サクラ・トレーンのNゲージ(後編)
今回は,いよいよNゲージダイキャストスケールモデルシリーズを取り上げたいと思います。<Nゲージダイキャストスケールモデルシリーズ>1979年,サクラからNゲージダイキャストスケールモデルシリーズが発売されました(トイジャーナル1979年6月号102頁参照)。1980年時点でのラインナップは42種で(1980年東京国際玩具見本市カタログ参照)[追記あり],その後,1982年の東北・上越新幹線開業に伴い,185系(踊り子,リレー号)や200系東北・上越新幹線(0系の塗り替え)が加わっています。[追記]その後,サクラのカタログなどを調査したところ,1980年時点では37種(No.1~42のうちNo.12,18,29,32,34の5種が欠番),1982年頃にはNo.43~47(No.44は欠番)の4種が加わったことがわかりました。1979年は,エーダイナインの参入,第1回鉄道模型ショウの開催,アオシマ・バンダイ・フジミからのNスケールプラモデルの発売など,Nゲージが活況を呈した年であり,サクラもそうした動向を研究していたのでしょう。なお,サクラ・トレーンでは,「Nゲージ」を「エヌゲージ」ではなく「ナインゲージ」と呼称しています。(トレーン時代のセット品。「ナインゲージ」と明記されている)1983年,(株)トレーンが設立され,サクラからNゲージダイキャストスケールモデルシリーズを引き継ぎました。トイジャーナル1984年12月号では,以下のように紹介されています。「昨年の8月に設立された『(株)トレーン』(五十嵐清社長)の『2階建バスシリーズ』『Nゲージシリーズ』『点滅シリーズ』が着実に売行きを伸ばしている。いずれの商品も永く定番品として好評発売されていたものを継承して販売しているもので,市場性はこれまでも実証済み。安定した売上げが期待できる商品だ。『2階建バスシリーズ』は東京都交通局”ほうずき”,大阪・中央観光バス,京都・京阪バスなど現在20種あり,入数各48個,売価各1,200円。『Nゲージシリーズ』はひかり号,エル特急,地下鉄,小田急線など現在41種あり,入数各48個で,売価各700円。『点滅シリーズ』は,セドリック,ランドクルーザー,ニュースカイラインの3車種にそれぞれパトカー,救急車,タクシー,消防司令車の4タイプがあるほか,パトカーは北海道から沖縄まで日本全国のパトカーがある。入数48個で各1,000円。3シリーズともダイカスト製でコレクション性も充分。なお同社では低額なリモコンも扱っている。」・「25種」の謎トレーンのウェブサイトや,レイルマガジン2003年2月号の記事では,トレーンはサクラから「25種」のNゲージを引き継いだとされています。しかし,上述のとおり,サクラ時代には既に40種以上発売されており,仮に多少ラインナップの変更があったとしても,「25種」は少なすぎるように思います。あるいは,103系の塗り替えなどは除外して,金型が「25種」なのではないかとも考えましたが,その場合逆に「25種」では多すぎるような気もします。果たして・・・?・箱についてサクラ時代の初期は黄色い箱で,その後黒い箱にかわりました。初期のトレーン製品もロゴを変更しただけでそのまま使っています。その後,トレーンでは白と青に緑帯を入れた箱になり,これが長く使われていましたが,近年はポリプロピレン製の透明な箱となっています。[追記]サクラ時代の初期には,吊り下げ式のブリスターパックもありました。(白・緑・青の箱は,裏の写真が途中で変更されている)(ポリプロピレン製の箱にかわり,表記も「ダイカスト」から「ダイキャスト」になった。「Nゲージダイキャストスケールモデル」の文字は最近,一般的なゴチック体からロゴタイプに変更されている)・価格の変遷価格は,上記のとおり,サクラ~トレーン初期は700円で,800円の時代が長く続いた後,900円,1000円を経て,現在は1200円となっています。・特徴あるモデル<0系>サクラ時代から今日に至るまで一貫して,シリーズ「No.1」の座は0系が占めています。かつては,中間車(Pなし)がありましたが,絶版となっています。中間車は,485系中間車(Pなし)の設計を流用したもので,先頭車とは窓周りの雰囲気が合っていませんでした。