2017/07/19(水)12:54
日本在来種の山ぶどうで抗糖化?!
みなさま、こんにちは。
気がつくと、3月ですねー!
2月はひたすら本の原稿を書いておりました。
私はゆったりと少しずつということが出来なくて、やり出したら止まらない集中型なもんで、ひたすらひたすら書き続けていました。
もちろん、その間治療院と会社は休まなかったんで、仕事が終わってからとか、休日とかに集中してやっていたんですが。
全200ページ書けました!!!
いやーーー脱力ですーーーー!!!!
ここからまだ細かい直しや、イラスト書いてもらったり、写真撮影とかもありますが、とりあえず原稿は終わったんじゃないでしょうか!!
相当濃いですよ。4年ぶりですから。
オーガニックビューティーエイジングとは一体何なんだということを、基礎、実践、変化球、全部書きました。
7年前に出した「アンチエイジングの鬼プレミアム」の時の編集者さんで、私の芸風をよく心得てくれています。
私が本をまた書きたいっ!て思うまで、待ってくださっていた編集者さんでもあります。
本当にありがたいです。
本は5月1日発売予定です。
読むと読まないとでは、人生が変わってしまうかも?!
ぜひぜひ、読んでくださると嬉しいです!!
さて、うちの畑の様子を少し。
↑レタスとブロッコリーを収穫しました!!
ちょっと遅いんですが見守っていまして、これ以上はもう花が咲く(笑)って思って。
あとのものは種取りに残しました。
手前味噌ですが、自然栽培なのでここまで塔立ち寸前でも苦くなく、すんごく素直な味で美味しかったです。
やっぱり畑の土は、劇的に良くはなってきています。
ぼちぼち春の種まき準備もしないとな。
春と言えば、植物が花を咲かせる季節。
うちの畑も、すでにかなりの野菜の花が咲き始めています。
急に真っすぐに上に茎が伸びて行くので、その姿たるやいつも感動的です。
野菜もすごいですが、この時期の樹木の樹液というものにも、植物を芽吹かせ、冬の体から春の体になるための魔法のエネルギーに満ちています。
例えば寒さにも枯れずに負けない底力を持つ白樺の樹。
この白樺の樹液は、スーパーオキサイドという最も頻繁に発生する活性酸素を除去する力が強く、肌につけるとシワにも効果的です。
40歳になると40日にもなってしまうという肌のターンオーバーを正常にするので、優しい美白作用もあります。
肌に必要な糖質やアミノ酸、酵素なども含まれているので、肌バリア機能を引き上げ、角質の水分量も上げてくれる作用があるので、これを非加熱のまま化粧水にするということを、ずっと数年続けています。
去年、日本固有の山ぶどうに出会ったのですが、これまたすごいんじゃないのかなーと思いました。
山ぶどうはもともと日本の北部の冷涼地に自生してきた、日本の貴重な在来種の野生果実です。
雪深い岩手の冬にもめげずに育つ山ぶどう。
どんだけフィトエナジーがあるか、考えただけでもすごそうです。
山ぶどうの果実はそのままだと渋いのですが、薬効があまりにもすごいので、岩手では山ぶどう酒にしたり、数年寝かせて熟成させるととても甘くて飲みやすくなるので、栄養ドリンクとして産前産後の妊婦さん、風邪をひいた時などを中心に飲まれてきました。
一般的なぶどうと比べ、山ぶどうはポリフェノールが8倍、カルシウムが7倍、ビタミンEが10倍も含まれています。
ポリフェノールの王様と呼ばれる「アントシアニジン(デルフィニジン)」を含むことも大きな特徴です。
山ぶどうのポリフェノールは糖化によって生成される「AGEs」の生成を防ぐ性質があるので、肌のコラーゲンの糖化も抑制してくれそう!
秋にはヒグマやツキノワグマが、この実を食べて冬眠に入るらしいですが、こういう冬眠前のクマが食べるようなものって、絶対天然のすごいサプリメントの予感しかしません(笑)
この山ぶどうを、50年近くにわたって農薬を使わないで自然の力に任せた栽培を行ってきた農園がありました。
搾ったばかりでは栄養価が高すぎて、飲みづらい果汁ですが、真空にした樽で3年以上熟成したあとではまるで魔法のように飲みやすくおいしい果汁へと変化するとのことで、果汁を飲ませていただきました。
ワインを深く熟成させたように芳醇な香りと、濃厚な甘みと心地よい酸味が最高です。
おちょこ1杯の量でも元気と活力を感じさせてくれるエナジードリンクですね。
放射能検査も、毎年検出限界値1Bqで出して一度も検出されていないとのことで安心です。
これをぜひ天然のエナジー美容ドリンクとして商品化しようと思いました。
私が行ったのはちょうど4月だったんですが、その時は春に芽吹くための山ぶどう樹液が滴っている時期でした。
新幹線から降りたとたんから明らかに空気が冷たく、車で移動する途中でまさかの吹雪。
予想外に寒い中、山ぶどうの畑を見学させてもらいましたが、もうまるで枯れてしまったあとの樹みたいなのが、群生しているんです。
枯れてるとしか思えないその姿を眺めていたら、枝先からきれいな樹液が光っているのが見えました。
どんなに寒くても凍ることがない、山ぶどうの樹液。
山ぶどうが芽吹く前の春先のたった2週間しか採れないそうですが、実はこの地域の一部の女性には天然の化粧水として利用されてきた歴史もあるそうです。
農園の方も、化粧品原料としての山ぶどう樹液に興味を持たれて、専門機関との共同研究によって、各種糖分やリンゴ酸などの有機酸、ミネラル類、アミノ酸類が豊富に含まれる日本山ぶどう樹液の、肌への優れた有用性が次々とあきらかになりました。
さまざまな実験が行われたようですが、うるおいに関することや、シワに関するものなどどれも興味深いものばかり。
やはり、芽吹くためのエネルギーがすごいからでしょうか。
やっぱりこういう寒い地域の、栄養価高い植物の樹液って肌につけてもすごいんだなーと確信し、これで化粧水を作ることにしました。
しかも絶対、非加熱で!!
普通、こういう滋養に満ちた液体は、加熱するか強い防腐剤を入れないと、変質が問題となります。
でも、すでに白樺樹液も非加熱で化粧水にしているノウハウがあるんで、植物エキスの働きで変質を抑えることに成功しました。
自社農園で自然栽培されたローマンカモミールエキスや沖縄の月桃葉エキスも山ぶどう樹液との相性が良く、さらに、すべての栄養素を包み込んで角質層に浸透させやすくするために、約8000年前の腐植土から抽出したフルボ酸をプラスすることにしました。
樹液の量に限りがあるので、たくさんは作れないんですが、春先の肌にすごくいい化粧水が出来たと思います。
わたしは、もう2か月くらい使っているのですが、一見さらっとしているんですが、肌がもちっとしてくるんで癖になりそう。
山ぶどうジュースのほうは、量があるので定番でいけそうです。
両方とも来月出せると思うので、どうぞお楽しみに―♪
芽吹くための準備を整えて。
さびない、こげない、元気に肌を咲かせましょう!!!
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