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明日からまた静岡での仕事に行ってきます。
今年はこれが最後の静岡行きとなるでしょう。 お土産は社長の好きな植木と、サビ猫のケムンパスにネズミのおもちゃを 鞄に入れました。私を覚えてくれていると嬉しいのですが。 静岡の会社では、毎年年末にお餅搗きをします。 それをお世話になった人達に配るのが社長の慣わし。 その日は朝早くから、あちこちの人達も手伝いにやってきます。 前日から、みんなが集まり翌朝は4時ごろからもち米を蒸したり 杵や臼を用意したりと準備が始まります。 そして3日間かけて3俵の餅を搗くのです。 その日の昼ご飯は従業員が作る十割蕎麦。 静岡の機械で蕎麦の実を粉砕すると、つなぎの粉を使わなくても 蕎麦を誰でもうつことが出来ます。 今、こんな歳末の習慣を大事にしている会社は無いでしょう。 今年は特に機械の販売台数が多くて、誰も忙しくしていますが それでもこの習慣だけは頑として社長は変えようとしません。 商社の人達からすれば、そんな暇があればもっと納期を早くして欲しい そんな苛立ちの声も私のところに伝わってきます。 しかし、そんな社長のこだわりを大切にしたいので私は黙っています。 大事にするものがあるからこそ、良い仕事が出来るのではないでしょうか。 にほんブログ村に参加しています。ポチっとクリックよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.13 05:52:10
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