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カテゴリ:サクラ・トレーン
今回から4回に分けて,サクラ・トレーンのNゲージの製品史をたどってみたいと思います。 サクラでは,1970年代半ばから,サクラペット・ミニシリーズや,強合金サクラカーシリーズといった軌間9ミリのダイキャスト製鉄道玩具を製品化していました。 そして,1979年に約1/130のNゲージシリーズを発売。1983年にはトレーンが設立され,現在に至っています。 ![]() (1980年頃?のサクラのカタログより) トレーン Nゲージダイキャストスケールモデル 日本Nゲージ史外伝・第6回 サクラのパーコンひかり号(1975) 日本Nゲージ史外伝・第8回 ダイキャストの「Nゲージ」 サクラ・トレーンのNゲージ(前編) サクラ・トレーンのNゲージ(後編) 初期のサクラ・トレーン「Nゲージ ダイキャストスケールモデル」 ![]() (サクラペット・ミニシリーズ) ![]() ![]() ![]() ![]() (強合金サクラカーシリーズ) ![]() (軌間9ミリの電動玩具「パーコンひかり号」。車体はサクラカーと同様のもの) それでは,サクラ・トレーンのNゲージシリーズの変遷を,No.1から順にみていきましょう。 なお,以下のような変更は割愛しています。 ・商品名の変更(例:ひかり号→こだま号→0系新幹線) ・グロベンやクーラーの変更(屋根パーツとの一体化) ・JNRマークや車番の削除 ・車輪の変更(金色→銀色) No.1 0系新幹線→0系新幹線(フレッシュグリーン)→0系新幹線(※新版) ![]() ![]() ![]() No.1 0系新幹線(新版)は,旧版に比べて大幅にディテールアップしています。 [追記] 英国・ヨーク国立鉄道博物館の文字がパッケージに印刷された0系を入手しました。 中身はトレーンの0系新幹線ですが,塗装がクリームではなく白となっています。 2001年に0系新幹線が同博物館に寄贈された際の記念品でしょうか? ![]() ![]() ![]() No.2 ひかり号中間車→WIN350→789系特急電車→N700-Advanced ![]() ![]() ![]() ![]() No.2 ひかり号中間車は,屋根以外はL特急中間車の塗り替えです。 No.3 485系特急電車 ![]() No.3 485系特急電車は,サクラ時代からのロングセラーです。様々な塗り替え品が発売されており,限定品としては「グレードアップあさま」(実車は189系)があります。 No.4 エル特急中間車→トワイライトエクスプレス ![]() ![]() No.5 地下鉄→DD-51北斗星→E8系つばさ ![]() ![]() No.6 通勤形オレンジ→N700系みずほ・さくら ![]() ![]() No.6 通勤形オレンジは,一時期,201系のようなブラックフェイスになっていましたが,ニュー通勤形の登場に伴い,元の103系カラーに戻されました。 No.7 通勤形グリーン→つくばエクスプレス→つくばエクスプレス(増備車両) ![]() ![]() ![]() No.7 通勤形グリーンは,205系の登場に伴い,いち早く塗装変更されました。ただし,前面を新規製作したダイカスケールやダイヤペット(1/80)に比べると,何とも不自然な感じを受けます。ニュー通勤形の登場に伴い,元の103系カラーに戻されました。 No.8 通勤形ブルー→箱根登山鉄道 ![]() ![]() No.8 通勤形ブルーも,グリーンに続いて塗装変更されました。その後,元のカラーに戻ったことも同様です。 No.8 箱根登山鉄道は,トレーン製品としては珍しい小型車の製品化で,限定品として青・クリームの旧塗装,緑一色の記念塗装が製品化されています。 No.9 通勤形イエロー→ワイドビューひだ・南紀→E233系5000番台京葉線 ![]() ![]() ![]() No.9 通勤形イエローの変遷もブルーと同様です。 No.9 E233系の塗り替え品のE531系常磐線が沿線の玩具店で限定発売されています(このお店では,かつて,ダイヤペットの1/100通勤電車(201系/205系風)を常磐線カラーとした製品も売っていたそうです)。 No.10 東海型急行→近郊電車(湘南色) ![]() ![]() ![]() No.10 東海型急行は,塗り分けは113系風で,車体は2扉という不思議な製品で,ナンバーは「クハ153-451」となっていました。クモハ165のような大型通風機が運転台側の屋根上に載っていたのが特徴です。現在は,通勤快速(かつては「クハ411-307」の車番がモールドされていましたが,最近は削られてしまっています)の塗り替え品に置き換わっています。 No.11 電関(青)→300系新幹線 ![]() ![]() No.11 電関には,「EF8185 日立」とモールドされていましたが,最近は削られてしまっています。 No.12 欠番→400系つばさ→E5系はやぶさ ![]() ![]() ![]() 1980年頃のカタログでは,No.12 電関客車と記載されていますが,1982年頃のカタログでは記載がなく,未発売と思われます。 No.12 E5系はやぶさ「がんばろう日本!がんばろう東北!」バージョンも展示ケース付きで発売されていました。 