また,前述したとおり,サクラ末期に東北・上越新幹線200系カラーの緑が加わっています。東北・上越新幹線が製品化されしばらくしてから,側面のスカートが床下機器をすっぽり覆うようなロングスカートに改修されたようです。トレーンの設立が1983年,100系新幹線のデビューが1985年なので,サクラ時代は0系(200系)が唯一の新幹線モデルでした。トレーン時代には,実車にないJNRマークが削除されるなどの変遷を経た後,2011年に全面的にリニューアルされました。(初期の0系。ボンネットにJNRマークがあり,側面のスカートが短い)<103系>他社製品同様,様々な私鉄に化けた基幹製品ともいうべきモデルです。1974年発売のサクラペットやダイカスケール,ダイヤペット(1/200)では低運車をモデル化していましたが,1979年発売のサクラNゲージやダイヤペット(1/80,1/130)では,1974年に登場した高運車をモデル化しています。なお,サクラ・トレーンやダイヤペット(1/130)では,運転台後部にも戸袋窓がありますが,ダイヤペット(1/80)では,運転台後部の戸袋窓はありません。サクラ・トレーン製品は,当初から冷房が表現されており,グロベンが別パーツ(なぜか黒塗装)で取り付けられていましたが,後に,屋根と一体の押し込み形ベンチレーターに改められています。国電は朱,青,黄,黄緑があったほか,トレーン時代には,前面窓周りを黒,銀の車体に帯を巻いた205系風,前面窓周りを黒,車体を朱色とした201系風の製品もありました。私鉄は,地下鉄(丸ノ内線色),ステンレスカー(なんとも抽象的な名称ですが,後年のミニパンフでは「地下鉄東西線」と注記されていました),京成,東武,西武,小田急,京王,東急,京急,大阪市営地下鉄(御堂筋線・中央線),神戸市営地下鉄などがありました。<153系>153系はサクラ時代からあった製品で,「東海形急行」の名称で販売されていましたが,塗り分けは113系風で,車体は2扉という不思議な製品でした。ナンバーは「クハ153-451」となっています。別パーツだったクーラーは,後に屋根と一体成型に変更されています。クモハ165のような大型通風機が運転台側の屋根上に載っているのが特徴です。余談ですが,食玩の「GO!GO!鉄道」(ハート)の115系は,やはり運転台側の屋根上に大型通風機が載っており,トレーン製品を参考にしたとみられます。(下は鉄道おもちゃ2号より「GO!GO!鉄道」の115系。トレーンの153系に酷似している)<113系>113系もサクラ時代から製品化されており,当然のごとくスカ色,修学旅行色,交直流急行色などがありました。ナンバーは「クハ411-307」となっていましたが,最近は削られてしまっています。トレーン時代には,限定品のしなの鉄道カラーや,セット販売の長野色,新潟色などが製品化されています。また,近年「東海形急行」に代わる製品として,湘南色も発売されています。<485系>サクラ時代からあった製品で,かつては中間車(Pなし)も製品化されていました。0系同様,JNRマークは途中で削られているほか,153系同様,別パーツだったクーラーは屋根と一体成型に変更されています。583系カラーや,かもめ,きりしま,かがやき/きらめきといった485系の各種カラーバリエーション,183系グレードアップあずさ風,189系あさま風,781系ライラック風といったカラーなどがありました。(上から485系先頭車,同中間車,0系新幹線中間車。0系中間車は屋根を除き485系と同一)<EF81>サクラ時代からあった製品で,「EF8185 日立」と彫られていました。EF81の各種カラーバリエーションの他,トミカのED75同様にEF65に化けたカラーバリエーション,いにしえのKATO・EF70を思わせるような青の単色などがありました。<近鉄30000系>サクラ時代からあった製品で,先頭車と2階建て中間車の2種が製品化されています。他に中間車が製品化された例としては,前述の0系新幹線と485系,100系新幹線(2階建て),700系新幹線がありました。(なお,トレーンの30000系先頭車は長らく「新近鉄特急」と称していましたが,かつては,12200系も製品化されていたようで(前面形状,塗り分け及び屋上機器を作り分け),その名残りで「新」が付いていたようです)<小田急3100形,京成AE形,東武1800系>いずれもサクラ時代の製品で,近鉄30000系と並ぶ花形列車として選ばれたのでしょう。