取引は酒場で「暗号」で
と言っても、ヤバイ取引ではありません。きょうはこれから最近よくセミナーを主催してくれる方々の会社のイベントと飲み会に参加してきます。以前「自由行動の日」について日記に書いたけど、ちょうど今日みたいに「仕事ではないけど、付き合いとかも少しあって」参加する行事は自由行動の日にあてます。だから、今日は仕事をしません。で、酒を飲みに行くわけなのですが、普段真面目に話しているときより、こんなときのほうが仕事の依頼が湧き出てきたりするわけです。特にセミナーの依頼なんかは。お酒を飲んで、以前セミナーに参加してくれた人たちと、「個性學」の話で盛り上がってたりすると、別の人が来て『何それ、いちどウチでもやってよ』『じゃあ、条件は後ほど・・・』とか言う感じです。たまに、立食パーティーとかでスーっと近づいてきて、耳元で「ゲーマン、アゴアシで」とか訳のわからないことをささやく人もいます。私もよく知りませんが、どこかの業界用語で他人に解らないように「ギャラ」などを決めるときに使う言葉で、ゲーとかツェーとか、音楽のコードで値段を表すとか言ってました。ちなみに、アゴは食事代でアシは交通費です。なんだか「わるだくみ」しているみたいでしょ。そういえば、ずいぶん昔、中古車を販売しているときもそんなコトバありました。中古車っていうのは、「定価」が無いので、相場とか仕入れとか利幅とか色々なことを考えてテキトーに(?)値段をつけるわけですが、商談中に上司がお客さんに気付かれないように営業マンに値段を伝えたりするときに使ってました。「バツまる」とか「エスの並び」とか言う感じで。さすがに今ではもう聞きませんが、私もそのギョーカイで新人の頃(もうすでにほとんど使われていなかったのですが)、店長がさりげなくつぶやいた「エスの並び」を「88」ではなく「55」と勘違いして、冷や汗掻いたことがあります。