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ソメイヨシノの桜並木はすっかり緑に覆われ、八重桜もほとんど散ってしまいました。
アスファルトの黒い道路を淡い色に染めていたのが、時間と共に 汚れた茶色へと変化し、桜の花の最後は哀れささえ感じさせます。 消え行くまであの桜色のままでいられたなら、どんなに素敵でしょう。 色の退色がどんなメカニズムで起こるのか、分解酵素が作用するのか あるいは酸素によって酸化されてしまうのかもしれません。 なかなか天候が安定しないので、5月21日の金環日食観測の準備が出来ません。 以前は、感度の低いミニコピーフィルムを使ったりしていましたが 今はデジタルカメラとなり、ずいぶん撮影も楽になりました。 日食が起こる時期になるとカメラ用の1万分の1から10万分の1に減光する ニュートラルデンシティフィルターが販売されますし、最近は金属を 蒸着したフィルターもあります。 ビデオ撮影も以前は撮像管を使っていたので、強烈な光が入ると 焼きついてしまうことがありましたが、今はCCDになったので そんな心配もありません。 夜間の天体撮影では、CCDを電子冷却して使用する冷却CCDカメラも登場して もうずいぶんになります。プロ用のカメラでは液体窒素で冷却しています。 これは熱がノイズの原因になるため、冷却することによって 熱ノイズを減らして綺麗な星空を撮影出来るようになるからです。 太陽はとても強い光源です。目を傷めないように日食を楽しみましょう。 にほんブログ村に参加しています。ポチっとクリックよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.03 07:07:02
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