小田急3100形は,車体を伸ばし,ボギー車となっています。最近まで帯の表現を改良するなどして販売されていました。京成AE形は,新塗装に切り替わったのが,ちょうどサクラからトレーンにかわった1983年ですが,新塗装の製品は見たことがありません。なお,トレーンでは,AE100形,2代目AE車を製品化しており,いずれも素晴らしい出来です。東武1800系は,正面に「りょうもう」の文字が刻印されています。DRCではなくりょうもうを選んだのは,四角いボディで作りやすかったからなのでしょうか? 屋根上は「東海形急行」の設計を流用したもので,側面は近鉄30000系の設計を流用したようです。なお,トレーンではスペーシアを200系りょうもうカラーに塗り替えた製品がありました。<京阪6000系>トレーン時代の比較的初期の製品ですが,塗り替えで済ませずに専用型を起こしています(他に古くからある専用型としては,阪急(6300系),名鉄(6000系)などがあります)。緑ツートンの旧塗装はもちろん,花の万博号,10000系風の青緑一色,くずはタワーシティー号といったカラーバリエーションがあります。また,関東の京浜急行も京阪の塗り替えで製品化されていました。京急2000形あたりをイメージしたのでしょうか? かつてプラレールでは205系の塗り替えで京急を製品化していたことと合わせて,興味深い現象だと思います。トレーンでは,京阪8000系も別途,専用型で製品化するなど,京阪の製品化には力が入っているようです。<ニュー通勤形,私鉄汎用形??>JR線については,103系に代わり,「ニュー通勤形」として209系風の製品が作られました。現在もグリーンとイエローが販売中です。私鉄については,前面を貫通扉付きとしたほかは「ニュー通勤形」とほぼ同様の製品となりました。ディテールが少なく,のっぺりしたボディでしたが,どのカラーでも違和感がないように,あえてのっぺりさせたのかもしれませんね。京成,東武,西武,小田急,京王,東急,阪神,大阪市営地下鉄(御堂筋線),神戸市営地下鉄などがありましたが,いずれも絶版となっています。(小田急は8000形と1000形を足して2で割ったような格好。京王は8000系をイメージしたと思われる。なお,パッケージには「この電車は実際の車両と異なります。カラーリングのみ実車に合わせております。」と注記されていた)<江ノ電300形>サクラ・トレーン通じて唯一の連接車です(小田急ロマンスカーは上記のとおり車体を伸ばしてボギー車になっている)。標準色のほか,チョコ電カラーがありました。標準色の車番は305・355となっていますが,窓の配置などからすると304・354をモデル化したようで,チョコ電カラーでは実車通り車番は304・354となっています。ラインナップの変遷は,以下のとおりです。レギュラー製品の他に,前述の京阪花の万博号や,キハ183ニセコエクスプレス(北海道日本ハムファイターズ)など限定品もありました。No.1 ひかり号/こだま号/0系新幹線→0系新幹線(フレッシュグリーン)→0系新幹線(※新版)No.2 ひかり号(中間車)→WIN350→789系特急電車→N700-AdvancedNo.3 エル特急/485系特急電車No.4 エル特急(中間車)→トワイライトエクスプレスNo.5 地下鉄(※103系丸ノ内線色)→DD-51北斗星No.6 通勤形オレンジ(※103系→201系風→103系)→N700系みずほ・さくらNo.7 通勤形グリーン(※103系→205系風→103系)→つくばエクスプレス→つくばエクスプレス(増備車両)No.8 通勤形ブルー(※103系→205系風→103系)→箱根登山鉄道No.9 通勤形イエロー(※103系→205系風→103系)→ワイドビューひだ・南紀→E233系5000番台京葉線No.10 東海型急行(※153系)→東海型急行/近郊電車(湘南色)(※113系)No.11 電関(青)→スーパー新幹線のぞみ/300系新幹線No.12 (欠番)→山形新幹線つばさ(※400系旧色)→400系つばさ(※新色)→E5系はやぶさNo.13 電関(茶)→スーパー特急かもめ(※485系赤塗装)→特急みどり(※783系)→スーパー白鳥→名鉄2200系No.14 