2013/04/04(木)18:39
前編☆自然の中の色、祈り
みなさん、こんにちは。
大阪高島屋でのオーガニックコスメのイベントが終わりまして、一息ついています。
わたしの講演では立ち見の方も多くすごくたくさんの方に来て頂きまして、かなりびっくりしてしまい、自分史上最高に緊張してしまったように思います。
今年は講演が多くなりそうで、このあと5月、6月、7月、11月と多分いろいろなところでやると思いますので、またブログでもご案内しますね。
少しは話すことにも慣れて、直接言葉でいろいろなことをお伝えできるようになろうと思っています。
TVのお話も時々頂きますが、スポンサーの関係で私の言いたいことは骨抜きにされます。
そんな状態で出ても何も伝わらないと思うので、結局は断ってしまいます。
本や講演はかなり自由度が高いです。
雑誌もTVほどではありません。
ブログはもう、ほんとに自由です。
日本には言論の自由があって本当に良かったと思います。
でも、日本はTVを信じる方が多いですよね。
なんと94.4%の人がTVを重要な情報源だと考えているようです。
新聞、TVとなると、75%くらいの方が信頼してるそうです。
先進国のTV、新聞への信頼度を見ていくと、イギリス国民は14%、アメリカ国民は26%、カナダ36%、イタリア34%、フランス35%、ドイツ36%、ロシア29%なので、日本の75%が過剰に高いことが分かりますよね。
日本人は、マスメディアの情報を先進国の中で最も無批判に鵜呑みにする傾向にあるようです。
言論の自由はありますが、こんなにTV、新聞を信じているとなると、逆に操作されるのも簡単だということです。
「普通こうでしょ?」「こうなっているんだろう」と私達が信じきっていることが、本当にそうなのかどうか、情報源を複数持ってもう一度考えてみる必要があると思います。
インターネット放送や、書籍などを見るものいいでしょう。
NHKの看板アナウンサーの堀潤さんがこのほど退職されました。実質クビも同然です。
堀アナウンサーは、「NHKはSPEEDIの存在を知りながら、文部科学省の方針に沿って、自らデータを報道することを取りやめ、国民の生命、財産を守る公共放送の役割を果たさなかったことを反省し謝罪しなければならない」など、震災後原発報道の偏りや真実の隠蔽を内部告発し、留学先の米UCLAで制作した原発ドキュメンタリー映画などの上映の中止をNHKから迫られ、退職に追い込まれたようです。
「皆様に報告です。本日、退職届を出しました。先週米国から帰国後、春からの担当番組は全てキャンセルだと告げられ、さらに懲戒処分の検討が始まっていたので、家族とも相談し、先手を打って退職する道を選びました。
NHKに残って頑張って!という声をたくさん頂きましたが、政界、産業界をバックにした会長筋からの圧力は強く、闘いきれませんでした。
しかし、本当の発信はこれからです。今も、不安の渦中にいる一人一人の皆さんのために、取材をつづけ、メッセージを投げかけていきます。皆さんの期待に応えられず申し訳ない思いでいっぱいですが、これからドライブをかけて参りますので今後ともよろしくお願い致します!」
彼のこの言葉が、すべてを物語っています。
NHKですらこれなのです。
真実を伝えようとする本物のジャーナリストやアナウンサーは退職を余儀なくされる。
これが日本のマスメディアの現状です。
そういえば台湾の反原発のCMがすごいとフェイスブックで話題になっていました。
今第四原発の是非を国民投票しようという流れらしいのですが、それに反対するCMだそうです。
台湾 CM
良いものを子供に残す、悪いものは自分が受け取る、それが母親。
悪いものを後世に残す、良いものは自分が受け取る、それが原発。
子どもの未来に、国民投票は必要ない。
ストレートで胸に響くCMです。
でもこんなCMがTVで流せる台湾は、日本に比べてすごく自由だなと思いますね。
日本だと反原発と言ったら芸能界から干されたり、優秀なアナウンサーが局を追われるんですからね。
料理の本は撮影と執筆がやっと終わりまして、今は校正待ちです。
レシピもたくさん載っていますが、まず最初に食べるべきものと食べない方がいいものを明確に書かせてもらいました。
これも、絶対TVでは放送できない内容です。
私がレシピに時間がかかりすぎてしまい、発売日が1か月延びて5月22日になりましたが、よかったら読んでみて下さい!
今は新商品のチークの発売準備に追われています。
チークと言えば、実は重要なのはつけるブラシです。
↑去年から、ああでもないこうでもないと、さんざん素材を吟味し一番肌あたりが柔らかい素材を選びました。
毛の量と毛の長さで、実は感触もまったく変わってしまうので、最適な量と長さも考えました。
それから実はこのブラシの毛のカット仕方や形でも、チークのつき方や感触が全然変わってしまいますので、そこにも頭を悩ませました。
あまりにも毛が柔らかすぎると、今度は粉のつきが悪くなるので、何度もつけることになるので、結果的に肌に刺激です。
そこで、あたりが柔らかいのだけど出来るだけ少ない回数できれいにチークがつく仕様にするということが必要でした。
いやー、ブラシというものが、こんなに奥が深いとは!本当に驚いてしまいましたが、かなり最高のものが出来たのではないかと思います。
そしてこのチークのイメージ写真がこちらです↓
ジャジャーン!
↑ファンデーションに引き続きまして、歌手のUAさんが、またまたイメージモデルをつとめて下さいました。
またしても沖縄で、今度はヤンバルクイナも生息するやんばるの森で撮影しました。
衣装の色がきれいでしょ?
こちらも、ファンデーションの時に続き、沖縄在住の草木染アーティストkittaさんに染めて頂いたものです。
あかねと槐(えんじゅ)という木の花の色素で染めて下さいました。
チークの色もクランベリーと鉄とマイカなどの自然の中の色で出来ているので、両方とも森の中にあって違和感がありません。
すみません、長文を書きすぎたため、2つに分けます。
後編に続きまーす!