代謝は難しい傾向にあり、WHOで発ガン性の可能性もあると指摘されていますし、国際がん研究機関IARCでも二酸化チタンの発がん性に関して2006年からグループ2B(人に対して発がん性がある可能性があるもの)に分類されています。 微粒子になればなるほど、酸化活性も高くなるので、酸化チタンを塗るなら、せめてノンナノじゃないとありえないと私は思っています。 出来たらノンナノですら塗りたくないので、気合をいれなくていい日は、オーブリーのパウダーや マリーローズのパウダーですごしているし、チークもオーブリーのブロンズアースです。 これらはものすごく珍しく、酸化チタンや酸化亜鉛が入っていません。 またMIMCのミネラルエッセンスモイストは、酸化チタンでなくコーティングされたノンナノ酸化亜鉛がメインのパウダリーで、酸化チタンもノンナノで量が多くないので、とてもいいと思っています。 ただ、マイカが多くてなんか輝いた顔になってしまうので、私はハイライトとして使っています。 さて、今日は「タルク」の話をしたいと思います。 このタルクという昔からベビーパウダーにも使われている天然鉱石由来のパウダーについて、発がん性がある、ないの議論がずっと行われています。 ナチュラルコスメでも、例えばナチュラピュリファイをはじめ、ラヴェーラ、ロゴナなんかの老舗のブランドでも使用されている成分です。 最近日本で発売され出した「モンタルト」。それから「クルールキャラメル」なんかのナチュラルコスメもタルクが主成分です。 ちなみにMIMCはタルクを危険視しているようで、使っていません。 アリマピュアやZuiiもタルクを使っていないようです。 それから、オーブリーのパウダーやマリーローズにもタルクは入っていません。 タルクがなぜ問題視されるかというと、発がん性がはっきりしているアスベストが混入している場合があるからです。 タルクとトレモライト(アスベストの一種)という鉱物は近い場所に形成されるので、タルクにトレモライトが混じっている事が多いのです。 日本でも1986年にベビーパウダーにアスベストが混入していた製品があったため問題になりました。 2006年9月には、労働安全衛生法施行令が改正され、それまでアスベスト含有率1%までのタルクは製造出来ましたが、その後は0.1%を超えるものは製造禁止になりました。 タルクへの石綿含有可能性調査結果について(厚生労働省) ともかく、日本で製造されているタルクについては、とりあえずはあまり問題はなさそうです。 アメリカでも1970年代に化粧品用のタルクはアスベストを含まないものを使用することがFDAで定められました。欧州でも同じような基準があるみたいです。 韓国では、化粧品原料に使用していた中国産のタルクにアスベストが多く混入していて、回収騒ぎになったことがあります。 韓国でのタルク問題 精製の甘い粗悪な中国製でなければ、タルクは一応安全だということが、現在のところ主流の意見です。 ただ、タルクとアスベストは基本的に主成分は同じであり、アスベストが含まれていないタルクの中にも微量にはアスベストのような針状や繊維状のものが含まれるので、やっぱりやばいんじゃないか?みたいな意見もあります。 アメリカのチャンドラー博士は、1995年にタルクは卵巣ガンや卵管繊維症、不妊の原因となる可能性があると発表しています。 ただこれは、主に膣など粘膜近辺につけた時に経皮吸収された場合みたいです。 こういうことを考えると、メイク用品に含まれるタルクは、まず大丈夫だろうけど、ベビーパウダーは、念のためやっぱりタルクじゃないほうがいいんじゃないのかなと思います。 それから、固形のファンデならまだいいけど、はたくお粉とかは出来ればタルクが入ってないほうが安心なんじゃないかと思いますね。 もちろんタルクに限らず、多量に付けて肺に粉を吸い込むのは危険です。 本物のナチュラルコスメは裏ラベルで分かる! ↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです! 人気ブログランキングに1票投票する 「アンチエイジングの鬼プレミアム」好評発売中! アマゾンなどネット書店、全国の書店でも販売中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月03日 17時54分57秒
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