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2017.05.24
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581・583系寝台特急転じて近郊型電車となった419・715系。
Nゲージの世界でも,実物同様,581・583系から改造するのがかつては定石でした。鉄道模型雑誌のバックナンバーをひもとくと,カトーの583系などを種車に大改造を行った素晴らしい作品がいくつも掲載されています。

2001年,東京堂モデルカンパニーから,新ブランド「TEXT」の立ち上げが発表されました。
エッチングやレジンを素材としたボディキットを基本としていたそれまでの東京堂製品と異なり(注),動力付きのプラ完成品で発売するとのことで,ラインナップは,まずは419・715系,さらに小田急EXEなど,当時大手メーカーの製品がない車両を中心とした内容でした。当時,私としては,583系一族が好きなこともあり,かなり楽しみにしていたことを覚えています。




(2001年頃のTEXTの広告)

しかし,その後,TEXTの419・715系の発売は遅れに遅れ,結局,2004年にマイクロエースが419系と715系1000番台を先に発売。その後もマイクロエースは,419系の貫通扉埋込編成など各種バリエーションを展開し,現在に至っています。2004年末から2005年にようやくTEXTの419系も発売されましたが,マイクロエースに比べるとディテールの甘さは否めず,また,収納ケースが曲者でした。
この収納ケースは,419系に先行して発売されていましたが,むやみに大きい,開けづらい,閉めづらい,という負の3拍子(?)が揃っていました。そのため,東京・秋葉原の鉄道模型店の中古品コーナーに行くと,TEXTのケースを必ず見かけます。かくいう私も,格安でTEXTの419系(新塗装・旧塗装)を購入しましたが,ケースは真っ先に売り払ってしまいました。ただ,私が購入した製品を見る限り,塗装の乱れはなく,動力車も一応きちんと走りますので,走らせて遠くから見ていれば,ディテールの甘さはそれほど気にならないのではないかとも思います。
[追記]久々にTEXTの419系を引っ張り出して走らせましたが,KATO製のポイントで動力車が引っかかるなど,散々な結果となりました。マイクロエースか鉄道コレクションを買いましょう。

ところで,715系のトップナンバーであるクハ715-1は,581系時代の塗装に戻され,九州鉄道記念館に保存されています。マイクロエースでは,2004年,JAM限定品として、581系塗装の715系4両セットを発売しました(両先頭車とも特急顔)。中間車は実在しないフリーランスということになりますね。
一方,TEXTでも,419系発売時に,オマケとして581系塗装の先頭車1両を増結セットに同梱していました。また,その後715系発売時に,715系8両セットまたは419系の基本セット及び増結セット購入者へのオマケとして,特急色(赤とクリーム)の先頭車が頒布されています。特急色のクハ715はもちろん完全にフリーランスですが,クハネ581を赤とクリームの特急色に塗装した製品といえば,以前このブログでもご紹介した,ダイカスケールのモデルが思い出されます。

TEXT製品は,419系,715系0番台,715系1000番台の新旧塗装をそれぞれ網羅しています。そのため,マイクロエースで発売されていない419系の旧塗装・両端切妻(食パン)編成と715系0番台の旧塗装・原形先頭車編成は,現在のところTEXT製品のみの存在となっています。
しかし,既にトミーテックから「鉄道コレクション」で419・715系の製品化が予告されている今となっては,わざわざTEXT製品を探し求める方はまずおられないでしょう。
[追記]鉄道コレクションは,両端切妻編成のみで,419系,715系0番台の新旧塗装がそれぞれ製品化されています。そのため,TEXT製品のみが製品化しているのは,715系0番台の旧塗装・原形先頭車編成に限られています。

(注) 東京堂モデルカンパニーはエッチング,レジンを中心に多種多様な製品を発売していました。現在でも,同社のクハ415-1901(レジンキット)は中古市場で人気が高いようです。東京堂モデルカンパニーについては,このブログでいずれあらためて考察したいと思います。





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最終更新日  2021.11.23 11:26:11
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