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Keep the faith☆koshiankameの日記2

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2008.01.21
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カテゴリ:物語

         「よう、仁、久しぶり! オメェがいないと、この教室も

          静かで、よく勉強ができたぜ!」

         教室に入って、すぐ声をかけてきたのは、聖だった。

         「何言ってんだ、お前から勉強なんて言葉、聞きたくネエぜ、なぁ、仁。」

         俺が、答える前に、雄一が聖の頭を教科書でひっぱたいていた。

         「いてぇなぁ!!

         聖は、雄一を軽く睨んで、大げさに頭を押さえた。俺は、その横を

         すり抜けて、自分の席に座り、前の席の淳之介に声をかけた。

         「淳之、元気だったか? 聖になんか言われなかったか?」

         「なんだ、また俺かよ。お前が来ると、うるせぇなぁ。」

         聖は雄一の肩に手をかけて、笑いながらむくれ声で言った。

         淳之介は、ふりむいて、ニコニコと笑った。淳之介は、

         優しすぎて、気が弱くて、俺がいないと皆となかなかしゃべれない。

         体はでけぇのに、前の学校じゃいじめられていたんだ。

         勉強がよくできて、かっこよすぎるのが原因のひとつらしい。

         いじめられたことは、あんまし詳しく話したがらない。ノートを

         俺に渡しながら、淳之介は、笑顔だった。

         「仁くん、これ、休んでる間のノート。」

         「サンキュー!! よかった。今度また、カラオケ行って騒ごうぜ!」

         「なんだよ、お前達だけでカラオケ行ったのかよ。ずりぃな。」

         「あぁ、わりいかよ。俺と淳之は、ダチなんだよなぁ。」

         「はぁ~っ?なに、言ってんの。おめぇら・・・。」

         聖が横からっちょっかいをだしてきた。俺たちがワイワイ話していると

         「席につけ!聖、うるさいぞ。」

                            (気まぐれに続く)






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Last updated  2008.01.21 22:22:42
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