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アンチエイジングの鬼

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2017年11月25日
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みなさん、こんにちは。

すっかり冬っぽくなりましたがお元気ですか?

ブログを始めて12年になりました。
あんまり更新出来ていませんが、これからも、のほほんとは続けていくつもりです。
来年いよいよ50歳ですが、50代で書くアンチエイジングの鬼は、どんな感じになるんだろうか?
自分でもよく分かりません。

しかし123歳まで続けるという夢がありますので(笑)、
あと73年どうぞよろしくお願いします!


さて、まずは告知から。
今発売している「FIGARO japon」1月号に、私のブランドが和コスメ特集のTOPを飾りました。



ライターの方が、九州の農園や稲刈りまで来てくださって取材してくれたんです。
雑誌の記事以外でもフィガロのWEBにも詳細な別記事が掲載されています。
良かったら読んでみて下さい!

さて、2年前から開発を始めたシャンプー&コンディショナーが、いよいよ発売できることになりました。
いつかは理想のシャンプーを作りたいという夢はあったんですが、何度か過去に試しに試作しても全然で、合成界面活性剤を使わずにサポニンとか石鹸で作るとなると、もう大変なのは分かっていたので、本格的に手をつける勇気がなかなかありませんでした。

背中を押してくれたのは、一昨年の今ごろ世界の一流ホテルのアメニティを担当している外国の会社から依頼が来たこと。
信頼できる日本のオーガニックコスメブランドでアメニティを作りたいということで、それにはシャンプーが必須だということでした。
じゃあ頑張って作るしかないか!とはりきってやりはじめたのですが、ただでさえ作るのが難しい上に、一流ホテルで不特定多数の方に使われるかもしれないってどんだけのハードル?って(笑)

結局、希少な原料を使用しているため先方が望むような大量生産が難しく、アメニティは実現出来なかったのですが、シャンプーの開発を本格的に始める大きなきっかけになりました。

患者様やお客様から、髪の傷みや薄毛の相談を受けることが、これまで時々ありました。
女性は男性に比べると加齢で薄毛にはなりづらいのですが、更年期以降男性ホルモンが増えると薄毛になることもあります。
若くてもホルモンバランスの乱れやストレス、喫煙、睡眠不足、過度なダイエット、髪を引っ張るようなヘアスタイル、パーマ液、カラーリング剤、ヘアケア製品などに含まれる化学物質や合成界面活性剤により頭皮や毛根にダメージを受けると、薄毛になりやすくなりますし、キューティクルも剥がれて傷みも気になってきます。


髪は顔の額縁!
顔にはお化粧することが出来ますが、髪はなかなかごまかしが効きません。
しかも頭皮は筋膜を通じて顔とつながっているので、
頭皮がダメージを受けて弱ると顔もたるみやすくなります。



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髪は、爪と同じく皮膚が変化したもので、皮膚で言う「角質」のようなものです。
頭皮の毛母細胞が細胞分裂して増え、角質化したものが、順に押し出されているのが「生えてきている」ように見えるだけで、実は死んだ細胞のかたまり。

ただ皮膚と違い抜けてしまうのに、男性で約3~5年、女性で4~6年。これが成長期です。
そのあとは退行・休止期で4、5か月。
毎日休止期の髪が約50本~100本抜けて、抜けたところからまた新しい毛が伸びてきます。

普通は成長期の髪の毛は全体の80%で、退行・休止期の髪は5%~10%程度です。
成長期が長ければ長いほど、髪の毛も太くなり、長くなりますが、成長期がなんらかの理由で短かくなれば、退行期と休止期が相対的に見て長くなり、髪の毛が太く長くなる前に抜け落ちて、結果的に薄毛になっていきます。


生えている髪は死んだ細胞で「結果」ですから、
髪の美しさには新しい髪を生み出す頭皮や毛根の健康が重要です。
例えるなら頭皮は畑、髪は畑で出来る作物です。



頭皮のために、最適なことって何だろうと考えました。
合成界面活性剤、特に市販のシャンプーの8割に使われている「ラウレス硫酸Na」などの高級アルコール系は皮脂を奪いすぎて乾燥を招き、頭皮バリアを弱めたり、髪のタンパク質を変性させる作用が強いと言われます。