通勤快速(ブルー)(※113系スカ色)→マリンライナー→8000系フジサン特急No.15 通勤快速(レッド)(※交直流急行色)→大阪市営地下鉄(※103系→新型)→名鉄2000系ミュースカイNo.16 通勤快速(オレンジ)(※修学旅行色)→ニュー新幹線ひかり号/100系新幹線(※旧色)→100系新幹線(フレッシュグリーン)→100系新幹線(※旧色)No.17 京成スカイライナー→ニューひかり号ビスターカー/100系新幹線ダブルデッカー→小田急ロマンスカーVSENo.18 (欠番)→南海空港特急ラピートNo.19 小田急線(※103系→新型)→京急2100形No.20 京王線(※103系→新型)→E231系湘南新宿ラインNo.21 京成線(※103系)→新幹線マックス(DDSマーク)→E1系マックス(※ときカラー)No.22 東武線(※103系)→近鉄伊勢志摩ライナー(※黄色→サンシャインレッド)No.23 西武線(※103系→新型)→相模鉄道11000系No.24 ステンレスカー(※103系銀に青帯)→E2系1000番台はやてNo.25 京浜急行(※103系→京阪を塗り替え)→特急北近畿・きのさき→小田急ロマンスカーGSENo.26 東京急行(※103系→新型)→C-57蒸気機関車No.27 ブルートレイン(※EF65)→EF81貨物色→京王電鉄5000系No.28 寝台特急→空港特急はるかNo.29 (欠番)→スーパー特急あずさ(※E351系)→E353系あずさ・かいじNo.30 近鉄特急→特急サンダーバードNo.31 阪急電車(※6300系)→E7系かがやきNo.32 (欠番)→南海こうや号→新幹線ドクターイエロー(※0系塗り替え)→923形ドクターイエローNo.33 名鉄電車(※6000系)No.34 (欠番)→特急きりしま(※485系緑塗装)→きりしま・ひゅうが→E233系1000番台京浜東北線No.35 小田急ロマンスカー(※NSE)→500系スーパー新幹線/500系新幹線No.36 東武ロマンスカー(※詳細不明。未発売?)→小田急ロマンスカーEXE→小田急ロマンスカーEXEαNo.37 東武りょうもう号→新幹線こまち/E3系こまち→N700S新幹線No.38 D-51汽関車/D-51蒸気機関車No.39 近鉄ビスターカー→E233系7000番台埼京線No.40 新近鉄特急/近鉄特急No.41 DD-51ディーゼル/DD-51ディーゼル機関車No.42 ブルートレイン客車→阪神電車→西武鉄道30000系No.43 東北新幹線(※0系緑色→100系緑色)→特急あかぎ・草津・水上→E6系スーパーこまちNo.44 (欠番)→新幹線あさま/E2系あさま→伊豆急行3000系アロハ電車No.45 特急踊り子号(※旧塗装→新塗装)→E217系総武快速・横須賀線No.46 リレー号→スーパー特急北斗/スーパー北斗No.47 上越新幹線(※0系緑色)→スーパー特急ソニック883→883系ソニック(※新塗装)No.48 パノラマアルプス/パノラマエクスプレス→C-62蒸気機関車No.49 神戸市営地下鉄(※103系→新型)→E257系わかしお・さざなみNo.50 ニュー小田急ロマンスカー/小田急ロマンスカーHiSE→ロマンスカーRSE→E235系山手線No.51 近鉄アーバンライナーNo.52 スーパー特急あずさ(※グレードアップあずさ)→特急ハウステンボス(※783系)No.53 スーパーひたち→E653系いなほ(瑠璃色)(ハマナス色)No.54 京阪電車→E233系中央線No.55 スーパー特急きらめき→名鉄パノラマスーパー→名鉄1200系パノラマスーパーNo.56 スーパービュー踊り子(※旧塗装→新塗装)No.57 東武スペーシア(※旧塗装→「雅 基調」「粋 基調」「サニーコーラルオレンジ」「デラックスロマンスカー」「日光詣」)No.58 成田エクスプレス→H5系北海道新幹線No.59 特急ライラック→885系白いかもめNo.60 フレッシュひたち(※5色→青のみ)No.61 E4ニューマックス/E4系マックス→E4系マックスときNo.62 ニュー通勤型(グリーン)/通勤型グリーンNo.63 ニュー通勤型(ブルー)/通勤型ブルー→東急5050系No.64 