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試作が終わり、送られてきた各社のシャンプーやリンスの
表示成分を調べていました。 その中に、加水分解コムギタンパクを使用しているものがあります。 加水分解コムギタンパクは、使用すると泡がもっちりとした 感じになるのです。 以前、石鹸に加水分解コムギタンパクのグルパール19Sが 使用され、アナフィラキシーショック症状が起こるという 問題が発生しました。 その原因として、加水分解コムギタンパクの分子量が指摘されています。 他社の洗顔フォームなどにも配合されていますが、分子量が今回問題に なったものよりも小さく、問題を起こした分子量は50000から60000あるとのこと。 しかし、一般に同じ化学構造を有している場合は、高分子になるほど 安全性が高く、毒性が減少する方向にあります。 それが、何故高分子である成分が低分子よりもアレルギー反応が 強く出たのでしょうか。 どうしても納得出来ないので、今回の試作品の中から 加水分解コムギタンパクの使用を中止することとしました。 にほんブログ村に参加しています。ポチっとクリックよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.12 07:32:09
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