No.13 電関(茶)→スーパー特急かもめ→特急みどり→スーパー白鳥→名鉄2200系 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() No.14 快速ブルー→マリンライナー→8000系フジサン特急 ![]() ![]() ![]() No.13 快速ブルーの塗り替え限定品としては,しなの鉄道カラー,セット販売の長野色,新潟色があります。 No.15 快速レッド(※交直流急行色)→大阪市営地下鉄→名鉄2000系ミュースカイ ![]() ![]() ![]() ![]() No.15 快速レッドは,ダイカスケールのNo.12急行ピンク(常磐線)同様,果たしてこれを交直流急行色といっていいのか悩みますが,一応そのように分類しておきます。 No.15 大阪市営地下鉄は,当初は103系塗り替え(御堂筋線色と中央線色),後に私鉄汎用型(※)の塗り替え(御堂筋線色のみ)にかわっています。103系は30系,私鉄汎用型は10系のイメージでしょう。 ※私鉄汎用型…209系をベースにしたニュー通勤型(No.62~64)の前面を貫通型とした製品群で,適当な名称がないため,当ブログでは「私鉄汎用型」と勝手に呼称しています。製造時期によって?(前後不明),カプラーが前面スカートから突き出しているものと,ダミーカプラーが前面スカートと一体になっているものがあります。 No.16 快速オレンジ(※修学旅行色)→100系新幹線→100系新幹線(フレッシュグリーン)→100系新幹線 ![]() ![]() ![]() ![]() No.17 京成スカイライナー→100系新幹線ダブルデッカー→小田急ロマンスカーVSE→E233系6000番台横浜線 ![]() ![]() ![]() No.17京成スカイライナーAE車は新塗装があったかは不明ですが,ダイカスケールやプラレールとは異なり,存在しなかったと考えています。 No.17小田急ロマンスカーVSEでは,連接部の車輪は片側の1軸のみとなっています。なお,小田急ロマンスカーは人気が高く,2021年には,レギュラー製品にもなかったSE,SSEが展示ケース付きで製品化されています。これにより,LSEを除くすべてのロマンスカーをトレーンで揃えることが可能となっています。 No.18 欠番→南海空港特急ラピート ![]() 1980年頃のカタログでは,No.18 スカイライナー中間車と記載されていますが,1982年頃のカタログでは記載がなく,未発売と思われます。 No.19 小田急線→京急2100形 ![]() ![]() No.19 小田急線は,当初は103系塗り替え,のちに私鉄汎用型の塗り替えとなっています。103系は5000系か9000系,私鉄汎用型は1000形に近いイメージでしょう。 No.19 京急2100形をベースとした限定品として,2100形ブルースカイトレイン,新1000形,新1000形ハッピートレイン,新600形ブルースカイトレインといった製品があり,2100形以外の製品は実車同様の3ドアとなっています。 No.20 京王線→E231系湘南新宿ライン ![]() ![]() No.20 京王線は,当初は103系塗り替え,のちに私鉄汎用型の塗り替えとなっています。103系は6000系,私鉄汎用型は8000系に近いイメージでしょう。 No.21 京成線→E1系マックス ![]() ![]() ![]() No.21 京成線は,いわゆる赤電色で,3300形までの鋼製車をイメージした製品となっています。 No.21 新幹線マックスは,新塗装に替わるまで,当初のDDS表記のまま発売されていました。 No.22 東武線→近鉄伊勢志摩ライナー ![]() ![]() ![]() No.22 東武線は,当初はセイジクリーム,のちに白に青帯となっています。8000系のイメージでしょう。 No.23 西武線→相模鉄道11000系
![]() ![]() No.23 西武線は,当初は103系塗り替え,のちに私鉄汎用型の塗り替えとなっています。いずれも黄色を基調としており,103系は101系,私鉄汎用型は新2000系か9000系に近いイメージでしょう。 No.24 ステンレスカー→E2系1000番台はやて ![]() ![]() No.24 ステンレスカーは,一時期のミニカタログでは地下鉄東西線と説明されていました。 No.25 京浜急行→特急北近畿・きのさき→小田急ロマンスカーGSE ![]() ![]() ![]() No.25 京浜急行は,当初は103系塗り替え,のちに,なぜか他の私鉄と異なり,京阪6000系の塗り替えとなっています。103系は1000形,京阪6000系は2000形に近いイメージでしょう。 No.26 東京急行→C-57蒸気機関車 ![]() ![]() ![]() No.26 東京急行は,当初は103系の塗り替えで,ダイカスケール同様,8500系のように前面にのみ赤帯が入った製品だったようです(未入手)。その後,8090系のような2本帯に切り替わりました。のちに私鉄汎用型の塗り替えとなっています。私鉄汎用型は9000系か2000系に近いイメージでしょう。 Np.26 C57蒸気機関車には,限定品として,やまぐち号仕様の製品もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.12.31 00:59:28
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