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アンチエイジングの鬼

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2017年03月22日
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カテゴリ:水について
みなさま、こんにちは。

なんだか日によって、寒い日もありますが、うちの畑はすごいこと春です。

まずこちら。
なんだか分かりますか?

niwaburo.jpg

なんと、ブロッコリーの花です。
この子は種取りするのが初めてなので、花までいったことなかったんで、初めて見ました。
かんざしのような、なんだかものすごく華やかなお花です。

niwareta.jpg

こちらはレタスのタワーです。
もうすぐ花が咲く寸前って感じのところ。

今年もいろいろ種取用に残しているので、庭はすっかり野菜のお花畑になっています。
朝起きて、カーテンを開けるのが楽しみな季節です♪


さて、更新が遅くなってしまいましたが、近況報告です。
実は5月1日に大阪の梅田に私のオーガニックブランドの直営店の2号店を出すことになりまして、今は準備に大忙しです。
表参道の一号店開店から、はや6年。
もう少し早く出したかったのですが、新商品やフーズの開発に夢中になっているうちに、あっという間に6年たってしまいました。
いやー、人生短い。

梅田は、私が小中学校をすごした地元中の地元なので、やっぱりここでやりたかったんですよね。
最初は路面店も考えて不動産屋さんもめぐっていたんですが、なかなかいい物件もなく。
そんな時、ルクアイーレの9階の蔦屋書店さんから出店のお話をいただきまして、実際行ってみて、あっ!ここだ!と運命を感じました。

私は小さい頃から本屋が大好きだったんです。
学校をずる休みして、梅田の本屋で立ち読みしていて怒られたことも、今では懐かしい思い出です(笑)
本はあらゆる世界と通じている、この世のアカシックレコード。
うちのブランドのお客様も、本や文字を読むことが好きな方が多く、本屋の中にお店があるというのは、すごく親和性があるんじゃないかって思いました。

ahumeda.jpg

↑これが完成予想図です。
またまた国産の低温乾燥の無垢材で、接着剤なしで作った什器とホタテとヘンプの漆喰の壁という自然施工で作ります。
本屋の中で美容や健康の本を見ていたら、いつのまにかお店に入っているというような面白い作りです。

蔦屋書店の中には、なんと500席も椅子があるので、購入前の好きな本を手にドリンクを飲みながら読書も出来るという空間になっています。
5月1日の夜には、新刊の発売とお店のオープンを記念した私のトークイベントもやる予定なので、またブログでお知らせしますね。


さて、本のほうもレイアウトやイラストの段階に入っていまして、ぼちぼち文字の最終調節の時期が、時間の問題で来るので、ドキドキと身構えています。
文字をいっぱい書きすぎてしまったので、入らない個所も出てるとのことで、ちゃんとはまるように整えていくのが最後とても大変なんですが、がんばります!

それと共に、あいかわらず商品開発もがんばっています。
私のアンチエイジング研究は、ナチュラルビューティーエイジングに良いものを探求し、それを理想の形で開発していくという段階に入っていまして、それはもう楽しくて仕方がないんですよね。
コスメだけでなく、同時並行で食品などもいろいろ開発しているのですが、今回出会ったのは「水」です。

昔からこのブログを読んで下さっている方はご存じだと思いますが、水に関しては私はもうさんざん探求して、いろいろ試してきたのですが、pHが中性前後で、軟水で、汚染がない天然水であれば、もう何でもいいやという境地に達していました。

最近は、蒸留器を買って浄水器を通した水道水を蒸留して純水にしてしまって、そこに阿寒湖の石を入れて自分でミネラルウォーターを作ったりとかもしていました。
それも気に入っていたのですが、久しぶりにちょっと唸るような水に出会ってしまったので報告します。

この水は、田植えでお世話になっている大分県日田地方の水です。
水郷と言われるだけあって、日田地方の水のおいしさには田植えと稲刈りの時に、山の湧水をそのまま水筒に入れて飲んでも、めちゃくちゃおいしいので、ちょっとこの地域の水の美味しさは次元が違うなとは思っていました。

ojas7s.jpg

ただ今回見つけた水は、そういう普通の湧水ではないんです。
大分県日田地域の中で、古くから龍の神様が棲むと語り継がれている高台の場所がありました。
最初は温泉を掘って、仲間たちと住むケアハウスを作るつもりで、地主さんがここの岩盤を掘り進めたのです。
ところが掘ってみると、その地層は硬いのなんのって!
特殊で非常に硬い岩盤をどうにかこうにか数年かけて、やっと700m以上掘ったところで、その水は湧き出してきました。
この水や地層を分析に出したところ、すごいことが分かりました。


含有炭素による年代測定をした結果、この水は約1万年前の水だと判明したのです。
1万年前と言えば、縄文時代初期。
陸続きだった日本列島が現在の4つの陸(北海道、本州、四国、九州)に分かれた時期のお水だったのです。



なぜこんないにしえの水が大量にこの場所に存在しているかと言いますと、縄文時代初期の地殻変動で岩盤がズレて、硬くて分厚い岩盤層と岩盤層の間に水を多く含んだ地層が、奇跡的に封じ込められ、手付かずのまま保存されたのです。
こういう特殊な状況で、美しいまま手つかずで閉じ込められた水は世界的にもとても珍しく「封存水」と言うそうです。

ojas6.jpg

ojas4.jpg

ojas5.jpg

温泉を掘り当てようとした地主さんが、たまたま掘削機を、この自然界の真空パックになった閉じ込められた岩盤と岩盤の間にストローのように差し込んだがゆえに、発見されたお水だそうです。

