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カテゴリ:アンチエイジングのために
みなさん、こんにちは。
急に暖かくなったと思ったら、また急に寒くなり、温度差の激しい毎日ですね。 私は寒すぎてジョギングはちょっとさぼっていますが、風邪もひかず、元気にやっています。 ↑うちの都内の畑です。 土を測ると表層が200ベクレルあったので、去年表面15cmをノンベクレルの土に入れ替えました。 完全自然栽培。 この冬もまた、生えているのは二代目の元気な大根と、それから、これはお初の、ちらほらな小松菜のみの、さみしい畑です。 他は、芽が出なかったか、出ても育たず。 土を入れ替えるって畑にとっては致命的で、あきらかに地力がまだないのですが、少しずつ変わってきている。 この過酷な状況に耐えて、芽吹く命たち。 これらは食べず、すべて種取りします。 きっと、次の世代は、更にこの畑に合った種が取れると思います。 原発問題は私にとって、とても身近な重要課題です いよいよ都知事選の投票日がこの日曜日ですが、脱原発だけでなく、脱被曝に関して具体的な政策、実行力のある人に知事になってもらいたいです。 誰なら勝てるとかじゃなくて、自分がどんな世界に住みたいかの意思表明だと思っています。 昔から投票には行ってはいたけど、そこまで選挙や政治に興味なかったんですよね。 でも美容と健康、真の幸福への探求を深めていくと、それにマイナスを及ぼすような政策を政治で取られてしまうと、個人の努力では打破するのがとても大変になるということに気が付いてしまって。 例えば農薬の問題、遺伝子組み換え食品の輸入の問題、TPPの問題、原発の問題、憲法改正の問題などなど。 個人がいくら努力しても、政策で良くない方向に舵取りされてしまうと、とてつもなくいろいろなことが大変になってしまいます。 デモもそうですが、選挙も自分が入れられるのは1票だけだから「行っても意味ないんじゃ」と思われがちなんですが、私はそうは思わない。 自分の意思を明確に表明するって、1票だけでないパワーを持つんです。 それは、すぐに出る結果とか、物質的じゃないところでも、自分を変える力、そして世界を変える力になっています。 発した言葉、誰も見てない時にやった行為さえ、今はさざ波のように広がりを見せる。 そしてそれが、全部自分にもかえってくる。 そういう時代になったなと感じています。 さて、今日はミトコンドリアのことをちょっと考えてみたいと思います。 いきなりすみません(笑) 私達の体にある細胞は60兆個あるそうですが、その1つ1つの細胞の中に必ず↑このミトコンドリア様が、100個~3000個もいます。平均300個だそうです。 肝臓とか脳とか筋肉とか腎臓とか代謝が活発なところには1つの細胞に数千個もいるようで、 私たちの体重のなんと1割がミトコンドリアだそうです。 すごくないですか?10分の1がミトコンドリアなんて!!! 大きさは0.5μm~10μm。 ミトコンドリアは約20億年ほど前に好気性細菌の αプロテオバクテリアが原始真核細胞に共生して生まれたというのが定説です。 自分の遺伝子を残したまま、共生した相手の細胞核に取りこまれてしまいましたが ミトコンドリアは元は独立した生物だったのです。 すごいですよね。 今は細胞の小器官となっていますが、ちゃんと独自のDNAを持っている。 実際、見た目もミドリ虫みたいな、芋虫みたいな形をしてるし、私達は元は別の生物であったミトコンドリアを、全体重の10分の1も体の中に飼って暮らしているんですよ? もう孤独だなんて言わせません!(笑) しかもそのDNAは、卵子にいるミトコンドリアDNAしか引き継がず、精子のほうのミトコンドリアは選択的に排除されてしまうことが分かっています。 女のほうの遺伝子しか引き継がないというところも、すごく神秘的ですよね。 ミトコンドリアがやっている一番大きな仕事は、私たちが食べた物と呼吸で取りこんだ酸素や水素を使ってATP(アデノシン三リン酸)という活動エネルギーを作り出していること。 