腸が若さを決める
寒いですねー。先日から、いろいろな抗酸化物質や、肌によい食べ物を紹介してきました。でも、それが体に吸収され血液に運ばれて有効利用されるには、なんといっても腸がきれいでないといけません。腸は、農産物で言うと畑(土)です。土が良くないと、よい栄養分を吸収することは出来ないのです。腸の内壁に老廃物がこびりついていると、体や肌によい成分の吸収が妨げられます。それどころか、悪玉菌が作り出す有害物質が血液に混じって、体中を駆け巡り、肌トラブルを起こします。もちろん健康にも有害です。それに腸の働きが悪いと、下半身の血流も悪くなるのでとても冷えるのです。腸にはビフィズズ菌、乳酸桿菌などの善玉菌とウェルシュ菌、大腸菌などの悪玉菌が住んでいます。老化すると、腸内の善玉菌の数が減り、悪玉菌の勢力が増してくるのです。でも最近では若くても腸が老化してる人が多いようです。食生活やストレスでも、腸内の菌のバランスが崩れるようです。腸に善玉菌が多いと、腸をきれいにしてくれるだけでなく、肌にいいビタミンを腸で合成してたくさん作ってくれます。ビタミンB1、B2、B6、B12、パンテトン酸、ナイアシン、ビオチン、ビタミンK、、、みな肌を美しくしてくれる天然のサプリメント!しかし悪玉菌が増えると、逆にビタミンを破壊するアイリナーゼという酵素を増えます。ビタミン剤をいくら飲もうが、腸が汚い限りムダというわけです。善玉菌が多い腸は蠕動運動もスムーズなので、便秘にはなりません。色も黄色っぽく、やわらかさも適度、においもあまりないはずです。反対に悪玉菌が多い人は色は黒く、硬かったり逆に水っぽかったり、悪臭がすごいはず。美しい腸になるには、ずばり★食物繊維★オリゴ糖、乳酸菌の多い食品これしかありません。食物繊維はビフィズス菌を増やします。水に溶けないのと溶けるのがあるのですが、芋やごぼう、卯の花などの不溶性の食物繊維は便の量を増やし、蠕動運動を促す効果があります。そして水に溶ける水溶性食物繊維は、腸内の水分を集めて老廃物を排出する働きがあるのです。今まで、水に溶けない食物繊維で、お腹が張ってばかりで逆に気持ち悪かった人は、水溶性の食物繊維を摂ってみて下さい。こんぶ、わかめ、こんにゃく、さといも、りんご、、などなどそして、腸内のビフィズス菌をもっと増やすには、ビフィズス菌の好きなエサをまくしかありません。オリゴ糖です。濃縮した液体のオリゴ糖より、食物から摂ったほうが効果が高いです。玉ねぎ、大豆、グリーンアスパラガス、バナナ、、などなどそれから善玉菌である乳酸菌を直接食べるという方法です。ヨーグルトなどでよく、生きて腸まで届くとか言いますが、こういう動物性の物は、腸に届く前にだいたい死にます。しかし植物性の乳酸菌は過酷な状況下でも生命力が強いため、かなりの数が生き残って腸に届きます。もちろん全部が住み着くわけではありません。でも腸内の善玉菌は活性化して優勢になりますし、死んだ乳酸菌は食物繊維と同じ働きをします。私は日本人の腸には植物性の乳酸菌のほうが合っていると思います。お漬物、味噌などです。それから納豆に含まれる納豆菌も善玉菌を優勢にします。悪玉菌が大好きなエサは動物の肉と脂肪分の多い食べ物です。絶対食べるなとは言いませんが、肉食の比率を減らし、上記の食べ物を摂るようにする事で、バランスをとってほしいと思います。腸の美しさが、あなたの美しさを決めますよ!アンチエイジングランキングに参加中!応援よろしくお願いします。blogランキングに1クリック下さいな参考HP ヘルスクリック 参考本 海原純子「きれいへの医学」