温度が低めですが、れっきとした温泉水でした。
そのまま温めなおせば、温泉にすることも出来ます。
しかし、この水は温泉水に特有の臭気やクセもまったくなく、口に含むととてもまろやかで、あまりにもおいしかったことから、飲料水にこそ最もふさわしいのではないかということで、更なる分析にかけたそうです。

すると、奇跡の水として名高いフランスのルルドの水やドイツのノルデナウ地方の水などに含有することで有名な「有機ゲルマニウム」が含まれることが分かりました。
1Lに8μg含みます。

有機ゲルマニウムは赤血球を増加させる作用があるので、貧血症状の改善が期待出来ます。
また、酸素との相性がとにかくいい物質なので、体内の酸素量を増やし、細胞にすむミトコンドリアを元気にさせてくれます。
また、活性酸素を除去したり、老廃物や毒素排出をうながします。

霊芝、高麗人参、アロエ、ニンニク、クコの実などの、昔から漢方薬として欠かせない素材にも有機ゲルマニウムが豊富に入っていますよね。

もう1つのこの水の特徴が、亜鉛を1Lに180㎍含むこと。
亜鉛はコラーゲンの合成、味覚異常、脱毛、不妊、免疫低下、肌荒れなどに関わるミネラル!
活性酸素を除去するSOD酵素など、亜鉛のサポートを受ける体内酵素は200種類以上もあります。
DNAやたんぱく質、ホルモンの合成や体の成長、新陳代謝に欠かせないですし、味覚を感じる細胞、味蕾(みらい)の形成にも重要な役割があり、女性ホルモンの分泌、生殖機能の維持にも重要です。

もう1つの特徴がケイ素(シリカ)を多く含むことです。
1Lに61mgという、かなりの含有量を誇ります。
シリカは美しい肌、髪、爪、骨に必須のミネラルです。
コラーゲンをしっかりと結びつけ肌の弾力を保持したり、カルシウムを運んで骨を強くしたり、血管へのコレステロール付着も防ぎます。

私がアンチエイジング研究で注目していたミネラルたちが、1万年という歳月をかけて岩盤層から溶け出して、すべて含まれる水であったということもすごいんですが、だからといって硬度は62で軟水なんです。

日本人がおいしいと感じる硬度は50前後ですし、硬度が高いと毎日飲むのにきつかったり、飽きたりしますが、それがないのもいいと思いました。

もう1つがpHですね。
私たちの細胞液のpHは約7.4。
私は、普段飲む水は細胞液のpHに近いほうが体に負担がかからないと考えていたのですが、この水のpHは7.7。
弱アルカリ性なところも、何もかもベスト。

こちらは、釘を水に漬けこんで時間を置いた実験写真。

ojas1s.jpg

ojas2s.jpg

弱アルカリということと、シリカやゲルマニウムの抗酸化作用によって、釘が錆びないようです。

最後にもう1つ、化学肥料の増加や畜産の排泄物、工場・自動車などから排出される排気ガスによって近年、ミネラルウォーターに含まれることが問題になっている「硝酸性窒素」や「亜硝酸性窒素」がないこと。

硝酸性窒素は、体内で亜硝酸態窒素に変化して血液の酸素運搬能力を奪います。
乳児が硝酸態窒素を大量に摂取するとチアノーゼ(血液中の酸欠状態)になり、体が青紫色になることからブルーベビー症候群と呼ばれています。

また、硝酸態窒素は体内でアミノ酸と結びついてニトロソアミンという発ガン物質になると、毒性も強くなります。
ニトロソアミンはガン、肝障害、生殖機能の障害を引き起こすと言われています。

WHOは、飲料水に含まれる硝酸態窒素濃度の上限値を10 ppmとしています。
10 ppmの硝酸態窒素を含んだ飲料水を飲むと、尿中のニトロソアミン濃度が上昇することが分かっています。

私がミネラルウォーターの探求に興味を失ったのは、この硝酸性窒素を調べた実験結果を見たことも大きな理由の1つでした。

http://tabemono.info/report/report_7_216_2.html


今回見つけた水は、要するに1万年前のミネラルウォーターなので、まだそういった汚染が存在しないのです。
汚染物質がないので、水に完全に溶けきった含有ミネラルの体内吸収率も良く、デトックスにも最適な水だと思います。
あと、この水でお茶を淹れると抽出が早くて味が美味しいということもお気に入りのポイントです。

奇跡の封存水ということで量が気になりましたが、封存空間は相当広いので、十分な量がまだまだあるそうで、あまりにも気に入ったため、これを商品化させていただくことになりました。来月には出せそうです。

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↑出来てきたパッケージです!
岩盤層と、美しい水をイメージ。
名前はサンスクリット語で「生命の源」、「活力」を意味する「ojas(オージャス)」と名付けました。


私たちの体の70%は水で出来ている。
ビューティーエイジングに嬉しいミネラルが多い、
縄文時代の清らかな水に細胞水チェンジ!




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詳しくは、こちらを御覧ください。
http://www.amritara.com/company/recruit.html





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Last updated  2017年03月22日 11時55分09秒
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