ナチュラル系としてはアミノ酸系合成界面活性剤のシャンプーがありますが、頭皮への刺激が少なく弱酸性なのは髪には良いのですが、洗浄力がかなり弱いという弱点があります。
弱いので泡立ちにくく、たくさん使ってしまう傾向にあります。
またアミノ酸が吸着性が高いので、どうしても残留しやすく、髪や頭皮がべたつきやすくなることもあります。

髪の毛が生えている頭皮は、皮脂腺や汗腺が他の皮膚の約3倍多いので、皮脂汚れでべたつきやすく、毛が多く生えているために蒸れやすく、かゆみが出たり、雑菌が繁殖しやすい傾向にあります。
今、お湯だけで洗う「湯シャン」とか、塩を溶かしたお湯で洗う「塩シャン」とかもありますが、頭皮をちゃんと洗わないと、皮脂の分泌量によっては皮脂が酸化して出来る「過酸化脂質」がたまってしまうことがあります。


皮脂が酸化して出来る「過酸化脂質」は
ヘアサイクルの成長期を休止期に移行させてしまう働きがあるそうです。


しかしだからといって強い洗浄剤で洗いすぎると、乾燥してよけいに皮脂を分泌させたり、頭皮のバリア機能や保湿機能を低下させるなどのトラブルを招きます。

そういう意味では、適度に頭皮をしっかり洗える、昔ながらの石鹸は、やっぱりシャンプーとしてかなり優秀なんじゃないかと思いました。
石鹸がいいのは、なんといっても、世界では5000年も前から使われている歴史の長さ。
製造方法がシンプルで、薄まったり、酸と合わさると界面活性力をすぐに失ってしまう肌への優しさと安心感。
環境に流れても、微生物により水と二酸化炭素に分解されていずれ100%が自然に戻る生分解性の高さです。

しかし石鹸シャンプーって、原料はオーガニックじゃないものが多くて、香りも人工香料か原料臭がする無香料が多くて。
そして香りが天然の精油でオーガニックのシャンプーは、みんなアミノ酸系界面活性剤ばっかりみたいな。
ジョンマスターは、実はアミノ酸系ですらなかったっていう件には愕然としましたが、、、
オーガニックと石鹸シャンプーの世界は、結構パキッと分かれてしまっていました。

これはやるしかないっ!って決意しました。
課題は石鹸カスです。

石鹸に含まれる脂肪酸が、水道水のカルシウムやマグネシウムと結びつくと「金属石鹸」が出来ます。
これが石鹸カスの正体で、別にこれ自体洗浄力もないし害のあるものではなく、皮膚上に残った金属石鹸は、数時間で常在菌が分解してしまいます。
日本の水道水は世界でも有数の軟水、つまり金属イオンが少ないので石鹸の泡立ちが良いし、石鹸カスを多くは作らないので石鹸シャンプーを使うのに適していると思います。

でも石鹸カスが髪に多く残ると、仕上がりの髪がごわついたりかゆみが出ることがあります。
この石鹸カスをいかに出来にくい処方にするかは、石鹸シャンプーを作る上で最大の課題です。
まず、泡立ちが良いことが大事です。
それから泡立てやすいテクスチャーかどうかも大事です。
洗浄力があれば、石鹸カスが多少できても、それをお湯で洗い流してしまえます。

そしてシャンプーのあと酸性のコンディショナーを使えば、石鹸カスは溶けてしまいます。
ただ、この時金属石鹸はどうなったかというと、脂肪酸イオンとミネラルに分かれています。
脂肪酸イオンは油の一種ですから、これが多すぎると今度は髪がベタつく原因になります。

使い心地の良い石鹸シャンプーを作るためには、石鹸カスが出来るだけ残らない処方にすることと、コンディショナーで石鹸カスが分解されたあとに出来る油分が多くなりすぎないこと、酸性コンディショナーで開いたキューティクルを閉じつつ、外側の膜を作る良質な油が適度に残ることなど、すべてが調和のとれたものにする必要がありました。

これを実現するため、あらゆる植物オイルを検討し、組み合わせを変えて試作してもらいました。
泡立ちの良いラウリン酸の多いココナッツオイルとオレイン酸の多いオリーブオイルを使って、配合比率を変えていろいろやっていただきましたが、まずシャンプーのとろみが出ず、シャバシャバだと泡立てづらく、泡立ちが悪いということは、洗浄力も弱いので出来た石鹸カスを、お湯で流しにくいのです。

その後もオリーブオイルだけでやっていただいたり、椿油だけでやって頂いたりしましたが、泡立ちは良くてもコンディショナー後に脂肪酸が残りすぎてしまい、髪が重くなってしまいました。