ATPがあるから筋肉を動かせるし、神経を活動させることが出来るし、食べ物の消化、代謝、発汗、傷ついた細胞の修復など、すべての生命維持活動に関わっています。 いわば、ガソリンのようなものですね。 その他、体温を作り出しているのもミトコンドリアです。 ミトコンドリアがいないと、私たちはまったくもって生きていけません。 だから私はミトコンドリア様と呼んでおります(笑) ただね、呼吸で取りこんだ酸素の90%以上をミトコンドリアが使っているのですが、この過程で取りこんだ酸素の0.2%~2%は、どうしても活性酸素に変わってしまうんです。 よく、活性酸素が細胞の老化の元凶だと語られますが、実は最も体内で活性酸素を発生する場所が、ミトコンドリアです。 (もちろん、活性酸素はミトコンドリアだけで発生するわけではなく、例えば紫外線を浴びた時に生じる一重項酸素と言う活性酸素は、皮膚を老化させます。) ミトコンドリアから発生した活性酸素は、SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの体内酵素で消去できますが、過剰に発生した場合は残ってしまい、それが細胞を傷つけると、発がんや老化の原因となっていきます。 この活性酸素はミトコンドリア自身も傷つけるのですが、損傷したミトコンドリアは、更に多くの活性酸素を作ってしまいます。 年齢と共に、ミトコンドリアの数は減り、だけど逆に活性酸素量は増加していきます。 ミトコンドリアの数が減り、なおかつ損傷して質が衰えると、新陳代謝が滞り、ATP(エネルギー)の生産が減り、細胞の修復もしにくくなります。 こうなると疲れやすくなったり、見た目が老化したり、病気の原因にもなるそうです。 ミトコンドリアががくっと減ってきてしまう年齢を発表します! 女性では30代後半、男性は40歳前半からだそうです。 がびーーーーーーーーん\(~o~)/ ミトコンドリアDNAの損傷は、寿命にも老化現象にも関係することが分かっています。 実験で、ミトコンドリア内で、活性酸素の過酸化水素を除去する「カタラーゼ」という体内酵素を増やしたところ、生物の寿命が20%も伸び、老化現象も減ったという結果も出ています。 過酸化水素が変化すると、DNAを傷つける最悪なヒドロキシラジカルが出来てしまうので、それを未然に食い止めると、老化が抑制されるわけです。 チンパンジーと人間の遺伝子は98.77%も同じだそうです。 だけれども、最長寿命は約2倍も人間が長生きです。 この差はなんでしょうか? 実は、体内で作られる活性酸素除去酵素のSOD酵素の活性が、人間はチンパンジーの2倍もあるんだそうです。 傷ついた遺伝子を修復する酵素活性も、やっぱり2倍なんだそうです。 こうなってくると、やはり活性酸素老化説というのは、正しいのかなと考えてしまいますね。 また、男性より女性のほうが長生きする理由も、実はこの活性酸素を消去するために体内で作られるSOD酵素とグルタチオンペルオキシダーゼの活性が、例えばマウスの場合、2倍もメスの方が活性が高いからなんだそうです。 この機能を司っているのが、女性ホルモンのエストロゲンなんだそうです。 いやー、奥が深いわ。 このブログでも、外から摂取する抗酸化物質についてよく書いていますが、抗酸化物質に働いてもらう場所は、お肌以外では、主にミトコンドリアであることが分かると思います。 さて、このミトコンドリアですが、量を増やしたり、質を良くしたりすることが出来ることが、最近のさまざまな研究でわかってきているようです。 ミトコンドリアが活性化し、量を増やし、質を良くするための食べもの、生活習慣、運動、サプリメントなどについて、鬼的な視点も入れて徹底的にまとめてみましたので、次回どうぞお楽しみに♪ 細胞に住んでくれている、ミトコンドリア様を喜ばせる! これぞ、ビューティーエイジングの素敵なおもてなしです!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年02月08日 16時46分52秒
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