あっという間に出掛ける時間になってしまいました・・・。
なんだかそわそわしてしまいました。何を言われるだろう、どうなるだろう・・・。
車で高校野球の決勝戦をラジオで聞きながらまたこの試合も延長戦でそわそわ・・・。
(私の応援していた前橋工業は負けてしまいました・・・・。)
やっぱり1時間くらいで前橋の弁護士協会に到着。
いつもは10分くらい待たされるのが当たり前なのですが、今日はすぐに話し合いに
なりました。弁護士の返答は私の想像通りでした・・・。
「このまま裁判を続けていくもは構いませんが、こにーさんに今以上の負担がかかり、
証人尋問の時に被告に出廷命令が出ても、あれやこれやと診断書を提出してくれば
こにーさんの一人相撲になります。こにーさんの精神状態が今以上に落ちていきます。」
と言われ、私は「一人相撲する覚悟は出来ています。」と、いいました。
すると、弁護士は「早く終わらせたいとかではなく、こにーさんの家族や友人と同じに
こにーさんにもうこれ以上苦しんでほしくないんですよ。こにーさんはここまで、本当に
自分の意思を持って頑張ってくれました。こにーさんのまっすぐな気持ちはもう十分わかって
います。この9ヶ月僕はこにーさんの代理人になったことを誇りに思っています。
ご家族がこにーさんのことを大事に思っているように、僕もこにーさんを大事に思っています
この問題が終了しても、忘れませんよ」と、優しく話してくれました。
私は涙が出そうになったけど必死にこらえました。涙が出そうで目が合わせられませんでした
「はっきり言って被告は世間知らずの考えが浅はかで、甘え通そうとしている馬鹿ですよ、
世間や、法律の世界はそうそう甘いものではないですよ。僕は一日でも早くこにーさんに
こにーさん自身のことを考えてほしいんです。良く考えて決断してください。
どちらを選んでもこにーさんが後悔のないようにしてください。」弁護士は言いました。
「私は正直、どうしていいのか決め兼ねてます・・・」私は正直なことを言いました。
「被告本人が謝罪をするのが道だけど、その常識が通らないのだから、もし決め兼ねているの
ならば僕の意見に同意してほしいです、もしこのまま訴訟を続けたいと言うのは正直、
ショックです」弁護士は言いました・・・。
そんなこんなの話のくり返しで時間は過ぎていきました。
車に乗って運転していてこの9ヶ月間を思い出したら、涙が止まらなくて、
運転しながら大きな声で泣きました、お化粧が落ちようが構わない、思い切り泣きました。
悔しいような、これまでの自分が歩んできた9ヶ月間を思い出したら涙が止まりませんでした
帰り道の1時間ずっとずっと泣き続けました。
訴訟がこんなに苦しくて辛くて情けなくて哀れなことを改めて感じました。
まわりからの励ましは本当にありがたくて、どんなに家族がそばにいても
私は一成人です、たとえ鬱だろうが病気だろうが自分のことを迷惑かけないように
倒れながらも努力してきたつもりです・・・。
私はある程度の覚悟は決めました。よく考えようと思います。
法は人を守ってくれるけど、人に学びを与えてくれることを感じました。
法は誰にも平等であるべきものなんです、だから私の思い通りにならないことも
認めていかないといけないんです。
私もこれで一回り精神的に成長しないといけないのだと思います。
だから、今日は肝に銘じてたくさん泣きました、泣いても泣いても戻ってこない過去に
これからどう生きていくべきなのか考えたくさんたくさん泣きました・・・。
やがて涙は渇くとて風にふかれちゃいられない 僕は君が思うような人間じゃない
そうさそんな人間じゃない どうにかなるさと戯けてもどうにもならないことがある
これじゃまるでピエロか占い師 子等の放った御影石
たかが言葉と嘯くけどされど言葉の摩訶不思議
かつて猿が手にした玉手箱 箱の中にはなにがある
嘘と真の化かし合いそれを眺める天邪鬼 何処も彼処も言うなれば極楽と
数の足りない七並べ
朝焼けは闇の向こう 真実は悲しいほど勝手なもんさ
生きとし生ける全ての物へ注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる
そこに雨は降るのだろう
明日へとさあ進め 運命とは儚きあの旋律のようさ
生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れる
そこに雨は降るのだろう
生きとし生ける全ての物へ 注ぐ光と影 花は枯れ大地は罅割れるそこに雨は降るのだろう
僕は君が思うような人間じゃないそうさそんな人間じゃない
もはや僕は人間じゃない