ニュー通勤型(イエロー)/通勤型イエローNo.65 700系新幹線No.65B 700系中間車No.66 電関EF81(※レインボーカラー)No.67 EF81カシオペアNo.68 サンライズエクスプレスNo.69 京成線(※新型)→京成スカイライナー/京成シティライナー(※AE100)No.70 東武線(※新型)→フジサン特急No.71 E3系つばさ→E3系つばさ(リニューアルカラー)No.72 寝台特急カシオペア(※スロネフE26)No.73 ひかりレールスターNo.73B レールスター中間車No.74 貨物車(コンテナ)No.75 貨物車(石油タンク)No.76 南海こうや号→253系日光・きぬがわNo.77 オーシャンアローNo.78 787系特急つばめ→京成スカイライナーAE形(※2代目)No.79 イースト・アイNo.80 255系わかしお・さざなみNo.81 西武ニューレッドアローNo.82 特急はくたか(スノーラビット)No.83 スーパー特急宗谷→阪急9300系(9400号車)No.84 江ノ電(※305・355)No.85 E257系あずさ・かいじNo.86 小田急ロマンスカーNSE→小田急ロマンスカーMSENo.87 N700系新幹線その他,Nゲージダイキャストスケールモデルシリーズ以外の製品をいくつかご紹介します。<電動つばさ・のぞみ>プラ製で単3乾電池1本で駆動する電動モデル。軌間はNゲージより広く20ミリ程度。ラインナップは300系と400系を確認しています。(400系のパッケージにはダイキャストスケールモデルシリーズの写真が用いられている)(1983~1984年頃のトレーンカタログより。0系/200系でも同様の製品があったようだ)<トラムズ>線路幅9ミリの路面電車ダイキャストモデル「トラムズ」シリーズは,車体は3種類(新型車,オデコにライトのある旧型車,おへそにライトのある旧型車)で,カラーバリエーションにより以下のラインナップとなっていました。1.東京都交通局,2.札幌市交通局,3.万葉線,4.富山地方鉄道,5.阪堺電気軌道,6.岡山電気軌道,7.広島電鉄,8.土佐電鉄,9.伊予鉄道,10.長崎電気軌道,11.熊本市交通局,12.鹿児島市交通局<バスシリーズ>サクラ時代から,各種バスが製品化されていました。(ミニチュアカー1985年1月号より。2階建てバスはサクラ時代末期の製品)トレーンでは,1999年に「ポケットバス」シリーズ(1/80)を発売。路線バスと観光バスの2種類があり,ダイカスケールのバス(1/100)のように,全国各地のバス会社のカラーが発売されました。ラインナップは以下のとおりです。この他,読売新聞ヨミーバス(※都営バス広告車)などがありました。1.ようちえんバス,2.都営バス,3.京成バス,4.東武バス,5.神奈川中央バス,6.大阪市営バス,7.名鉄バス,8.阪急バス,9.JRバス,10.はとバス,11.空港リムジンバス,12.東急バス,13.小田急バス,14.京王帝都バス,15.名古屋市営バス,16.京都市営バス,17.神姫バス,18.西日本鉄道バス,19.北海道中央バス,20.仙台市営バス,21.近鉄バス,22.京阪バス,23.国際興業バス,24.横浜市営バス,25.西武バス,26.京浜急行バス,27.サファリバス,28.ラッピングバスA,29.ラッピングバスB,30.西武観光バスタイプ,31.関空リムジンバス2008年には,同じく1/80で,よりリアルな「フェイスフルバス」シリーズ(1/80)に代わっています。ラインナップは以下のとおりです。1.東京都交通局,2.はとバス,3.富士急行,4.東京空港交通,5.大阪市交通局,6.関空リムジンバス,7.小田急バス,8.北海道中央バス,9.近鉄バス,10.京阪バス,11.国際興業バス,12.西日本鉄道,13.ジェイアール東海バス,14.東急バス,15.京都市交通局,16.名鉄バス,17.名古屋市交通局,18.仙台市交通局<参考>(本文中で掲記した以外のもの)豊岡真澄「下町の電車ミニカー」ttps://www.club-thermos.jp/page?a=60ttps://www.club-thermos.jp/page?a=64ttps://www.club-thermos.jp/page?a=67