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私のNゲージ考古学

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2016.08.23
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カテゴリ:サクラ・トレーン
今回ご紹介するのは,皆様おなじみ「Nゲージダイキャストスケールモデル」シリーズです。
線路幅9ミリ,縮尺1/130程度で,同じくダイキャスト製,線路幅9ミリの「ダイカスケール」より二回り大きなサイズとなっています(在来線車両は狭軌感が出ている?!)。発売元は,かつては(株)サクラ,現在は(株)トレーンです。


(サクラ時代の「Nゲージダイキャストスケールモデル」の一つ,京成スカイライナー)

サクラは「サクラカー」「サクラペット」のブランドで,米澤玩具のダイヤペットと似たミニカーやダイキャスト製鉄道玩具を作っていました。HOスケール(103系低運,165系,181系,EF60,EF66,新幹線0系,都電旧7000形等)のものや軌間9ミリのものなど大小様々なダイキャスト製鉄道玩具があったようです。HOスケールの製品は,横浜で開催された「世界鉄道博2016」で,故・原信太郎氏の膨大なコレクションの一部として展示されていました。


(玩具商報449号(1974年7月1日)より。サクラペットのHO東海形電車)


(1975年頃に発売されたサクラペットのダイキャスト製D51(上)。軌間は9mmで,トレーンのD51(下)はこれを改修したもの。)


(1975年日本玩具国際見本市カタログより)


(日本模型新聞967号(1975年8月15日)より)


(サクラから発売されていた「強合金サクラカー」の一つ。写真は京急色のもの。このほかにも様々な私鉄の塗装を身にまとった国電のモデルがあった。軌間は9ミリである)

(サクラから発売されていた「サクラペットNo.203 HOサイズ鉄道シリーズ 181系特急形電車」 サクラペット鉄道シリーズは,いずれも左前方のドアにのみ開閉ギミックが設けられている)


(1980年東京国際玩具見本市カタログより)

(奥がトレーン,手前がトミカのE7系)

トレーン社ウェブサイトによりますと,昭和58年8月,サクラから,Nゲージダイキャストスケールモデルシリーズ(25種)を引受け,現在のトレーンが設立されたそうです。
「Nゲージダイキャストスケールモデルシリーズ」は,かつては103系(高運,非ATC)を各私鉄色に塗り替えたものばかりでしたが,今は造形,塗装とも相当精密になっており,多種多様なラインナップが展開されています。

また,平成11年には「ポケットバス」シリーズ(1/80)を発売。ダイカスケールのバス(1/100)のように,全国各地のバス会社のカラーが発売されました。平成20年には,よりリアルな「フェイスフルバス」シリーズ(1/80)に代わっています。

(RM MODELS 1999年10月号よりトレーンのポケットバス)


(トレーンのJR四国5000系にNゲージの下回りを組み合わせ,KATOの223系と連結させた)

その他,トレーンからは,線路幅9ミリの路面電車ダイキャストモデル「トラムズ」シリーズが発売されており,「Nゲージ」モデルをそのまま小さくしたような「新幹線コレクションZ」(縮尺1/300程度)もありました。

(講談社刊「ミニトレイン100点」)

写真は,講談社の「のりものアルバム」シリーズから「ミニトレイン100点」です。
「のりものアルバム」シリーズは,鉄道系は広田尚敬氏が監修されており,私の子供時代の宝物でした。「ミニトレイン100点」は,大澤郁甫氏の撮影で,トレーンのNゲージが100種類紹介されています。プラレール以外の鉄道玩具が,このようにまとまった形で書籍となっているのは,かなり珍しいのではないでしょうか?
(追記:このほか,トレーンのNゲージを特集した書籍としては,金の星社から刊行されている,「Nゲージ大百科 しんかんせん大集合」,「Nゲージ大百科 にほんのれっしゃ大集合」があります。)





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最終更新日  2021.08.18 21:57:18
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