開発を始めてからすでに1年以上経っていました。
開発の参考にと、過去に使い心地をわりと気に入っていた石鹸シャンプーを調べると、実はそれが石鹸ではない可能性が高いことが分かりました。
石鹸なのに、アルカリ度がかなり低いのです。
そのpHで石鹸であることは、ちょっと考えにくいと言われ・・・
使い心地の良い石鹸シャンプーなど、作るのはやっぱり無理なのではないかという気持ちも少し湧いてきました。

そんな時、ある石鹸職人さんとの出会いがありました。
昔ながらの釜炊き法で、たった一人で3日かけて、石鹸と対話しながら不純物の少ない泡立ちの素晴らしい石鹸を作る職人さんです。

その方にオーガニックのアボカドオイルで石鹸シャンプーを作ってもらうことになりました。
アボカドオイルというのは不思議な油で、角質層への浸透力がすごく高い油なのですが、実はヘアケアにこの上なく適しているオイルだということが分かりました。

美しい髪のキューティクルには外側に「18MEA」(メチルエイコサン酸)、セラミド、パルミトレイン酸、オレイン酸、パルミチン酸と呼ばれる脂質が存在します。
これがあれば摩擦が軽減され、指どおりが良くなり、しなやかでつややかにまとまります。
しかし傷んだ髪は脂質が失われているので指どおりが悪く、絡まりやすくなります。


このキューティクルの外側に存在している脂肪酸の
パルミトレイン酸、オレイン酸、パルミチン酸のすべてが含まれているのが、他ならぬアボカドオイルなのです。



この3つの脂肪酸が全部あると、とても浸透性が良く髪を柔らかくつややかにしてくれるのです。
だからアボカドオイルの石鹸であれば、多少石鹸カスが残ったとしても、最後酸性コンディショナーでそれが溶けた時、キューティクルの最適な膜になってくれるのではないかと思いました。

オレイン酸がとても多い椿油も、古来から日本で髪の油として使われてきました。
また、ブロッコリーの種を搾ったオイルには潤滑油的働きがあり、光沢をもたらすエルカ酸という脂肪酸が約50%も含まれていて、髪にツヤをもたらし、シリコーンオイルに代わる天然保護作用があるので、この2つもプラスしました。

大根の種を搾った大根種子油も髪にはとても良くて、くし通りをよくし、静電気や切れ毛を防止し、髪にツヤを与え、キューティクルを保護してくれます。
これは椿油、ブロッコリーオイルと共にコンディショナーに入れることにしました。

これまでの試作の経験から、泡立ちへの心配、べたつきへの心配はありましたが、この職人さんの初めての試作で髪を洗った時の感動は、今も忘れることが出来ません。

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シャンプーにはとろーりとした粘性があり、手に取りやすくオレイン酸主体の石鹸シャンプーとは思えないほどよく泡立ちます。
洗い流す時は多少軋みますが、その後コンディショナーを馴染ませれば、キューティクルが閉じて、するっするでしっとり。
驚きはドライヤーで乾かした後。重くもなく、ごわつきもせずサラサラしっとりの洗い上がりです。
翌日にかゆみが出るということもありませんでした。

時間をかけてきっちり鹸化させることで、釜炊き法でありながら、純度の高い石鹸を作ることが出来る職人さんの手仕事と、アボカドを選んだことが理想の石鹸シャンプーを作ることにつながったんです!

vegeshampoos.jpg

ビジュアルが出来てきました。
いやー、感無量です。
ついに!って感じです。

kami1.jpg

↑これは夏に撮った写真ですが、だいぶ髪の天使の輪が濃くなってきてるのが分かります。
髪がすごく丈夫になって、野菜オイルの威力で髪のつやも増してきたようです。

石鹸シャンプーが初めての方は、最初ベタつきを感じる場合もあるかもしれませんが、それはシャンプーやコンディショナーをちゃんとすすげていないか、それまで使っていたヘアケアの成分が髪や頭皮に残留しているか、キューティクルがかなり傷んでいるかの場合が多いです。

このシャンプーは使えば使うほど、どんどん頭皮環境が良くなって快適な使い心地になってきますのでお楽しみに♪


髪は顔の額縁!
そして頭皮は畑、髪は作物。
どんな作物になるかは、畑次第です!!!




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Last updated  2017年11月29日 11時41分24秒
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