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午前中に仕事を終わらせて、映画を観にいってきました。
映画は、小惑星探査機はやぶさの物語です。 以前に観たはやぶさの映画は、的川先生役を西田敏行さんが 演じ、はやぶさも擬人化された部分がありました。 今回の映画は、川口先生に焦点を当てて、どちらかというと淡々と 描かれていました。 川口先生にはお会いしたことはありませんが、的川先生には何度か お会いし、また講演も拝聴したことがあります。 今回の映画で、小さな町工場の社長が儲けを考えずに、探査機部品の開発に 協力している姿が懐かしく感じました。 私も以前勤めていた金属加工の会社で、人工衛星用の部品を新素材で製作を頼まれ 先生方の描く図面は、加工機械にかけるためには使えず、何度も打ち合わせをしながら 完成させたことがあります。それを無償で行ったため役員会でつるし上げられました。 しかし、その部品には開発に当たった社員のイニシャルが会社のロゴマークと共に 刻むことが特別に許可され、製作したメンバーも活き活きと作業していました。 お金を貰うことよりも、自分達が作ったものが宇宙に行く。 そして過酷な条件でも使用できる超精密部品の加工技術を修得出来る。 そのことのほうが、余程意味があると判断し会社の命令には従いませんでした。 もう過去の思い出の中にだけ残された出来事ですが その当時、開発に当たったメンバーには今も楽しい仕事をしたと言ってくれます。 金で買えないもの、変える事の出来ないことがあると私は信じています。 にほんブログ村に参加しています。ポチっとクリックよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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