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カテゴリ:心のアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
セドナ旅行記がすっかり長くなってしまい、すみません。 今日で完結させますので、今しばらくおつきあい下さい。 心が射抜かれそうな濃いスカイブルーの空をバックに、美しい赤い岩山。 これが、ヤバパイ族の神話で、人類発祥の地と言われている「ボイントンキャニオン」です。 4大ボルテックスの中の1つで、男性性と女性性の両方の陰陽のパワーがあるとされています。 何度も洪水が起こり、2億5千年前はセドナは深い海の底の沈んでいたそうです。 200万年前、地殻変動によって噴火を繰り返しながら隆起して、現在のセドナが出来たと言われています。 このアリゾナの砂漠が、その昔、海の底だったとは!不思議な気分です。 しかし、こうした激しい歴史的な変革のせいで、セドナはボルテックスとなったのではないかと言うことです。 ヤバパイ族の神話では、人類は創造主と共に幸せに暮らしていたのに、創造主に逆らう悪行を行うようになり、そのたびに洪水が起こってしまったそうです。 ある時、今度起こる洪水では、全員が生き残るのは不可能と悟った部族の長は、人類の存族をたった1人の少女に託し、食料と共に丸太の中に入れて蓋をしたそうです。 40日間の大洪水のあと、少女が降り立った場所が、このボイントンキャニオンだと言い伝えられています。 ↑セドナのこの赤い大地は、鉄分の含有量がとても多いから赤いんだそうです。 鉄分は、私たちの血液の成分。赤い色は、血流も象徴します。 そして、よく見ると、たまにこの写真にあるような白っぽいクリスタルが混じっています。 クリスタルは心と体を浄化して高める働きがあると言いますが、レッドロックの上に立つと、すごいエネルギーを感じるのは、そのせいもあるのかもしれません。 しかーし、とにかくセドナは昼間は暑い!! 夜はマイナスになる日もあるのに、この寒暖差はすごいです。 おまけに砂漠地帯だから空気の乾燥が半端じゃない。 紫外線プラス超乾燥という、鬼的には最悪な環境でございます。 ↑もちろん、私はいつもの完璧遮光スタイルです。 今回はサンバリア100のサンバイザーのほうではなく、完全遮光ハットのほう。 サングラスは、99%UVカットのクロエのかなり大きいタイプ。 そして顔の下半分とデコルテを覆い隠す「フェイスオンワンピ」は、出来るだけ現地の方にぎょっとされないように、砂漠になじむベージュを選んでみました。 それでも、お店に入る時は強盗と間違われないように、外してから入りました(汗) ↑最近フェイスオンワンピには、顔の部分だけが生地2枚重ねの「トゥインクルワンピ」っつーのが出来たんですよ! 今までのワンピは、例えばベージュなら94.1%しかカット出来ませんでしたが、2枚重ねによって99.9%以上カットすることが出来るようになりました。 若干暑いですけど、首回りは1枚なんで、そこまで暑苦しくはないです。 さて、あまりの暑さとすごい乾燥により、我が息子は伸びてしまいました。 ボイントンは、登山口にたどり着くにも距離がすごくあり、今回はふもとを4分の1周くらいした段階でギブアップ。 さて、日を変えまして、一番登りたかったボルテックス「カセドラルロック」にやってきました。 こことベルロックは8年前にも登ったところです。 ベルロックが男性性のエネルギーで、このカセドラルロックは女性性のエネルギーだと言われています。 ベルロックはとても激しい強さがありますが、カセドラルは母なる優しさのある山です。 ただ、この反り立つ壁が!↓ 写真で見ると、そんなにすごく見えないかもしれませんが、ここ自体が地上からかなり上なので、これよじ登るの結構怖いんです。 しかし、意を決して登りました。 すると絶景が! ↑この写真で見ると、分かりますかね?どんだけ高いか。 もちろん、頂上までは行けませんでしたが、今回は息子もいるし、というか私が無理で(笑)この中間地点まで。 見晴らしは最高です!! さて、今回セドナに来た大きな理由の1つは、恥ずかしながら実は指輪の交換なんです。 このブログにも当時書いたのですが、3月の東日本大震災で、私は結婚指輪をなくしてしまったのです。 1階の施術ルームの隣の支度部屋の、皿をかかえた猫の置物の皿の上に指輪を置いていたのですが、そのまま外出してしまい、あの大地震が。 帰ったら、猫は横に倒れており、いろんなものが落ちてぐちゃぐちゃに。 探しても探しても、どうしても指輪は見つかりませんでした。 買ったお店に電話をしたら、同じデザインのものは、今もあったのですが、プラチナの値段が上がり、指輪の価格がこの10年で3倍になっていました。 それを聞いて、値段がどうのということより、形だけ同じピカピカの指輪を私だけして、それに何の意味があるんだろうと思いました。 私が大切にしていたのは、物ではなくあの指輪を交換した時の想いとか、指輪と共にあった、結婚12年の思い出とか、そういう目に見えないものだった。 ほしいのは、指輪なんかじゃないんだ、と気が付き、この大震災のショックもあって、当時大泣きして、相当落ち込んでいたのです。 でも、私が受けた被害など、たかだか指輪1つ。 施術のボランティアのために2度訪れた石巻で、大津波で何もかも流された町を見て、そしてそれでも明るく励ましあい、私たちにまで気を使って下さる現地の方々を見て、いつしか指輪のことは忘れてしまいました。 しかし、ある時うちの夫が、指輪は俺が作ろうか?と。 彼は革職人で彫金もやるため、指輪も作ろうと思えば作れるようで。 私だけの1個の指輪じゃなくて、夫の分も作って2個。 それを、8年前瞑想の中で息子の姿が見えた思い出のセドナのレッドロックの上で、今年の結婚記念日に、息子に立会人になってもらって、もう1度交換しようということになったんです。 そうか、それなら、また新たな思いと共に、同じ時を指輪に刻んでいけると思いました。 そして、このカセドラルロックのこの場所で、息子に見守られながら新しい指輪を交換しました。 私の場合は、たかだか指輪1個ですが、あの震災で日本人は大きなダメージを受け、失ったものは人によってはとてつもなく大きく、傷跡はまだヒリヒリと痛んでいます。 しかし震災で気づかされたことも大きく、新たな時代の扉を開くことにもなりました。 セドナのボルテックスのパワーに包まれながら、心機一転、また頑張っていこうと、引き締まる思いがしました。 さて、今回セドナで、ブログを読んでくださっているみなさまに、いくつかお土産を買ってきました。 セドナのレッドロックの赤い石と、その石に時々混じっているクリスタルクオーツ(多分石英系だと思います)です。 手に持っているだけでも、なんだかパワーを感じる石たちです。 各3個ずつ計6名様に、それから来月でこのブログを始めて6年になることもありますし、本日6冊目の新刊が発売されたこともあるので、それを記念しまして、もしご希望の方がいらっしゃいましたら、サイン入りの新刊を3名様に、そして私プロデュースコスメの中から本日新発売の「マイルドフェイススクラブ」を3名様に、それぞれご希望の方の中から抽選でさしあげます。 ご希望の方は、以下の応募フォームから、ご応募くださいませ。 (たくさんのご応募、ありがとうございました!) 母なるエネルギーのカセドラルロックに沈む、美しい夕日です。 この日の夕焼けは、私にとっては特別にきれいに思えました。 ↓1クリック応援して下さると嬉しいです! ブログ村人気ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年11月03日 00時08分39秒
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